原ノ町駅にいた415系水カツK534編成

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415系 水カツK534編成のプロフィールと当日の状況

1989年7月31日に落成した編成で、全4両が近畿車両製造です。
JR東日本で活躍する415系1500番台の中では18本中8番目と、比較的中期の部類に入ります。登場以来、一貫して常磐線や水戸線などで運用されてきました。

2011年3月11日は、667M列車(いわき1321-原ノ町1445)として原ノ町に到着した1分後に震災に襲われたため、行先表示もその時の「原ノ町行き」が表示されたままになっています。

撮影日:2015年8月19日

上野寄り先頭車 クハ411-1624

(↑)上野寄り先頭車のクハ411-1624。
ステンレス車体のためか、651系と比べて汚れや錆びはほとんど見られない。

(↑)行先表示は、K534編成が被災した時の「原ノ町行き」を表示したまま。

(↑)汚れが目立ちにくいとはいっても、屋根上のベンチレーターなどは、4年もの留置で次第に錆びが見られるようになっていた。

モハ414-1524

(↑)パンタグラフを持つ電動車。

(↑)車内の広告は、地震後に全て撤去されている。

(↑)パンタグラフ。思った以上に汚れはなく、見た目には今にも動き出しそうな状態を保っている。

モハ415-1524

(↑)モハ414-1524とペアを組む電動車。

(↑)この車両は弱冷房車として使用されていた。

仙台寄り先頭車 クハ411-1524

(↑)仙台寄り先頭車のクハ411-1524。先頭部の白いFRPは、3.11の日から変わらずきれいな白い状態を維持している。

(↑)床下機器も、4年間全く動かないまま留置されているわりには綺麗だった。

(↑)運転席。

(↑)行先設定器(字幕の表示を制御する機械)は取り外されているとの張り紙があった。
他の車両へ転用されたのだろうか。

全景

(↑)415系を先頭に、全景を一枚。

(↑)「はらのまち」の表記と絡めて一枚。
折り返し待ちで一時的に留置されているだけのようにすら見える。

(↑)現在、部分復旧している相馬~原ノ町の輸送は、仙台から転属してきた701系が担う。

(↑)じっと手をつないで、ともに4年間をこの地で過ごしてきた415系と651系。

その他

(↑)多くの通勤・通学客を乗せた701系が発車。
原ノ町駅の415系・651系は、かつて常磐線の仙台口をともに走った“後輩”の姿を見守っている。

(↑)原ノ町駅構内の奥には、バラスト散布用のホッパー車が留置されている。
この車両も、震災以来使われていないようだ。

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