鉄道・高速バス
車内・座席写真のサイト

  • ホーム
    Home
  • 鉄道・バス車内写真
    Train Interior
  • 電車の写真
    Photos
  • 特集・レポート
    Reports
  • ご案内
    Info
  • メール
    Contact
  • リンク
    Links

HOME > 鉄道・バス車内写真 > 寝台特急・急行・夜行快速列車 > 24系「北斗星」

24系「北斗星」 - B寝台 1・2号車

JR北海道が所有する車両には、車体の側面にこんなエンブレムがついています。昔話をすれば、かつて北海道内で運行されていた夜行特急の「オホーツク」や「まりも」の寝台車にも、これと似たようなロゴがついていました。

1号車 Bコンパート (JR北海道保有)

まだまだ長いですが気長にお付き合いください。こちら、もっとも上野寄りの1号車に連結されているBコンパートの様子です。Bコンパートとは、通常の開放型寝台の入口部分にドアが設けられたものです。通常、このドアは全開の状態でロックされていますが、1ボックスを同一グループの4人が使う場合に限り、車掌の方にロックを解除してもらい、簡単な個室として使用できます。
基本的に他のB寝台とは同じ枠で販売されているようなので、4人のグループで開放型B寝台を使う場合は1号車を指名買いするといいのではないでしょうか。なお、このBコンパートは北斗星の他に、>>トワイライトエクスプレスにも連結されています。

ドアのアップ。個室として使用する場合、利用者が使う鍵は暗証番号式になります。このテンキーはJR北海道の個室寝台車でよく見られる仕様です。

寝台の全景。ドアがついている以外は、通常の開放型B寝台と同一です。

下段寝台のアップ。モケットは交換されていますが、それ以外はデビュー当時の雰囲気をよく残しています。。

上段寝台の様子。転落防止の紐も、ねじれてかなりくたびれてきているのがお分かりいただけると思います。

2号車 B寝台 (JR北海道保有)

さて、続いて2号車のB寝台をご覧いただきます。こちらもJR北海道が保有する車両ですが、こちらはボックス部分に扉のついていない、通常の開放型B寝台となっています。
(撮影車両:オハネフ25-216)

ボックス部分の様子。モケットやカーペットが交換されているとはいえ、金属製のハシゴ、茶色の常備式スリッパなど、かつてのブルートレインを感じさせる要素は十分にあります。「北斗星」と言うと、一般に個室寝台がどうしてもクローズアップされがちですが、時にはこんな昔ながらのB寝台に身を預けて、まったり北海道を目指すというのも決して悪くはなさそうです。

下段寝台の様子。通路側にはテーブルが備わるほか、寝台上部分にはメガネなどのアクセサリーを置いておける展開式の小テーブルが備わります。
ちなみにこの写真を撮影していたら、隣のボックスにいた女性連れの方が「あら、通路側にもテーブルあったのね!(笑)」と驚いていました(笑)。確かにやや目立たない場所にありますが、実際に乗車して見ていてもこのテーブルを知っている方は少ないようで、使っている人はあまりいませんでした。

上段寝台はこんな感じです。

ボックス部分の天井を撮影してみました。天井の照明には丸い蛍光灯が使われていますが、この丸蛍光灯も最近は電車の中はもちろん、普通の建物でもほとんど見かけなくなった気がします。

