24系「ふれあいらんど岩泉 ブルートレイン日本海」現地までのアクセス

目次

A寝台
A寝台 洗面台・トイレ・車内設備
B寝台
B寝台 デッキ・車掌室・その他車内設備
「ブルートレイン日本海」へのアクセス

24系「ふれあいらんど岩泉 ブルートレイン日本海」 A寝台 編

※ 2025年3月31日まで整備のため休業

<所在地>
岩手県下閉伊郡岩泉町乙茂大向48

<最寄り公共交通機関>
鉄道駅:三陸鉄道 岩泉小本駅
バス停:岩手県北バス「道の駅いわいずみ」

<アクセスの利便性>
★★☆(やや難)

<周辺施設の利便性>
★★☆☆☆(やや難)
(道の駅の店は閉店が早い。スーパー・コンビニなどは徒歩圏内に無し)

アクセス

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現地までのアクセス 

<総評:現実的にはJRより106急行バスか

・この移動でネックとなるのは「どうやって三陸鉄道に辿り着くか」である。

JR山田線は、本数が少なく使いにくい。青森県以北に在住の方を除き、盛岡~宮古は106急行バス(1時間に1本程度)が現実的な選択肢と思われる。

・岩泉小本駅から道の駅いわいずみまでは、バスで11分程度。ただ、ほとんど信号がなく交通量も少ない道を走りっぱなしで行くので、駅から道の駅までは8kmほど離れている点に注意。

・JR山田線の上り盛岡方面行では、5時間以上列車がない時間帯がある。前述の106急行バスに加え、(岩手県以北から来る場合を除いて)割高かつ乗車時間は長いものの、上記の八戸・二戸ルートを必要に応じて「迂回ルート」として活用したい。

交通費を節約する方法(首都圏発の場合)

【結論】安くしたいなら新幹線は「やまびこ」一択

首都圏から訪れる場合、すぐに思いつく交通手段は東北新幹線である。東北新幹線の料金をおさえて「ブルートレイン日本海」を目指すなら、

・新幹線は「やまびこ」一択
・「えきねっと」お先にトクだ値30%(以後「トクだ値30%」と略)

となるだろう。通常、東京~盛岡~宮古まで15,390円(自由席)かかるところ、トクだ値30%なら東京~盛岡が9,990円になる。盛岡~宮古は「別に乗車券1,980円を買う」「2,100円で106急行バス」のどちらかとなるが、これだけで片道3,300~3,420円が節約可能

ただ、トクだ値30%乗車日13日前までしか予約できない。以降は東京~盛岡が12,850円になる「トクだ値10%」になるが、やはり“普通に乗車券と特急券を買う”よりは安く上がる

「やまびこ」は発売後しばらく「トクだ値30%」が売れ残っている列車がちらほら存在する(※無論、平日限定)のもポイント。発売同時の売り切れが常態化している「はやぶさ」のトクだ値を狙うより、最初から「やまびこ」のそれを狙う方が手堅い。

番外首都圏に帰る場合は高速バスを合わせる方法もある

「ブルートレイン日本海」から首都圏へ帰る時は、盛岡~仙台を東北新幹線で移動し、仙台から首都圏は高速バスという方法もある。

盛岡~仙台の「やまびこ」は「トクだ値30%」なら4,450円、「トクだ値10%」でも5,730円。これに仙台~東京の高速バス(所要時間5時間~)を組み合わせる。高速バスは、運行会社にもよるが昼行3,500円~・夜行が4,500円~が相場だ。

ただ、東京⇔盛岡が9,990円で利用できるトクだ値30%と比較すると、「仙台で牛タンでも食べたら節約した分が吹き飛ぶ」程度の節約効果しかない。

個人的には、「トクだ値30%が東京⇔盛岡で取れるならそれに越したことはない」というのが正直なところだ。

無論、盛岡〜仙台・東京でトクだ値10%しか取れなかった場合、牛タンはいいからとにかく安くしたい場合などは、この高速バス併用も検討の余地はある。

交通費を節約する方法(名阪エリア発の場合)

