人吉ICから人吉駅までの徒歩経路

目次

フロント・共有スペース(オハネ15 6)
B寝台「ソロ」下段(オハネ15 2003)
B寝台「ソロ」上段(オハネ15 2003)
開放型B寝台(スハネフ14 3)
「ブルートレインたらぎ」へのアクセス
人吉IC~人吉駅までの徒歩経路

経緯

くま川鉄道多良木駅が至近の「ブルートレインたらぎ」。JR肥薩線・くま川鉄道が豪雨災害により不通となっている昨今ですが、公共交通機関でアクセスしようとすると、現状では高速バスと九州産交バスの乗り継ぎしか方法がありません。

※ルートの詳説は>>こちらをご覧ください。

高速バスを降りる人吉ICバス停と、JR・くま川鉄道の人吉駅は2.5kmほど離れていますが、九州産交バスによる「じゅぐりっと」号に乗れば、同区間は20分弱で移動できます。

私も「ブルートレインたらぎ」の訪問にあたり、当初は「じゅぐりっと」号の利用を検討しました。しかし「高速バスが時間通りに到着しなかったら…」「そもそも歩けるところは歩いてバス代を節約したい…」という、私の不安症とドケチ根性が発動し、結局この区間は徒歩で行くことにしました。

このページでは、その時に私が人吉ICから人吉駅まで使ったルートをご紹介します。なお、いずれも2023年5月時点での情報である旨をご留意ください。

ルート

クリック・タップすると大きな画像でご覧いただけます。

<ルート概要>

・人吉ICを降りたらバスの進行方向と反対に進む
・「ENEOS」のある大通り(国道54号線)に出たら右手
・右手に「DUNLOP」がある交差点で左折
・右手に「愛生記念病院」がある交差点で右折
・右手に「ローソン」があるY字路で左手
・「佐々木人吉駅前歯科」がある交差点で右折
・人吉駅着

このルートのポイント

・曲がる回数を減らし、簡潔明瞭とした分かりやすいルート
・目標物が分かりやすく、初めて行く場所でも覚えやすいルート
・全区間に渡り歩道を歩くことができる、安全を重視したルート
・Google Mapの最短ルート(1.9km)比+0.3kmの迂回で済む、体力に配慮したルート

そもそもGoogleマップの「経路」でいいのでは?

文明と技術が発達した今日、Google Mapの「経路」で目的地を入力すればスマホがナビしてくれる、というのは間違いではありません。

ただGoogle Mapというのは(特に「徒歩」ルートに顕著なのですが)あくまで「機械的に一番近いルート」を提案してきます。

提案された「徒歩」ルートをストリートビューで見てみたところ、「歩道のない道」「わだちが残る砂利道」「民家の軒先スレスレの狭い道」などをグネグネ行くことが判明。勝手の分かった場所ならまだしも初めて行く場所でこれは、私にはハードルが高すぎました。

翌日はあえてGoogle Mapの指示通りに帰ってみたところ、写真のように民家と民家の間を縫っていくようなルートを案内された。

そこで、「多少遠回りになっても、クルマ通りを気にせず歩道を安心して歩けるルートはないか?」と考えたのが、上記のルートになります。

実際に歩いてみた

以下、実際に私が人吉ICから人吉駅まで歩いてみた時の様子をご紹介します。

参考までに、歩き始めてからの経過時間(「〇〇分経過」)を、カメラの撮影時刻をもとに記載しています。私は歩くのが少し速いので、参考程度にご覧ください。

(0分経過)
バスを降りたら、バスの進行方向と反対側へ進みます。

(0分経過)
階段またはスロープを降りたら矢印の方向へ。

(0分経過)
バス停を出て、正面の大通り(国道54号線)へ。

(1分経過)
ENEOS」手前で道なり(実質的に右折)に歩いていきます。

(2分経過)
左手に「ENEOS」、正面に「アポロステーション(昔の「出光石油)」を見ながら進みます。

(4分経過)
右手に「DUNLOP」の建物がある交差点で左折。写真にはありませんが「ミユキ薬局 インター店」が左手にあります。

(5分経過)
右手に「玉泉院」の看板を望む。ここからはしばらく直進です。

(9分経過)
左手に「モスバーガー」、右手にはまた「ENEOS」が。このあたりはENEOSの店舗が多いエリアなのでしょうか。

(13分経過)
肥薩線の踏切を渡ります。人吉駅は写真右側方向。

(14分経過)
踏切を渡るとすぐに「人吉駅」の表記が。写真奥「愛生記念病院」手前で右折します。

(15分経過)
愛生記念病院」に近寄って。その他「クリーニング」「ほっともっと」なども目印になりそうです。

(17分経過)
愛生記念病院」の交差点を右折してすぐ、道が二手に分かれていますが歩道側を進んでいきます。

(右側の道でも人吉駅には行けますが、こちらは歩道がないほか距離的に大差ありません)

(21分経過)
山田川にかかる橋を渡ります。コンビニの「ローソン」がある正面はY字路。横断歩道を渡ったら、左手へ進みます。

(22分経過)
よりローソンに寄って撮影。写真奥の方向へ。

(26分経過)
正面に「人吉駅→」の標識が見えれば、人吉駅まではあと一息です。

(27分経過)
佐々木人吉駅前歯科」「ビジネスホテル千代鶴」(茶色い建物)を目印に右折します。

(28分経過)
右折すると、正面に人吉駅の駅舎が見えてきます。

(29分経過)
人吉駅到着です。お疲れさまでした。多良木駅前・市房登山口行きのバスは写真左手方向のバスのりばから発車します。

その他所感

自分が歩いた時は30分程度で到達できたものの、この到達時間はたまたま信号待ちに引っかからなかったという幸運も多分に影響しています。

予期せぬ信号待ち、人吉駅に着いてからバスに乗るまでの休憩などを考えると、人吉IC~人吉駅間を徒歩で移動する場合は、旅程上40分以上は確保したいと感じました。

帰りのルートは、上を参考に「逆」を辿ってください。

目次

フロント・共有スペース(オハネ15 6)
B寝台「ソロ」下段(オハネ15 2003)
B寝台「ソロ」上段(オハネ15 2003)
開放型B寝台(スハネフ14 3)
「ブルートレインたらぎ」へのアクセス
人吉IC~人吉駅までの徒歩経路

概説

デビュー年:2010年(施設)

「ブルートレインたらぎ」とは、くま川鉄道多良木駅前にある簡易宿泊施設。多良木町が運営しており、かつて寝台特急「はやぶさ」「さくら」で使用された14系15形客車を使用している。

編成は3両で、共通スペース、B寝台「ソロ」及び開放型B寝台。開放型B寝台、「ソロ」いずれも宿泊が可能。宿泊に使われる車両の設備はほぼ現役当時のまま残されている。毛布やシーツなどは宿泊料金に含まれているため、持ち込みの必要はない。

宿泊料金は「ソロ」、開放型B寝台ともに同一料金。最寄りのコンビニまでは徒歩10分程度。施設内に風呂はないが、「えびすの湯」(銭湯)が徒歩圏内にある。なお「えびすの湯」は毎月第二火曜日が定休日となっており、その場合は利用できる銭湯が至近にないため、旅程を立てる際は注意したい。

「ブルートレインたらぎ」公式HP:
http://www.bluetrain-taragi.com/

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