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HOME > 鉄道・バス車内写真 > 寝台特急・急行・夜行快速列車 > 24系「北斗星」

24系「北斗星」 - 食堂車・ロビーカー・シャワールーム

札幌〜函館間はDD51が重連で牽引します。JR北海道内の駅では、ホームの長さの関係から、先頭のDD51がホームからやや飛び出て停車する駅が多くなっています。函館駅はそんなDD51が撮影できる数少ない場所のため、停車すると同時に撮影会が始まります(笑)。なお、到着するとDD51はわりとすぐに切り離されてしまうので、撮影したい場合は一番近い1号車で待ち構える必要がありそうです。

「上野行き」の表示。ちなみに「北斗星」の行先は「上野」と「札幌」しか入っていないようです。

7号車 食堂車「グランシャリオ」

さて、続いて紹介するのは「北斗星」の“名物”でもある食堂車「グランシャリオ」です。写真は札幌寄りにある通路の様子。写真左手側に厨房がある関係で、通路は片方に寄せられています。木目調と赤カーペットがあいまって、レトロな中にも高級感を感じる作りになってはいますが、最近はこの赤カーペットが一部擦れているのがちらほら見られます。いくらデビューから25年が経過しているとはいえ、ここはやや残念なところです。

食堂車車内の様子。かつてはJR北海道持ちとJR東日本持ちの車両で内装が異なり、同じ「北斗星」でも食堂車の内装は2パターンありましたが、後にJR北海道のそれは廃車されています。現在は、写真のJR東日本の車両が連結されていますが、車内は天井のシャンデリアなどを除けば飾りの類は少なく、「>>トワイライトエクスプレス」などに比べると、よくも悪くもあっさりした印象を受けます。
写真は札幌方向を向いて撮影したもので、奥に厨房とレジが備わります。

上野に向かった方向で撮影するとこんな感じです。

ディナータイム営業時の車内はこんな感じ。各席にお皿やフォーク、ナイフ、ナプキンなどが備え付けられており、見るからにゴージャスな雰囲気に満ちています(笑)。

2人がけテーブルの様子。列車の中ゆえ仕方ないのかもしれませんが、テーブルはそこまで大きいものではなく、特にフランス料理などを注文して二人で向かい合って座るとやや狭いです。椅子やカーテンのカラーは濃いピンクで統一されています。

で、こちらが4人がけの様子。

食堂車の照明の様子。シャンデリアのような照明が一定間隔で並んでいますが、空調設備などは特に隠すことなくそのまま設置されています。

厨房に向かって撮影してみました。この部分にはレジがあり、ビールやシャワーカードの販売もなされています。
どうでもいい話ですが、トワイライトだと「ダイナープレヤデス」の専用のレシートで出てきますが、こちらの「北斗星」は通常の車内販売と同じ「NRE」のロゴ入りのものが手渡されます(笑)。淡い期待を秘めた状態で、通常のNREのレシートを渡されると多少「ガクッ」と来る方も決して少なくないのではないでしょうか。せっかくなので、専用のレシートを用意しても良かったような気がしますねぇ。

上野寄りの出入り口はこんな感じです。ドアの手かけは全て金色をしています。

テーブル上のランプシェードの様子。夜の時間帯はかなり幻想的です。また、私が乗車したのがクリスマス前だったためか、ランプの“柄”の部分に「Merry Christmas」の文字をかたどった飾りがつけられていました。

6号車 ミニロビー

変わってこちらが6号車のミニロビーの様子。車両の半分はB個室「ソロ」となっており、半室だけのこぢんまりとした空間です。10人も入れば満席になってしまうため、利用する場合はなるべく早めに席を確保した方が良さそうです…が、なかなか人気のスペースで、私が乗車した時は常時にぎわっていた感じがします。
ちなみにこの写真は上野方向を向いて撮影したものです。

札幌方面を向いて撮影するとこんな感じ。奥には後で紹介するシャワーブースの他、テレビとかつての公衆電話スペースがあります。このテレビでは車内にあるDVDプレーヤーで再生される映画が放映されていますが、音量はかなり絞られていてほとんど聞こえません(笑)。

窓に面した椅子の様子。回転式のおしゃれな椅子が3脚ならんでいます。ここでお酒やおつまみを広げて、ロビーカーで知り合った人たちと一杯やるのが「北斗星」では一種の“恒例”となっており、それこそ深夜まで飲めや食えやの宴会が繰り広げられていました(笑)。私も何度かこの宴会に参加しましたが、同じ列車に居合わせた人たちがお酒や食べ物を通じて交流するというのは、現代の列車ではなかなかない素敵なことではないでしょうか。ミニロビーでの宴会は、ブルートレインだからこその楽しみと言えそうです。

反対側のソファはこんな感じです。やけに沈み込みの深いソファなので、長時間ずっと座っていると妙な疲れが出てきます(笑)。

テレビやかつての公衆電話ブースの様子。

窓と窓の間には小さいながらもシャンデリアが設けられています。

上野寄りのドアの脇には、見ての通り大沼公園の写真が掲示されています。後ろから蛍光灯で照らす電照式で、夜になると妙に眩しい写真です(笑)。この写真も経年のためか、やや薄くなってきているような気がします。