「ブルートレイン日本海」の最寄り空港は花巻空港であるが、交通費を一気に節約できるLCCは就航していない

花巻空港へはフジドリームエアラインズが名古屋(小牧)・神戸(※)から直行便を運航している(※)。料金は最安のDreamプライス(席数限定・7日前までに予約)11,000円~、次に安いDreamフレックス(席数限定・前日までに予約)13,000円~

LCCの「最安で片道数千円」には遠く及ばないが、新幹線やレガシーキャリアで行くよりは遥かに安い。

※フジドリームエアラインズには「神戸~花巻線」もあるが、花巻空港15:30着の1日1便のみである。この時間から岩泉小本を目指すと到着は20時過ぎになるため、利用の際は留意の上で。花巻到着後は「盛岡などで前泊して観光・乗り鉄の上、翌日改めて岩泉を目指す」方が現実的と思われる。

【備考:安くしたければ、LCCの来る仙台空港はどうか?】

LCCのPeachが就航している仙台空港から「ブルートレイン日本海」を目指すのはできなくはない。仙台空港から仙台駅に出て東北新幹線で盛岡、盛岡からは106急行または山田線、と言った具合だ。ただ、

・仙台空港~岩泉小本駅は4時間以上かかる
・仙台空港~岩泉小本の交通費が7,990円~(※)

と、時間も移動費も多少かかる点には注意したい。

(※)交通費の内訳は仙台空港~仙台660円、仙台~盛岡はトクだ値30%で4,450円、盛岡~宮古は106急行バスで2,100円、宮古~岩泉小本780円

施設周辺

・隣接する道の駅いわいずみ内に「わくわくハウス(おみやげ販売)」「レストラン岩泉」ほかショップが各種存在。ただ総じて閉店時間が早く、夕食以降の時間帯には使えない(16~17時など店舗による)

・道の駅いわいずみから250mほど(徒歩4分程度)歩いたところに飲食店「ゆう竹食堂」あり。営業時間は11:30~18:30で木曜定休(2023年10月現在)

・施設近隣には徒歩圏内のコンビニ・スーパーは皆無。買い出しは事前に済ませた方が無難か。

・岩泉小本駅の徒歩圏内にローソン(岩泉小本店)あり(2023年10月現在)。バスターミナルとは反対方向の海側に向かって徒歩数分。

目次

A寝台
A寝台 洗面台・トイレ・車内設備
B寝台
B寝台 デッキ・車掌室・その他車内設備
「ブルートレイン日本海」へのアクセス

概説

デビュー年:2014年8月(ふれあいらんど岩泉での営業開始)

「ブルートレイン日本海」とは、岩手県内・岩泉に存在する「ふれあいらんど岩泉」の宿泊施設の一つ。元々「日本海」「あけぼの」などで使用されていた寝台車3両を譲り受け、2014年8月から営業を開始している。

編成は3両で、開放型B寝台2両と開放型A寝台1両で構成。宿泊に使用される車両の設備は現役当時からほぼ変わっておらず、トイレ、洗面台も一部を除きそのまま利用可能。毛布、シーツは宿泊料金に含まれているほか、別棟に「ブルートレイン日本海」宿泊者専用のシャワー施設を設置している。

宿泊用の寝台は1ボックス(A寝台2人、B寝台4人)単位が基本だが、1両単位での貸切利用も可能。料金はシーズンにより異なる。

食事の調達は、道の駅いわいずみ内の売店(営業時間は短い)、または車で約15分前後の場所にあるスーパーマーケットとなる。コンビニなどは徒歩圏内にないため、公共交通手段のみで訪れる場合は事前に食事を調達した方が無難。また、有料でBBQコンロなどを借りることができる(要問合せ)。
営業期間は4~11月のみで、冬季は休業となる。

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