24系「岩泉CYMBALS　ブルートレイン日本海」館内設備編

※　旧「ふれあいらんど岩泉」

2種類ある「あけぼの」の字幕の様子。

（右）は「上　野」と「FOR UENO」の間に微妙な間延びがありますが、かつてはここに「奥羽線経由」の文字が入っていました。この経緯は>>24系「あけぼの」（※現役時代の撮影）の項で解説していますので、興味のある方はぜひご覧になってみてください。

撮影日時・場所

撮影日：2015年8月17～18日

撮影場所：岩泉CYMBALS 「ブルートレイン日本海」車内

備考

特にありません。

フロント棟・レストラン「りゅうのこ」

岩泉CYMBALSのフロント棟「センターハウス」の外観（左／上）と、フロント奥にあるレストラン「りゅうのこ」の全景。

ふれあいらんど岩泉時代は殺風景な休憩室でしたが、岩泉CYMBALSへの改装に伴っておしゃれなレストランになりました。ディナーは8,000円のコースで、3日前までの事前予約が必要です。

CYMBALS内のスペース

ブルートレイン脇のベンチスペース（左／上）と、A寝台後ろにある汽車の遊具（右／下）。

こちらは岩泉CYMBALSの宿泊者が利用できるスペースです。遊具はふれあいらんど岩泉時代からあるものですが、オープンから11年（※2025年現在）がたってやや色あせていました。

A寝台の裏手にある人工ゲレンデ（左／上）と、遊具広場（右／下）。

ゲレンデ部分には人工芝が敷かれており、備え付けのそりで遊べます。岩泉CYMBALSになってからは特に案内されていませんが、宿泊者であれば利用してよいものと思われます。

遊具広場のブランコには、よく見るとブルートレインの絵柄（EF66型機関車？）が。

CYMBALSキャンプサニタリー

ブルートレインの裏手をすこし下ったところにある「CYMBALSキャンプサニタリー」棟の全景（左／上）と、エントランスを入ったところの様子（右／下）。

トイレ・シャワー・洗濯機・炊事場などを備えた棟です。「ブルートレイン日本海」客車内のトイレは使用できないため（先述）、宿泊中はこちらを利用することになります。

炊事場・共用冷蔵庫

炊事場内の全景（左／上）と、共用冷蔵庫の様子（右／下）。

共用冷蔵庫は、ブルートレインの宿泊者でも利用可能とのこと。このほか電子レンジ・コンロ・食器用洗剤なども備わっています。

洗面台・ランドリー

洗面台（左／上）とコインランドリーの様子（右／下）。

ランドリーは、洗濯機と乾燥機が2ペア配置されています。写真にはありませんが、宿泊者向けに粉洗剤の箱も置いてありました。

シャワー2種

※　以下の写真はすべて男性用エリアで撮影しています。

宿泊者向けのシャワーブースを見ていきます。入口（左／上）とシャワーブース内の様子（右／下）。

一見トイレのようなしつらえですが、扉をあけたところが更衣室、その奥がシャワーブースという作りです。シャンプー・リンス・ボディーソープなどの設置はないため、必ず持参しましょう。

で、もう一つのシャワーブース内の様子。

こちらは上で紹介した「洗面台」の奥にあるシャワーブースで、宿泊者はどちらを使用しても良いとのこと。

ブース内には洋服を置ける台（右／下の手前）があり、着替えを床に“直置き”しなくても良いのがポイントといえそうです。

このページは6ページ構成です。次は>>「ブルートレイン日本海」へのアクセス編です。

概説

デビュー年：2014年8月（ふれあいらんど岩泉での営業開始）

「ブルートレイン日本海」とは、岩手県内・岩泉に存在する「岩泉CYMBALS」の宿泊施設の一つ。元々「日本海」「あけぼの」などで使用されていた寝台車3両を譲り受け、2014年8月から「ふれあいらんど岩泉」の一施設として営業を開始。改装工事を経て2025年から「岩泉CYMBALS（シンバルズ）」の一施設となっている。

編成は3両で、開放型B寝台2両と開放型A寝台1両で構成。宿泊に使用される車両の設備は現役当時からほぼ変わっておらず、洗面台も一部を除きそのまま利用可能。毛布、シーツは宿泊料金に含まれている。

宿泊時は、岩泉CYMBALS敷地内のレストラン「りゅうのこ」にてディナー・ランチが利用可能（ディナーは8,000円～）。但しディナーは3日前までに事前予約が必要。

宿泊予約の受付は電話のみで、A寝台は1ベッドまたは1両貸切、B寝台は1両貸切での予約となる。A寝台は1ベッド3,500～4,500円・1両貸切が35,000～38,000円、B寝台は1両貸切が10名まで21,000～22,000円・11～28名まで42,000～44,000円。支払はクレジットカードや各種QR決済が使用可能。