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HOME > 鉄道・バス車内写真 > 寝台特急・急行・夜行快速列車 > 24系「あけぼの」

24系「あけぼの」 - A寝台「シングルデラックス」

夜の青森駅にて。テールライトがなかなかいい感じです。

(廃)A寝台「シングルデラックス」 - 通路

で、こちらが7号車に連結されていたA寝台「シングルデラックス」の廊下です。照明は電球色、ドアは木目調、手すりは金色と、改造された自体が1991年というバブル時代ということもあってか、やけに豪華な内装です。
なお、2014年3月改正でこの「シングルデラックス」は編成を外れています。

各個室の入り口にはこのような表記が。

翌朝、日が昇ってから撮ってみた写真です。この写真で見ると、手すりやドアノブなどがみな金色をしているのがより分かりやすくご覧いただけるかと思います。現代ではやや過剰すぎる感も否めない「ラグジュアリー」さですが、この車両がデビューした当時はこれが豪華の定義だったのかもしれません。

(廃)A寝台「シングルデラックス」 - 寝台状態

さてこちらが個室内の様子です。個室内も廊下に負けず豪華な雰囲気です。どちらかというと、現在JR西日本が得意とするベージュ系でまとめて暖かみを出す内装に近いものを感じます。

で、こちらがベッドのアップ。ベッド幅は76cmで、B寝台の70cmと大した差はないようにも思えますが、6cmの差は意外に大きく、寝心地はかなり良いです。

枕のところにはJRのロゴ入りの浴衣とハンガーが。また、枕もB寝台のそれとは異なり、より沈み込みのよいものが使われています。このJRの浴衣も数年後には見られなくなるのでしょう。

ベッドの反対側には、テーブル、鏡、洋服かけ、コンセント、洗面台が備わります。

洗面台を実際に展開してみました。経年のためか、やや洗面台がガタついていましたが、個室から出ることなく歯磨きや洗顔などを済ませられるのはなかなかありがたい設備です。コップはプラスチック製の常備品のものが使われていました。

寝台脇にはこのようなコントローラーがあります。ここから目覚ましのアラーム、車内照明、BGM(実際は何も再生されていません)などが全て操作できます。この表示や各ボタンもどことなく一昔前のものを感じると思います。

足元の様子。手前側には荷物棚で荷物を置く際に使う踏み台が備わります。

その踏み台を実際に出してみました。

天井を見上げます。天井には通路上のスペースを利用した荷物置き場があります。

(廃)A寝台「シングルデラックス」 - 上段ベッド展開状態

このシングルデラックス、一応「シングル」という名前がついてはいますが、2人での利用も可能になっています。2人で利用する場合、上段のベッドを展開して使います。

ベッドを展開するとこんな感じです。

(廃)A寝台「シングルデラックス」 - 座席状態

一般人には果たしてどの程度知られているのかはともかくとして、このシングルデラックス、実は座席にもできます。ベッドを起こすと、写真のような座席面が出てきます。
あまりこの設備は知られていないようで、1991年製造の車両のわりには座面などがやけにきれいなのですが、しっかり専用の枕カバーも装備されているのは好印象です。

座席のアップ。手前のひじ掛けは最初は収納されており、自身で展開する形になります。

アメニティグッズ

シングルデラックスならではの設備として、見ての通り「あけぼの」のヘッドマークのロゴが入った専用のアメニティグッズが装備されていました。これはA寝台の利用者は持ち帰ることもできました。

項目

  • B寝台ソロ
  • A寝台シングルデラックス
  • B寝台・ゴロンとシートほか

撮影日時・場所

撮影日:2012年9月5日
撮影場所:上野駅 青森駅 「あけぼの」号 車内

「あけぼの」概説

上野〜青森を、上越線、信越本線、羽越本線、奥羽本線経由で結ぶ寝台特急。

24系客車が使用されており、編成は基本的に8両編成で上野寄りが1号車。A寝台「シングルデラックス」を7号車、B寝台「ソロ」を5・6号車に連結しているほか、指定席特急券のみで利用できる安価な「ゴロンとシート」を8号車に、女性専用の「レディースゴロンとシート」を1号車に連結。2〜4号車が開放型B寝台となっていた。

EF64 1000番台が上野〜長岡、EF81が長岡〜青森間で牽引する。

停車駅は深夜帯を除いて、同区間を走る昼行特急の「いなほ」「つがる」などに近く、酒田、秋田、弘前などの地方都市を経由することもあり、利用率が非常に高かった。

利用者減少などから2014年3月改正で定期列車としては廃止され、以降は2015年1月まで、繁忙期に臨時列車としてのみ運行されていた。

車両概説

デビュー年:1972年(車両)

寝台列車の主力車両。
当初B寝台は3段式で登場したが、その後寝台列車の需要減少や設備改善のために、現在は全てが2段式になっている。

車体構造はその前に登場した14系とほぼ同様だが、1972年11月の北陸トンネル火災事故の教訓をきっかけに、防火対策を強化したほか、電源は集中電源式が使用されている。

24系の中には、サシ481、489などから改造されて食堂車となったもの(北斗星などで使用)、また20系の電源車カヤ21から改造され、24系の電源車となったものもあるが、後者は全車廃車済み。

寝台列車自体の縮小に伴い、本系列も数を減らしつつある。

中身の様子。歯ブラシ、石鹸、カミソリ、くし、ウェットティッシュなど。一つ一つすべてに「JR」のロゴが入っています。

項目

  • B寝台「ソロ」
  • A寝台「シングルデラックス」
  • B寝台・ゴロンとシートほか
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