目次
・ロビー室・シャワー
・ソロ下段・洗面台
・ソロ上段・デッキ
・Bコンパートメント(宿泊部分)
・Bコンパートメント(洗面台・デッキ)
・チェックイン方法・トイレ・その他
・「北斗星スクエア」へのアクセス・食料調達事情
24系25形 「北斗星スクエア」へのアクセス
※ 最終更新 2024/04/24
<所在地>
北海道北斗市茂辺地3丁目3-14
(Google Mapが新しいタブで開きます)
<最寄り公共交通機関>
鉄道駅:道南いさりび鉄道「茂辺地駅」
<アクセスの利便性>
★★★★★(とても良)
<周辺施設の利便性>
★★☆☆☆(やや難)
(周辺に商店僅少、近隣駅まで行けばコンビニあり)
アクセス
クリック・タップすると大きな画像でご覧いただけます。
現地までのアクセス
【総評】新幹線なら木古内乗換が便利
・首都圏から鉄道で行く場合は、北海道新幹線の木古内駅で下車~道南いさりび鉄道が最速。新函館北斗まで行くとかえって遠回り。
・函館空港からの場合は、シャトルバスと道南いさりび鉄道を乗り継ぐ。
・現地での食料調達に難はあるものの、現地までのアクセスは簡単で、バス利用もない。「ブルトレの宿」の中では、群を抜いてアクセスしやすい施設であると思われる(→「交通費を節約する方法」も参照)。
交通費を節約する方法(首都圏発の場合の話)
【結論】変に節約するより、旅全体の充実を目指した方が早い(→「備考」も参照)
上記で「北斗星スクエアはアクセスしやすい」と記載したが「安く行けるアクセス方法か」と聞かれると、実のところそうではない。なぜなら、函館行きの格安夜行バスやLCC(格安航空会社)は存在しないからだ(2023年10月現在)。
特に首都圏から「北斗星スクエア」を目指す場合は、JAL/ANAなどレガシーキャリアか新幹線のほぼ二択となる。どちらも交通費を節約できる余地は少ない。それでも捻り出した方法に、
・東京ではなく大宮から「はやぶさ」に乗る(特急券が片道740円節約可)
・「えきねっと」のトクだ値25~5%(但し25%はほぼ取れない)
・JAL/ANAの各種早期割引(但し早めの旅程確定必須)
・体力と時間があれば青森まで夜行バス(但し翌日はチェックインまでフリータイムとなるので、観光したい場所や乗りたい列車でもない限りタムパは微妙。フリータイム中の出費まで考えるとトータルでは新幹線利用とトントンか)
があるが、どれも劇的に安くなるとは程遠い上に一長一短である。なお管理人は取材に行くにあたって、上記に加え
・東京~盛岡はやまびこ自由席、盛岡~木古内ははやぶさ立席
・新千歳空港までLCC、快速エアポート~特急『北斗』
なども比較検討したが、いずれも手間と時間の割に料金は新幹線利用より若干安いかほぼ互角だった旨を付記しておく。
LCCの利用など工夫次第で交通費を圧縮できる他の「ブルトレの宿」と比べ、(特に首都圏から「北斗星スクエア」を目指す場合)移動費用を抑える余地が少ないのは(あえて言えば)この施設の“短所”かもしれない。
従って、無理に節約するよりは「北斗星スクエアと併せて周辺の観光・乗り鉄を行い、費用が少し高くなっても旅全体の充実を目指す」方が現実的と思われる。もちろん、JRE POINTや航空会社のマイルが潤沢にあるような方はこの限りではない。
【備考:首都圏以外からのアクセスだとLCCで新千歳が最安】
名古屋、大阪、福岡からアクセスする場合もいくつか試算してみたが、「北斗星スクエア」との単純往復であれば
「ジェットスタージャパン、PeachなどのLCCで新千歳に入る~函館まで特急『北斗』などで移動」
が最安だった。新千歳空港~函館の移動時間・費用はネックだが、首都圏発でLCCを利用して新千歳空港入りする場合と比較して、交通費圧縮の効果が非常に高い。
※航空会社のセール運賃や青春18きっぷなどは上記から除外した。航空会社のセールは現実的にほぼ取れないし、青春18きっぷが安いのはわざわざ調べるまでもない程度の情報である。
※当サイトは(無駄にキャッチーなタイトルをつけ運営者に小銭が入るようにアフィリエイトリンクをベタベタ貼り付け、内容は公式のコピペ&小学生でも書けるレベルの感想を添えて「いかがでしたか?」で締める記事を大量量産するだけの)アフィリエイトサイトではないので、お手間ではあるが航空会社のサイトはご自身でググって頂きたい。
