24系25形 四国遍路の駅「オハネフの宿」へのアクセス

目次

デュエット下段・共用トイレ・シャワー
デュエット上段・洗面台・車掌室
開放型B寝台
開放型B寝台 洗面台・車掌室
「オハネフの宿」へのアクセス
「内野々集落センター」バス停からの徒歩ルート

24系25形 四国遍路の駅「オハネフの宿」 – アクセス

※ 最終更新 2024/02/23

<所在地>
香川県観音寺市大野原町丸井1974-57

<最寄り公共交通機関>
鉄道駅:JR予讃線「観音寺」または「豊浜」
バス停:観音寺市乗り合いバス「内野々集落センター」または「谷上(及び「五郷井関」)
※日曜・12/29~1/3運休

<アクセスの利便性>
☆☆☆(難:公共交通機関での場合
(レンタカーやタクシー併用の場合は★☆☆

<周辺施設の利便性>
☆☆☆(難)
(周辺に商店なし)

<アクセス>

クリック・タップすると大きな画像でご覧いただけます。

総論

<総評:日曜・年末年始は公共交通機関のみでのアクセスができない

・JR予讃線の観音寺駅または豊浜駅から、「観音寺市のりあいバス」に乗車。但し日曜・年末年始(12/29〜1/3)は全便運休となる。チェックイン・チェックアウトが日曜にかかる場合は注意が必要。

・学生や多くの社会人が休みとなる土曜〜日曜の宿泊の場合、日曜日に「オハネフの宿」からどうやって駅に出るかが問題となる。「四国遍路の駅 オハネフの宿 なは 瀬戸」で送迎サービスは行っていないため、この場合はタクシーやレンタカーなどの併用が必須。タクシーについては>>後述

各論「観音寺市のりあいバス」について

【結論】可能な限り「内野々集落センター」から、なるべく明るいうちに目指せ

・「オハネフの宿」の最寄りバス停は、観音寺市のりあいバス(五郷高室線)の「内野々集落センター」。バスを降りてから、さらに1.8kmほど歩く。観音寺駅または豊浜駅から乗車でき、運賃は片道100円。

・但し、「内野々集落センター」まで行くバスは朝夕の1日1往復のみ(→時刻表)

・旅程上、「内野々集落センター」バス停が利用できない場合は谷上または五郷井関」バス停を利用。本数は1日4往復。「オハネフの宿」へは「谷上」から3.1km、「五郷井関」から2.7kmほどで到達可(→「五郷井関」バス停については後述)

・「内野々集落センター」「五郷井関」「谷上」どのバス停から目指しても、道中の路地は非常に細い。また急な坂道が多く、特に行きはずっと上り坂が続くため、距離の割には体力を消耗する。

・バス停からの道中、街灯は皆無に等しい。日没後は文字通り「漆黒の闇」となる。公共交通機関で訪れる場合は、なるべく明るい時間帯に到着した方が良さそうに感じた。

・観音寺市のりあいバスの車内では、「次は○○」といった案内放送が流れないため注意。乗車時に運転手から行先を確認され、バス停にも停まってくれるが、到着時にアナウンスなどは特段ない。
不安であれば、スマホの地図アプリを見ながら、あるいは通過バス停の停留所名を確認しながら乗車するのも手。

【注意:「五郷井関」バス停について】

(内野々集落センター以外で)「オハネフの宿」への最寄りバス停は、厳密には「五郷井関」バス停。「オハネフの宿」までは2.7kmの距離にある。

ただ「五郷井関」バス停は時刻表上に載っていないバス停なので、利用の際は注意が必要。「五郷井関」バス停の時刻は、隣バス停「谷上」の時刻を一つの目安とするしかない。

時刻が分かる谷上を利用するか、「谷上」より400m長くバスに乗れる五郷井関で降りるかは好みの問題であるが、個人的にはこの2バス停なら谷上の方が無難と思われる。

なお、「五郷井関」バス停の所在地・住所は香川県観音寺市大野原町井関705付近。Googleマップほか地図アプリで「五郷井関」バス停を目指す場合は、上記の住所を入力する。

観音寺市のりあいバス(五郷高室線)時刻表(簡易版)

便名観音寺駅豊浜駅谷 上内野々
集落センター
豊浜駅観音寺駅備考
1便7:14||7:368:00「海老済」始発
1・2便8:529:1609:38
10:02
10:16
10:2010:3911:07「谷上」を先に
経由
2・3便12:1712:4113:03
13:05
||13:2313:51
3・4便14:5315:2115:44(※)
15:58(※)
16:22(※)
15:4016:4417:08「内野々集落
センター」を
先に経由
4便18:0018:2418:46「海老済」止まり
※2023年7月現在(出典:のりあいバス – 観音寺市ホームページ

同じ場所を何度も経由するなど、ルートは非常に複雑怪奇である。地元民向けに振り切ったコミュニティバスゆえか。

・谷上への最終便となる4便、または谷上からの始発便である1便に乗車する場合を除き、あえて「谷上」「五郷井関」バス停を利用する必要性は低い。泊まりに行くなら行きに「3・4便」、帰りに「1・2便」が現実的と思われる。

