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24系「北斗星」 - B寝台「ソロ」(JR東日本編成) 上野駅13番線にある「北斗星」「カシオペア」の乗車口案内の様子。
9号車 B寝台「ソロ」通路 次に9・10号車に連結されているB寝台「ソロ」を見ていくことにします。こちらはJR東日本が保有している車両で、車内は木目調を基調にしています。ドア部分がゴツゴツしたイメージのためか、妙にレトロな雰囲気を感じる車内です。 9号車 B寝台「ソロ」下段(オロハネ25-502・503)
というわけで下段個室を見ていきます。個室はパッと見では「よく見かける“ソロ”」ですが、2階席がある関係で天井がやけに低くなっています。実際、個室のドアもかなり低くなっており、身をかがめて個室内に潜り込むような感じになります。
寝台のアップ。荷物置き場はベッド上に備わっており、JR北海道の車両のそれに比べるとやや手狭ではありますが、大荷物でなければむしろこちらの方が使いやすい気もします。
寝台の転落防止柵を展開するとこんな感じ。色こそ黒に塗装されていますが、私が利用した個室のそれは経年のためか、動きが多少ガタガタしていました。
読書灯、荷物置き場、オーディオパネル、緊急用押しボタンなど。
窓際には背もたれがついており、ひじ掛けを下して展開すると簡単なソファとして使うことができます。ひじ掛け部分にはリネンもついており、清潔感を感じる…だけでなく、モケットが経年のためかかなり擦れており、それを隠す意味もあってこのひじ掛けリネンがあるのではと思うのは私だけではないはずです(笑)。
通路側にも窓が備わります。デフォルトでは見ての通りカーテンが閉められています。
暖房、車内照明の操作スイッチなど。暖房のスイッチは妙にレトロな雰囲気でなかなかいい味を出しているように思います。
足元にはフットライトが備わります。
天井の様子。鏡、照明、コートかけなどが並びます。 9号車 B寝台「ソロ」上段(オロハネ25-502・503)
続いて「ソロ」の上段を見ていきます。JR北海道持ちの「ソロ」上段は、個室内部に階段があるタイプですが、こちらのJR東日本所有の「ソロ」は階段を上がったところに部屋が左右2部屋がある形状になっています(つまり階段は2部屋で共有)。
上段の左右2部屋は、階段のほか、カードキーのリーダーも共有しています。
さてこちらが上段個室の入口から撮影した写真になります。天井が低く曲がっているため、実際に入った感じは下段寝台以上に窮屈です。
上段個室内部の様子。設備は下段と同一ですが、配置がかなり異なっているのが特徴です。
荷物置き場は上段寝台の場合、ドアのすぐ脇に設けられています。 9号車 B寝台「ソロ」上段(オロハネ25-501)
JR東日本が保有する「ソロ」の上段室は、これまでご覧いただいた通り「階段を上ったところで部屋が2つに分かれている」というような構造ですが、実は一両だけ、JR北海道編成のそれのように室内に階段があるタイプの個室を持つ車両が存在します。写真がその上段の様子。パッと見はJR北海道のソロと同じに見えます。
ベッドのアップです。基本的に「デュエット」と同じですが、こちらは一人でしか利用できないため、ベッドごとのカーテンは設けられていません。
鏡、小物入れ、オーディオスピーカー、火災探知機など。この火災探知機のデザインも、古い建物によく見られるそれに近い形をしているように思います。
オーディオパネル、読書灯、室内灯の操作パネルなど。
通路天井部分の荷物置き場はこんな感じ。金属の色も、モケットと同じ茶色に揃えられています。
上段へ上がる階段部分には手すりが設けられています。デザイン的に、後付けされたものと思われます。パッと見で、お風呂の中で見かけるそれを連想してしまったのは私だけではないはずです(笑)。 カードキー
9・10号車の個室はカードキーで鍵をかけるタイプになっており、乗車してしばらくすると車掌の方がカードキーを持ってきます。どうでもいい話ですが、このカードキーを通すリーダーの仕様がやや古いためなのかは分かりませんが、ある一定の速度で挿入しないと認識しないらしく、入れてすんなり鍵が開くまではやや習熟が必要です(笑)。なお、このカードは乗車した記念に持ち帰ることもできます。
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