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HOME > 鉄道・バス車内写真 > 寝台特急・急行・夜行快速列車 > 24系「北斗星」

24系「北斗星」 - 食事(ディナー・パブタイム・朝定食)の写真

続いて私が取材した時に、実際に食べた食堂車のメニューを、夕食のコース料理、パブタイムメニュー(一部)、朝定食の順で紹介します。写真は「グランシャリオ」の入口にあるロゴマークの様子。金色のプレートは経年のためか、ややくすんでいるのが残念なところです。

夕食のコース料理 北斗星「懐石御膳」

「北斗星」食堂車のディナータイムは、「フランス料理」と「懐石御膳」の2種類が提供されています。「フランス料理」は、同区間を走る>>「カシオペア」と同一メニューが提供されていますが、「懐石御膳」は両列車でメニューが異なっています。こちらでは、いわば北斗星オリジナルの「懐石御膳」を見ることにしましょう。いずれも2014年12月現在でのメニューとなりますのでご了承ください。
なお、なお、「北斗星」と「カシオペア」で同じメニューの「フランス料理」ディナーコースは、>>「カシオペア」の該当項目で紹介しています。併せてご覧いただければと思います。

「北斗星」懐石御膳 全景
さてこちらが「北斗星」懐石御膳の全景です。かなり凝った料理が小さめのお皿に6皿並んでおり、またお吸い物も出てきます。以後、一品ずつ詳しく紹介していきます。
なお、「カシオペア」の懐石御膳の写真は、こちらも>>「カシオペア」の項でご覧いただけます。

「炊合せ」
末広カボチャ、里芋、蓮根、蒟蒻、蕗、人参

季節の野菜の炊き合わせです。甘みのある末広カボチャと、シャキシャキした食感が感じられる蓮根など、シンプルですが季節を感じられる仕上がりになっています。

季節御飯
こちらは鶏肉の炊き込みご飯でした。お米の奥まで味がしみ込んだ絶品です。パッと見ではそこまで多くなさそうに見えますが、思った以上に食べるのに時間がかかったのでそれなりに量はあるようです(笑)。

「温物」
黒毛和牛ビーフシチュー

人参、きのこ、ジャガイモなどが入ったビーフシチューです。これが「和食」なのかどうかはさておくにしても(笑)、しっかり煮込まれているためかシチューにも味がよく出ていました。

「焼き物」
蟹味噌甲羅焼、湯葉有馬煮

北海道の珍味、高級品としても名高いかにみそを使ったメニューです。食堂車のメニューで、ストレートに高級品を打ち出してくるのは珍しいような気がします。その脇にあるのは湯葉有馬煮。こちらはあっさりとした煮物というような感じでした。

「八寸」
サーモン味噌漬焼、海老鬼殻焼、鳥賊(いか)白焼、合鴨スモーク、姫リンゴワイン漬、手毬サーモン、若桃蜜煮

これだけの品目がコンパクトにまとまった芸の細かさを感じる一品です。食べるのは簡単でも、作るのにはそれなりに手間がかかっていそうです。烏賊(いか)の白焼はビールに、合鴨スモークはワインにとても合いそうな味ですねぇ(笑)。

「お造り」
サーモン、ホタテ、キス昆布〆、あしらい

北海道のお刺身を使ったお造りです。よく見ると、サーモンとレモンにはさまれている昆布が北海道の形になっているのが分かります。

お吸い物
そしてこちらがお吸い物。こちらは「カシオペア」で提供されるものと同一です。

甘味
食後にはお菓子とあたたかい緑茶が提供されます。

パブタイムメニュー(一部)

続いて、予約制のディナータイムが終わってから、予約なしで利用できる「パブタイム」営業時に提供されるメニューをいくつか紹介します。
この「パブタイム」は、21:10〜21:30頃から23:00まで営業しており、予約しないでも食堂車を楽しめる貴重な機会です。しかし、近頃は相当な人気となっており、営業開始の1時間前くらいから徐々に列ができ始めます。どうしても座りたい場合は、早めにロビーカーで待機していた方が良さそうです。
写真は食堂車の入口ドア脇の様子。私が乗車した時はクリスマス前だったためか、おしゃれなデザインのクリスマスリースがかけられていました。

マルゲリータ (830円)
さて、最初に紹介するのはピッツァ・マルゲリータ。こちらは830円と、比較的手を出しやすい価格設定です(笑)。生地は極めて薄く、食べやすい一品です。

