目次
・A寝台
・B寝台ソロ
・B寝台
・館内設備
・「ブルートレインあけぼの」へのアクセス
24系「小坂鉄道レールパーク ブルートレインあけぼの」
夜の小坂駅でのカット。
このページでは遊具やシャワー・トイレなど、小坂鉄道レールパーク内の各設備を見ていきます。
撮影日時・場所
撮影日:2024年06月
撮影場所:24系25形「小坂鉄道レールパーク ブルートレインあけぼの」車内
備考
特にありません。
レールバイク
※ 火曜・水曜・その他不定期に運行休止
小坂駅構内を走るレールバイク。自転車をこぐような感覚でレールの上を走るという、不思議な体験ができます。料金は1往復大人500円・子供250円です。
走行中はブルートレインほか小坂駅構内の保存車が間近に望めますが、乗ったら折り返し地点まで途中停止は厳禁とのこと。構内を撮影したい場合は「撮影担当」「漕ぐ担当」の二人以上で乗車した方が良いかもしれません。
休憩室・リネン置き場
小坂駅駅舎内の様子。
駅舎内は電子レンジを備えた休憩スペース(左/上)、その反対側はリネン置き場(右/下)になっています。
シャワー
駅舎内奥には、洗面台・トイレを備えた男女別のシャワーブースが設置されています。
写真は男性エリアで撮影していますが、(私はさすがに立入・撮影できないものの)女性エリアも同一の構造になっているようです。
更衣スぺース(左/上)と、シャワー内部の様子(右/下)。
ブース内にはボディーソープ・リンスインシャンプーが備わり、(気にならなければ)持ち込みの必要がないのはありがたいところです。
トイレ
駅舎奥のトイレへ続く廊下(左/上)と、男性用トイレの全景(右/下)。
客車のトイレは使用できないため、宿泊中はこちらを利用することになります(→「備考」も参照)。
【備考:小坂鉄道レールパークの清掃事情】
小坂鉄道レールパークには専門の清掃スタッフがいらっしゃるようです。私がチェックアウト時に見かけた際は、複数のスタッフが個室・トイレなどの清掃に当たられていました。
このような‟水回り”の清潔・充実は、「小坂鉄道レールパーク」の強みと言えそうです。
おまけ:(懐)朝食弁当
※ 2024年現在は提供されていません。
小坂鉄道レールパーク内には飲食店はありませんが、かつては有料で朝食弁当を手配することができました。
この「鶏めし弁当」は奥羽本線の大館駅の駅弁ですが、「ブルートレインあけぼの」特別バージョンの掛紙とともに提供されます。なお、味そのものは大館駅で販売されているのと全く一緒です。
おまけ:DD130形 機関車の入換作業
小坂駅構内に留置中のDD130形機関車(左/上)。このDD130形はかつて小坂鉄道で貨物列車を牽引していた機関車で、小坂鉄道レールパークでは運転体験などに使用されています。
ブルートレインを車両展示場からホームへ移動する夕方になると、入換作業(=留置線からブルートレインのところまで移動~ブルートレインを牽引してホームに据え付ける作業)が始まります。まずはホーム前から離れ、転轍機のある場所まで走行(右/下)。
転轍機の転換を待って、ディーゼル機関車がトコトコと客車の後ろへ接近~連結(左/上)。ホームからは遠巻きにしか見えませんが、係員の方が緑色旗と赤色旗で手信号・入換合図を出しながら機関車を誘導する、本格的な入換・連結作業が行われています。
(右/下)はまったりと客車をホームへ押し込み、“任務終了”した後のDD130形。運転速度は10km/h程度ですが、それでも「動くブルートレイン」に乗車できるのは本当に貴重な体験です。
おまけ:車内からの動画
実際に動いている「ブルートレインあけぼの」の車内からの動画を紹介します。当時使っていたカメラの関係で35秒程度ですが、走り出してからの様子がご覧いただけます。
このページは5ページ構成です。次は>>「ブルートレインあけぼの」へのアクセス 編です。
目次
・A寝台
・B寝台ソロ
・B寝台
・館内設備
・「ブルートレインあけぼの」へのアクセス
概説
デビュー年:2015年10月(小坂鉄道レールパークでの営業開始)
「ブルートレインあけぼの」とは、秋田県鹿角群小坂町に存在する「小坂鉄道レールパーク」の宿泊施設。かつて「あけぼの」として使用されていた寝台車3両と電源車1両を譲り受け、2015年10月より宿泊施設としての営業を開始した。
編成は4両で、開放型B寝台、B寝台「ソロ」、A寝台「シングルデラックス」及び電源車1両で組成。宿泊可能なのは「ソロ」「シングルデラックス」で、開放型B寝台は談話室兼食事スペースとして用いられている。
小坂鉄道レールパーク内の車両展示場(ホーム突端)に展示されているが、週末・繁忙期を中心に乗車体験イベントが行われている。小坂駅構内の往復250m程度ではあるが、実際に走る寝台車は本施設が唯一。
毛布、シーツは宿泊料金に含まれているほか、小坂鉄道レールパーク内にシャワー施設があり、宿泊者は無料で利用可能。
2020年以降、新型コロナウイルス及び客車老朽化を理由に営業を中止していたが、整備を経て2024年4月から再開。現在は基本的に土日のみの営業となっている。予約は電話受付のみ。車両保全のため冬季は休業となるほか、整備などで不定期に営業休止となる場合がある。
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