周辺施設
【総評】食料は事前の手配必須
・茂辺地駅や「北斗星スクエア」周辺には、商店・飲食店の類が皆無に等しい。食料の調達は、必ず事前に済ませてから訪れることをお勧めしたい。
・2023年4月21日付の>>函館新聞の報道にある「北斗星スクエア」敷地内の自動販売機は、2024年4月に再訪した時点で未稼働だった。
・「北斗星スクエア」から10分ほど歩いたところに「リカー&ドラッグあべ」という酒屋・日用品店があり、駐車場スペースに自動販売機が並んでいる。2024年4月に訪れた際は、自動販売機にカロリーメイトが入っていた。食料難民となった場合の最終手段として頭に入れておくのはアリ。
・ただし営業時間・定休日の案内は、店内・ネット上ともにない。「北斗星スクエア」の現地案内にも(酒屋としてではなく)自動販売機コーナーのような扱いで記載されており、店舗はあくまで地元民向けと思われる。
・Googleストリートビュー上でこの住所を入力すると、なぜか店舗の裏側が表示されるので注意。「北斗星スクエア」からの行き方は、敷地を出て左折→直進→交番を過ぎたあと信号機のない交差点を右折→左手である。
「北斗星スクエア」近くのコンビニ事情
・現地に到着してからの食料調達は、茂辺地駅から道南いさりび鉄道に乗車する前提となるが、比較的アクセスしやすいコンビニエンスストアの店舗を一例として紹介する。
・行きがけに食料を調達するのであれば、新幹線~道南いさりび鉄道の乗換待ち時間を使って、木古内駅の南口を出たところにある「セイコーマート」(木古内店)に立ち寄ってもよい。
下車駅 | 店名 | 徒歩時間 | 最終の往復 | 備考 |
---|---|---|---|---|
上 磯 駅 | セブンイレブン北斗飯生店 | 約8分 (片道) | 茂辺地2122→上磯2132 上磯2208→茂辺地2219 | 上磯駅は南口へ進む。 徒歩時間長め |
清川口駅 | セイコーマート北斗中野通店 | 約5分 (片道) | 茂辺地2122→清川口2137 清川口2206→茂辺地2219 | 踏切を渡る 帰りは時間に余裕を |
泉 沢 駅 | セイコーマート木古内泉沢店 | 約5分 (片道) | 茂辺地2019→泉沢2037 泉沢2105→茂辺地2122 | 最終が早め |
・清川口駅~セイコーマート(北斗中野通店)へは、道南いさりび鉄道の踏切を渡る。清川口駅に戻ってくる際は、必ず時間に余裕を持っての行動を(遅くても22:00にはホーム上に到着したい)。ギリギリだと、踏切に遮られてホームに辿り着けないまま目の前で最終列車を見送るという最悪の事態になる。
・追加の買い出しがあり得る場合は道南いさりび鉄道の一日乗車券を前もって購入しておくと、追加の支出を気にせず移動できる。必要に応じて活用したい。
目次
・ロビー室・シャワー
・ソロ下段・洗面台
・ソロ上段・デッキ
・Bコンパートメント(宿泊部分)
・Bコンパートメント(洗面台・デッキ)
・チェックイン方法・トイレ・その他
・「北斗星スクエア」へのアクセス・食料調達事情
概説
デビュー年:2022年4月(宿泊施設としての営業開始)
「北斗星スクエア」とは、北海道北斗市茂辺地で運営されている宿泊施設。
かつて「北斗星」で運用されていたロビー室・「ソロ」合造車(スハネ25 501)・Bコンパートメント(オハネフ25 2)を有志が引退後に引き取り、同所へ2016年に移設。移設に伴う資金は、クラウドファンディングにより調達された。その後、車両の保存活動を経て2022年4月から宿泊施設「北斗星スクエア」として営業を開始している。
宿泊できるのはBコンパートメントのみで、寝台1ボックスの定員は2名まで。寝台1ボックスにつき、「ソロ」1部屋が「鍵のかかるロッカー」として割り当てられている。旅館業の許可申請上、「ソロ」の個室に宿泊することはできない。
宿泊料金は時期や人数により変動する。予約受付は楽天トラベルから受け付けており、各種クレジット決済のほか楽天ポイントでも支払可。スタッフは常駐しておらず、基本的に現地はセルフサービスとなっている。