読書灯の様子。照度は2段階に調節できます。

背もたれ上の小物テーブルはこんな感じ。テーブルの上には滑り止めなどが特段あるわけではないので、メガネなどを中途半端に置くと、列車の揺れで落ちてきます(笑)。

4人分並ぶスリッパ。これも寝台列車“ならでは”の光景ではないでしょうか。

寝台の番号の表記はボックス入口にあります。

通路には一定間隔で、化粧直し用の鏡が備わります。

号車表記、SOSボタン、トイレ使用中ランプなど。洗練や飾り気とは無縁のデザインですが、これも独特のノスタルジーを感じるポイントであるような気がします。

B寝台 洗面台・トイレ

※以後、トイレ内部の写真が含まれます。予めご了承ください。

トイレ、洗面台があるデッキ部分の様子。多少の改造は施されているとはいえ、飾り気の類はあまり感じません。おそらくデビュー当時からこんな感じなのでしょう(笑)。

洗面台は改装されており、鏡が三面になっているほか、自動水栓になっています。温水の温度も調節できますが、特に冬場は温かくなるまでにやや時間がかかることもあるので、そこらへんは気長に待ちましょう(笑)。
また、この部分は「カミソリ用」という名目でコンセントが設けられています。B寝台は基本的にコンセントがないので、どうしても携帯電話などの充電が必要という場合はこちらを利用される方が多いようです。もっとも本来の用途ではない以上、それこそ水に浸かったり盗まれたりする危険性は十分にあります。利用する場合は自己責任で使いましょう。

項目

  • A寝台「ロイヤル」
  • A寝台「ツインデラックス」
  • B寝台「デュエット」
    (JR北海道編成)
  • B寝台「ソロ」
    (JR北海道編成)
  • B寝台「デュエット」
    (JR東日本編成)
  • B寝台「ソロ」
    (JR東日本編成)
  • B寝台 1・2号車
  • B寝台 11号車
  • 食堂車・ロビーカー
    シャワールーム
  • 食事の写真・おまけ

撮影日時・場所

撮影日:2014年12月17日
撮影場所:上野駅 「北斗星」号 車内

モケット

(↑) 寝台モケット

(↑) カーテン

(↑) 浴衣

関連項目

>> E26系「カシオペア」
>> 24系「トワイライトエクスプレス」

「北斗星」概説

上野〜札幌間を、東北本線、IGRいわて銀河鉄道線、青い森鉄道線、津軽海峡線、函館本線、室蘭本線、千歳線を経由し、16時間以上かけて結ぶ寝台特急。

1日1往復が運行されており、鉄道ファンのみならず一般の旅行者にも人気がある。

同区間を走る「カシオペア」とともに、東北本線の豪華寝台特急として運行されていたが、車両の老朽化や北海道新幹線の開業準備などにより、2015年3月での廃止が決定している。2015年4月以降は、8月まで臨時列車として走る見込み。

車両概説

デビュー年:1989年(列車)

寝台列車の主力車両。
当初B寝台は3段式で登場したが、その後寝台列車の需要減少や設備改善のために、現在は全てが2段式になっている。

車体構造はその前に登場した14系とほぼ同様だが、1972年11月の北陸トンネル火災事故の教訓をきっかけに、防火対策を強化したほか、電源は集中電源式が使用されている。

24系の中には、サシ481、489などから改造されて食堂車となったもの(北斗星などで使用)、また20系の電源車カヤ21から改造され、24系の電源車となったものもあるが、後者は全車廃車済み。

寝台列車自体の縮小に伴い、本系列も数を減らしつつある。

トイレ内部の様子。壁がやけに擦れていて、だいぶくたびれています。銀色の便器や手洗い台など、デビュー当時からの品々(笑)がいまだに現役です。

>>次はB寝台 11号車です。
L <<前は B寝台「ソロ」(JR東日本編成)です。

項目

  • A寝台「ロイヤル」
  • A寝台「ツインデラックス」
  • B寝台「デュエット」
    (JR北海道編成)
  • B寝台「ソロ」
    (JR北海道編成)
  • B寝台「デュエット」
    (JR東日本編成)
  • B寝台「ソロ」
    (JR東日本編成)
  • B寝台 1・2号車
  • B寝台 11号車
  • 食堂車・ロビーカー
    シャワールーム
  • 食事の写真・おまけ
HOME > 鉄道・バス車内写真 > 寝台特急・急行・夜行快速列車 > 24系「北斗星」

  • ホーム
    Home
  • 鉄道・バス車内写真
    Train Interior
  • 電車の写真
    Photos
  • 特集・レポート
    Reports
  • ご案内
    Info
  • メール
    Contact
  • リンク
    Links
copyright(c)2002- Nukezo, All Right Reserved.
当サイト内で公開されている写真・文章などの無断での転載・無断引用は、
引用元の表示があっても固くお断りしております。事前にご一報ください。