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HOME > 鉄道・バス車内写真 > 寝台特急・急行・夜行快速列車 > E26系「カシオペア」

E26系「カシオペア」 - 「ラウンジカー」と展望室から見える風景ほか

車体側面の「カシオペア」のロゴ。

12号車 ラウンジカー

さてこの項では12号車に連結されているラウンジカーの車内を見ていきます。写真はラウンジへと向かう通路の様子です。この車両は車内販売の準備室などを兼ねているため、ご覧のとおりかなり長い通路が存在します。
このラウンジカーは電源車も兼ねています。一般に電源車というと、ディーゼルエンジンの音で非常にやかましい印象があるのですが、この「カシオペア」については防音がかなりしっかりしているようで、車内は思いのほか静かです。

さてラウンジカーの様子です。車内はソファと椅子が並んでおり、景色を眺めながらゆったり過ごせます。また、照明にも一工夫されており、主に足元から照らす方式にしてムードのある空間を作っているようです。
同区間を走る「北斗星」のラウンジカーでは、出発してからしばらくすると、主に一人で旅行している人たちがお酒などを持って、その場に居合わせた人たちと深夜までパーティーを繰り広げるという、かなり楽しいイベント?が開催されるのが常ですが、この「カシオペア」は、全室2人用個室ということもあってか、ラウンジカーは終始ガラガラでした。設備もさることながら、一番札幌よりの12号車に連結されており、特に1号車や2号車の人からは行きにくいという理由もあるのかもしれません。

ラウンジカーを反対から見てみます。比較用に、翌朝日が昇ってからの写真を掲載しています。

先頭部分をアップで見てみます。いくら閑散としているラウンジカーでも、この部分はなかなか人気があるようで、撮影できるまでかなり時間がかかりました(笑)。

ソファの様子。ソファそのものは特段何の変哲もありませんが、ミニテーブルの配置がなんともおしゃれです。また、足元の白色照明もなかなかムードがあっていい感じですね。

反対側の椅子の様子。こちらは飲み物などが置けるようテーブルが備わっています。「カシオペア」ではどの程度あるのか分かりませんが、夜ここで知り合った人と一杯やりながら話すのも悪くはなさそうです。

天井の様子。天井には照明がなく、基本的に車内の明るさは足元のライトによって保たれています。

入口脇のごみ箱の様子。ごみ箱でありながら遠目にはそれを感じさせないようなデザインだと思います。

ドア脇には「ブルーリボン賞」のエンブレムが取り付けられています。その下にあるのは時刻表と、利用者が自由に書けるノートが置かれています。私も見てみましたが、意外と海外からの人がたくさん書かれていました。

私が乗車したのがクリスマス前だったためか、業務用室のドアノブには、見てのとおりかわいらしいクリスマスリースがかけられていました。さりげないながらも粋な計らいだと思います。

5・9号車 ミニロビー

5号車と9号車には数名が座れるミニロビーが設けられています。モケットの柄は先ほど紹介したラウンジカーのソファと同一です。
どういった趣旨で設けられているのかはわかりませんが、私が乗車した列車では利用者は全く見かけませんでした。

6号車 共用シャワールーム

「カシオペアツイン」には個室内にシャワールームがないため、共用のシャワーが6号車と10号車に設けられています。利用には、ダイニングカーで「シャワーカード」(310円)、及び必要に応じて「シャワーセット」(420円)を購入して利用する形になります。

シャワールームの内部の様子。こちらはしっかりとドアで区切られており、脱衣所まで水浸しにする不安はありません。なお、「カシオペアスイート」「カシオペアデラックス」のシャワーが18分間給湯できるのに対し、こちらは一回の利用につき6分間のみ給湯できます。

脱衣所の様子。脱衣所は本当にこの幅しかないのではっきり言って狭いです。

反対側にはドライヤー、鏡とシャワーカードの挿入口が装備されています。

カシオペアスイート展望室から見える風景

さて、せっかくなのでここで、上り列車(上野行き)の「カシオペアスイート」の展望室から見える風景をいくつか紹介してみようと思います。写真は札幌駅発車直後の様子です。目の前にDD51機関車がくっついていますが、窓が広いため慣れてしまえばあまり気になりません。騒音もひどいかと思いましたが、これもそこまで気にするほどのものではなかったように思います。

夜、車内の窓から差し込む月明かりの様子。

函館では一旦進行方向が変わり、ようやくここで文字通り「展望」スイートになります。

青函トンネルを通過中の様子。写真だと分かりづらいですが、冬場はトンネル内の湿度が高いためか窓中が結露してしまい、外の景色が全く見えません。上り列車では、目の前に機関車が来ない少ない時間ですが、思った以上に景色は望めませんでした。

青森駅で進行方向が再び変わります。青森から上野までを牽引するEF510がそろりそろりと近づいてきました。

翌朝、窓から見える朝焼け。

宇都宮に着きました。外の「日常」と中の「非日常」が重なります。ここまでくれば、終点上野まではあと少しです。

項目

  • 「カシオペアスイート」展望室
  • 「カシオペアスイート(メゾネット)」「カシオペアコンパート」
  • 「カシオペアツイン」
  • 食堂車とメニュー・食事の写真
  • 「ラウンジカー」「共用シャワールーム」と展望室から見える風景

撮影日時・場所

撮影日:2013年12月
撮影場所:上野駅 カシオペア号 車内

関連項目

>> 24系「北斗星」
>> 24系「トワイライトエクスプレス」

「カシオペア」概説

上野〜札幌を結ぶ寝台列車。本格的なフランス料理が楽しめる食堂車のほか、全車2人用のA個室など豪華な編成になっているのが特徴。

編成が1編成しかないため、隔日での運行となっている。

車両概説

デビュー年:1997年3月

「カシオペア」は、上野〜札幌間で運行されている豪華寝台客車。「快適空間を実現した寝台列車」をコンセプトに開発された。

全車両がA寝台個室で構成されている。編成は12両。

現在は上野〜札幌の「カシオペア」のほか、旅行会社などがチャーターした「カシオペアクルーズ」で使用される場合もある。

切符一式

一応、乗車した証拠として(笑)。切符の画像もご紹介します。クリックすると大きな画像でご覧いただけます。(※別ウィンドウが開きます)

項目

  • 「カシオペアスイート」展望室
  • 「カシオペアスイート(メゾネット)」「カシオペアコンパート」
  • 「カシオペアツイン」
  • 食堂車とメニュー・食事の写真
  • 「ラウンジカー」「共用シャワールーム」と展望室から見える風景
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