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東京都交通局10-300形(1・2次車)・10-300R形「都営新宿線」 黄昏時の高尾山口駅にて。はるばる本八幡からやってきた10-300形と、まだまだ主力で活躍する京王7000形が並びます。 車内設備 天井の様子。天井まわりは飾り気もなく、シンプルな雰囲気にまとまっています。
荷物棚の様子。
つり革はこんな感じ。デザイン的にはJR東日本のE231系のそれと全く同一です。背の低い人でも握れるよう、一部のつり革は低い位置に設置されているのが特徴です。
で、広告の一例(笑)。なぜか昔懐かしいボンタンアメの宣伝が貼り付けられています。何気なくつり革を握った時にこの宣伝を見た時の印象はかなりのものと思いますが…しかし電車の中でボンタンアメの広告を見るのもなかなか珍しいのではないかと思います。
座席両端の仕切りはこんな感じ。見ての通り、かなり大型のものが採用されているため、ドア脇に立つ人に気を遣わず遠慮なくよっかかることができます。なお、デビュー当初は異なるデザインの仕切りが使われていましたが、近年都営地下鉄の各路線で仕切りの大型化が行われたことにより交換されています。
通路、座席の手すりなど。直線の手すりなどはE231系ルック(私の勝手な造語)のカラーを強く感じますねぇ。 ドア 乗降用扉の様子。あえて右側に優先席区画を映り込ませて撮影してみましたが、この写真だと優先席がドアからかなり離れた位置に設置されているのがお分かりいただけるかと思います。ここまで離れているのなら、いっそのこと4人がけにしてしまってもよかったような気がしますが…(笑)。
ドア上にはLEDによる案内表示機が備わります。こちらも見た目はJR東日本の通勤型電車に搭載されているそれすが、列車の案内がスクロール表示されるなど、表示の体裁はJRとは異なる独自のものになっています。
ドア脇には東京都交通局のキャラクター「とあらん」をあしらった注意喚起のシールが貼り付けられています。
10-300形・10-300R形 外装での見分け方
10-300形
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項目 撮影日時・場所 撮影場所:京王線 高尾山口駅 車内 備考 モケット (↑) 普通席モケット
(↑) 優先席モケット
(↑) 床材 車両概説 都営新宿線の開業当初から使用されていた10-000形の老朽化置換用として2005年にデビュー。 車両の基本的な構造はJR東日本のE231系をベースにすることで、開発費の抑制が図られている。基本的な車体構造、機器類、内装などはJR東日本の中央・総武緩行線用E231系0番台に基づいているが、車体は新宿線の車両限界に合わせてJRのそれよりやや小さめの造りになっている。 本系列は、8両または10両編成すべてが新造車となる10-300形と、既存の10-000形編成の先頭車のみを入れ替えた10-300R形とに大きく分けられる。 10-300R形は、10-000形のうち先頭車のみを入れ替えたもの。10-000形のうち、後期に製造されたグループは更新改造を施して継続使用することとなったが、新宿線の保安装置更新に対応できない10-000形の先頭車のみを廃車として10-300形に準じたそれと差し替えたものである。 10-300R形は、10-000形とペアを組んで運用するため、外見、内装は10-300形に準じているが、走行機器類は10-000形に対応したものになっているのが特徴。なお、両系列に内装面での大きな違いはないため、当サイトでは一括して紹介する。 10-300形、10-300R形ともに都営新宿線(本八幡〜新宿)、直通先の京王線で運用されており、京王線橋本、高尾山口などへも定期的に乗り入れている。 |
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10-300R形
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項目 |
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