・このように観音寺市のりあいバスは、バス停から「オハネフの宿」までの徒歩時間・本数を考えると、「泊まりに行くために乗るならまぁ使えなくもない、見学やうどんなど日帰りでバスを利用するのは非現実的」というのが個人的な評価である。

日没後の「オハネフの宿」。街灯がないため、本当に文字通り「漆黒の闇」となる。

各論 タクシー利用について

「オハネフの宿」に滑り込んでくるタクシー。自分が利用した時は、迎車依頼から到着まで20分程度だった。

豊浜駅~「オハネフの宿」は、タクシーで移動すると20分程度・料金は3000~4000円である。

急な坂道が連続し、日没以降は本当に真っ暗になる道中は、タクシーで快適・安全に移動するのも手。

運転手へ行先を伝える時、及び電話で迎車を依頼する際は、「雲辺寺のブルートレインのあるところ」で通じた。

<行き>

豊浜駅を出てすぐの場所に、「立石タクシー」の営業所あり。また、駅前のタクシーロータリーに停まっているタクシーは立石タクシーが多い模様(オーナー談)

<帰り>

オーナー氏に聞けば「立石タクシー」のほか、近隣のタクシー会社の社名を教えてもらえる。あとは、自身のスマホなどで電話番号を検索して電話~迎車を依頼。「オハネフの宿」ではタクシーの取次は行っていないため、宿泊者自身で電話してタクシーを手配することになる。

余談だが、帰りに乗ったタクシーの運転手は私が乗るなり

へーー!!電車が来たのは知ってたけど、ここって泊まれるの?いくら?(原文ママ)

と興味津々な様子だった。ともあれ、この地にブルートレインがやってきたことは地域でも知られている模様。

施設周辺と食料調達事情

【総評】施設周辺には基本的に何もない。(公共交通機関で行く場合は)食料は事前確保必須

(後述する「岸井うどん」を除き)施設周辺には飲食店などの施設が一切ない。最寄りのコンビニ(ファミリーマート大野原町萩原店)まで4.5km。スーパーマーケットは片道8kmほど離れており、利用する場合は車移動が必須。

公共交通機関で訪れる際は、夕食(及び必要に応じて晩酌や朝食)は事前に調達を。飲料に限り、ブルートレインから至近の雲辺寺ロープウェイのりば駐車場敷地内設置の自動販売機で購入できる。

観音寺駅で食料を調達する場合は、駅を出て右手すぐのセブンイレブン(キヨスク観音寺駅店)、あるいはセブンイレブン脇の跨線橋を渡って降りてすぐのマックスバリュ(観音寺駅南店)が利用できる。

豊浜駅は、駅前・駅付近に商店がない。850mほど歩いたところ(約10~15分程度)にセブンイレブン(観音寺豊浜町店)がある(いずれも2024年1月現在)

観音寺駅前のマックスバリュ。店舗面積は広く、品揃えは豊富。
豊浜駅前は閑静な住宅街。

「岸井うどん」について

・「オハネフの宿」には、オーナーが運営する「岸井うどん天空のブルートレイン店」が隣接している。

営業時間は10:30〜15:00(火曜定休・その他不定期に休業)。従って、宿泊時の夕食・朝食には利用できない。

・チェックアウトの日が「岸井うどん」の定休日(火曜日ほか)・休業日でなければ、事前にオーナー氏に頼むと朝9時頃からうどん屋を開けてくれる場合がある模様
ただしオーナー氏の都合や事情次第なので、頼めば必ず開店してもらえるわけではない。

・朝食に「岸井うどん」を食べたい場合は、訪問前にオーナー氏に確認を。公共交通機関で訪れる際は、その回答によって朝食を事前に買うか検討してもよい。

・帰りに観音寺市のりあいバスの「内野々集落センター」バス停を利用する場合、バスの発車時刻は10:20である。バス停への徒歩時間(30〜40分程度)を加味して、“時間配分”を考えるようにしたいところ。

このページは6ページ構成です。次は>>「内野々集落センター」バス停からの徒歩ルート 編です。

目次

デュエット下段・共用トイレ・シャワー
デュエット上段・洗面台・車掌室
開放型B寝台
開放型B寝台 洗面台・車掌室
「オハネフの宿」へのアクセス
「内野々集落センター」バス停からの徒歩ルート

概説

デビュー年:2023年4月(「オハネフの宿」としてのデビュー)

「四国遍路の駅『オハネフの宿』」とは、香川県観音寺市内で運営されている宿泊施設。

かつてNPO法人BigUpが運営していた宿泊施設「阿久根ツーリングSTAYtion」(2008~2014年)で使用されていた客車を、クラウドファンディングによる資金調達で香川県内に移設したもの。

客車は「阿久根ツーリングSTAYtion」が2014年5月頃に閉館して以降、長らく阿久根駅前に放置されていたが、2021年にクラウドファンディングの成立により、相次いで香川県内に移設。2年間の整備を経て2023年4月8日から宿泊受付を開始した。

宿泊料金は開放型B寝台が5,000円、「デュエット」1室が12,000円。2024年2月現在、予約受付は電話のみ。予約受付期間(不定期に営業しない日場合あり)の告知・受付開始のお知らせは、全て公式X(Twitter)で行われる。

タイトルとURLをコピーしました