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E231系500番台「山手線」 - 600番台(7号車) 各車両の側面には、放送用のスピーカーが設けられています。登場当初は準備工事となっており、スピーカー部分は単にプレートがはめ込まれているだけでしたが、近年設置されたようです。
600番台(7号車) 車内
続いて7号車に連結されているサハE231系600番台の車内を見ていきます。
さてようやく車内の様子です。車内は、座席両端の仕切り扉、弧を描いた手すり、荷物棚、優先席周りなどは“E233系仕様”を踏襲しながらも、床はE231系と同一のグレーを用いていたり、つり革もE231系のそれだったりなど、一言で言うと「E231系とE233系の車内を足して2で割った感じ」です。このアンバランスさを見ているだけで面白いと感じることができれば、アナタは立派な「車内マニア」かもしれません(笑)。
では座席の様子を。座席はE233系と共通のもので、座面はかなり柔らかく、またE231系のそれと比べて座席幅が1cm拡大されています。また、(上で先に紹介してしまいましたが)手すりは滑らかな弧を描いたE233系ルックのものが採用されているほか、座席両端の仕切りもE233系と同一のものが採用されているなど、グレーの床を除けば(E231系でありながら)E233系の要素を色濃く感じる設計になっています。
座面のアップ。先ほどの500番台と比べて、より深い位置で着席できるようになっているなどの違いが見られます。両方を見比べてみると面白いかもしれません。
600番台(7号車) 車端部 車端部の様子。貫通扉が映っていますが、これは7号車と隣り合う8号車に設置されているものです。E233系では全車両の両端に貫通扉が設置されているのに、このサハE231系600番台では設置されていないのは、あくまで「E231系の仕様」に則った、ということなのでしょう。
座席の様子。手すりの形状が、先に紹介したE231系と異なっている点に注目です。
600番台(7号車) 優先席 優先席区画の様子です。こちらも床材を除けば、化粧板(=壁材)や座席の仕切り、手すりが黄色になっているなど、(E231系というよりは)E233系らしさを強く感じるように思います。
で、優先席の座席はこんな感じ。座席とは何も関係ありませんが、500番台では消火器が単なる“くぼみ”に置かれている一方、こちらは消火器周りの処理がE233系と同じように、ドア付きになっているのが特徴です。
7号車 車内設備 天井を見上げます。空調吹き出し口など、天井の基本的なデザインはE233系と同一のものが採用されています。
荷物棚の様子。500番台では金属製のポールを並べたものでしたが、こちらは文字通り「棚」になっています。これはE233系仕様に則っていますねぇ。
座席両端の仕切りの様子。こちらもE233系ルックのものが採用されています。
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7号車 ドア ドアの様子。こちらは6ドア車の廃車発生品を用いているのか、既存のE231系と同一仕様になっています。座席周りなど、随所に「E233系らしさ」ばかりが感じられる車内で「E231系らしさ」を感じられる数少ないポイントです(笑)。 |
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