ミニロビーの天井の様子。蛍光灯の間接照明です。

ロビーカーのデッキには自動販売機が備わります。

6号車 シャワールーム

続いて6号車に備わるシャワールームを見ていきます。写真はシャワールームの入り口部分。2部屋が設けられており、30分おきに使用できます。
「北斗星」は、ロイヤル以外にはシャワーがありません。そのため、列車内でシャワーを浴びたい人は、食堂車で「シャワーカード」(及び必要に応じシャワーセット)を購入(=利用時間の予約)することになります。
このシャワーカード、実はけっこうな人気のようで、列車が出発してまもなく売り切れてしまうことも多いようです。また、どうにか空いていても深夜の使いにくい時間帯だけ、ということもあるため、シャワーを利用したい場合は列車が入線したらすぐ食堂車へ直行して予約(=シャワーカードを購入)した方がよさそうです。

シャワールームの入口部分。手前にはカード読み取り機があり、ここに購入したカードを挿入すると使うことができます。この部分は更衣室を兼ねており、鏡、小物入れ、ドライヤーなどがついています。
なお、このカード読み取り機は、入口のドアを完全に施錠しないと反応しません。私が利用した時も、ドアの施錠が甘かったためか、カードが吸い込まれたままシャワーが出ないという状況に陥りました(笑)。利用する時は、鍵が完全にかかっていることをよく確認してからカードを入れましょう。

更衣室の足元には、温風が出てくる暖房器具が備わっています。列車内とはいえ、冬場はそれなりに寒くなるのでかなりありがたい設備です(笑)。
なお関係ないですが、この更衣室の床に敷かれているタオルは、利用者が交代するごとに交換されるわけではありません。私が利用した時も、遅い時間に利用したためかは分かりませんが、よーく見ると前に使った人の髪の毛がいくつか落ちていました。清潔感が気になる方は、なるべく早めの時間を予約した方が無難かと思います。

そしてシャワーの内部の様子。車体の上下幅をいっぱいに使っているので、さほど圧迫感は感じません。お湯は6分間使うことができ、シャワー脇のデジタルカウンターに残り時間が表示されます。もっとも、お湯を止めている間はカウンターは回らないので、実際に使ってみると余裕で事が足りました。

シャワーセット

食堂車では、シャワーカードと合わせてシャンプー、コンディショナー、ローション、タオルがセットになった「シャワーセット」も販売されており、420円で購入できます。

項目

  • A寝台「ロイヤル」
  • A寝台「ツインデラックス」
  • B寝台「デュエット」
    (JR北海道編成)
  • B寝台「ソロ」
    (JR北海道編成)
  • B寝台「デュエット」
    (JR東日本編成)
  • B寝台「ソロ」
    (JR東日本編成)
  • B寝台 1・2号車
  • B寝台 11号車
  • 食堂車・ロビーカー
    シャワールーム
  • 食事の写真・おまけ

撮影日時・場所

撮影日:2014年12月18日、2015年2月4日
撮影場所:上り「北斗星」 車内

モケット

(↑) 食堂車 椅子モケット

(↑) ロビーカー 椅子モケット

関連項目

>> E26系「カシオペア」
>> 24系「トワイライトエクスプレス」

「北斗星」概説

上野〜札幌間を、東北本線、IGRいわて銀河鉄道線、青い森鉄道線、津軽海峡線、函館本線、室蘭本線、千歳線を経由し、16時間以上かけて結ぶ寝台特急。

1日1往復が運行されており、鉄道ファンのみならず一般の旅行者にも人気がある。

同区間を走る「カシオペア」とともに、東北本線の豪華寝台特急として運行されていたが、車両の老朽化や北海道新幹線の開業準備などにより、2015年3月での廃止が決定している。2015年4月以降は、8月まで臨時列車として走る見込み。

車両概説

デビュー年:1989年(列車)

寝台列車の主力車両。
当初B寝台は3段式で登場したが、その後寝台列車の需要減少や設備改善のために、現在は全てが2段式になっている。

車体構造はその前に登場した14系とほぼ同様だが、1972年11月の北陸トンネル火災事故の教訓をきっかけに、防火対策を強化したほか、電源は集中電源式が使用されている。

24系の中には、サシ481、489などから改造されて食堂車となったもの(北斗星などで使用)、また20系の電源車カヤ21から改造され、24系の電源車となったものもあるが、後者は全車廃車済み。

寝台列車自体の縮小に伴い、本系列も数を減らしつつある。

その他

タオルとシャンプー類を外に出してみました。シャンプーなどは「メリット」の旅行用と思われるものですが、タオルには「北斗星」のヘッドマークが大きく描かれています。これも「北斗星」の廃止とともに手に入らなくなるのでしょう。家でも使える「記念品」になるので、乗車した際はぜひ購入してみるといいのではないかと思います(笑)。

>>次は食堂車・食事の写真です。
L <<前はB寝台 11号車です。

項目

  • A寝台「ロイヤル」
  • A寝台「ツインデラックス」
  • B寝台「デュエット」
    (JR北海道編成)
  • B寝台「ソロ」
    (JR北海道編成)
  • B寝台「デュエット」
    (JR東日本編成)
  • B寝台「ソロ」
    (JR東日本編成)
  • B寝台 1・2号車
  • B寝台 11号車
  • 食堂車・ロビーカー
    シャワールーム
  • 食事の写真・おまけ
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