煮込みハンバーグセット (2060円)
このパブタイム、「パブ」という名前ながら実際は「がっつり食事」のメニューもかなり多く提供されています。写真はそんな食事メニューの一つである「煮込みハンバーグセット」。ハンバーグはナイフを入れるとじわっと肉汁があふれ出す絶品でした。写真はライスですが、パンを選ぶこともできます。

北海道ソーセージ盛り合わせ(830円)
良いおつまみになりそうな「北海道ソーセージ盛り合わせ」。さまざまな種類のソーセージが4本並んでいます。

ハウスワイン (2060円)
北斗星の食堂車の名物と言っても過言ではない「ハウスワイン」。見た目は普通のワインですが、よく見るとラベルに、食堂車「グランシャリオ」のロゴと北斗星の車両が描かれています。
このワインはパブタイムだけでなく、ディナータイムでも注文することができますが、こちらも最近はかなりの人気だそうで、お話を伺った食堂車の方によると、パブタイム開始直後に売り切れてしまうことも多いそうです。
なお、写真は白ワインですが、他に赤ワインも存在します。

ハウスワイン (2060円)
ラベルのアップ。よく見るとコルクにも北海道の島の形がデザインされています。

朝食メニュー2種類

洋定食
変わってこちらが朝食メニューの洋定食です。こちらは予約制ではなく、下りは朝6:30〜8:30(L.O. 8:00)、上りは朝6:30〜9:00(L.O. 8:30)の間に食堂車に行って食べることになります。料金はいずれも1620円。また、こちらは「カシオペア」と同一メニューが提供されています。

和定食
で、和定食はこんな感じ。ラストオーダーギリギリに行くと、シャケなどが冷えた状態で出てくることがあるので、温かい状態で食べたい場合は早起きした方が良さそうです(笑)。

コーヒー
食後はコーヒーまたは紅茶がサービスされます。

項目

  • A寝台「ロイヤル」
  • A寝台「ツインデラックス」
  • B寝台「デュエット」
    (JR北海道編成)
  • B寝台「ソロ」
    (JR北海道編成)
  • B寝台「デュエット」
    (JR東日本編成)
  • B寝台「ソロ」
    (JR東日本編成)
  • B寝台 1・2号車
  • B寝台 11号車
  • 食堂車・ロビーカー
    シャワールーム
  • 食事の写真・おまけ

撮影日時・場所

撮影日:2014年12月18日、2015年2月4日
撮影場所:上り「北斗星」号 車内

関連項目

>> E26系「カシオペア」
>> 24系「トワイライトエクスプレス」

「北斗星」概説

上野〜札幌間を、東北本線、IGRいわて銀河鉄道線、青い森鉄道線、津軽海峡線、函館本線、室蘭本線、千歳線を経由し、16時間以上かけて結ぶ寝台特急。

1日1往復が運行されており、鉄道ファンのみならず一般の旅行者にも人気がある。

同区間を走る「カシオペア」とともに、東北本線の豪華寝台特急として運行されていたが、車両の老朽化や北海道新幹線の開業準備などにより、2015年3月での廃止が決定している。2015年4月以降は、8月まで臨時列車として走る見込み。

車両概説

デビュー年:1989年(列車)

寝台列車の主力車両。
当初B寝台は3段式で登場したが、その後寝台列車の需要減少や設備改善のために、現在は全てが2段式になっている。

車体構造はその前に登場した14系とほぼ同様だが、1972年11月の北陸トンネル火災事故の教訓をきっかけに、防火対策を強化したほか、電源は集中電源式が使用されている。

24系の中には、サシ481、489などから改造されて食堂車となったもの(北斗星などで使用)、また20系の電源車カヤ21から改造され、24系の電源車となったものもあるが、後者は全車廃車済み。

寝台列車自体の縮小に伴い、本系列も数を減らしつつある。

紅茶
で、こちらが紅茶の様子。紅茶はストレート、レモンティー、ミルクティーの3種類から選ぶことができます。

おまけ

食堂車から見える朝焼け。朝焼けを見ながらおいしい朝定食に舌鼓を打つのもまた一興です。

<<前は食堂車・ロビーカー・シャワールームです。

項目

  • A寝台「ロイヤル」
  • A寝台「ツインデラックス」
  • B寝台「デュエット」
    (JR北海道編成)
  • B寝台「ソロ」
    (JR北海道編成)
  • B寝台「デュエット」
    (JR東日本編成)
  • B寝台「ソロ」
    (JR東日本編成)
  • B寝台 1・2号車
  • B寝台 11号車
  • 食堂車・ロビーカー
    シャワールーム
  • 食事の写真・おまけ
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