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HOME > 鉄道・バス車内写真 > JR東日本の在来線 > E233系3000番台「東海道・宇都宮・高崎線」

E233系3000番台「東海道・宇都宮・高崎線」

車体側面の様子。車体そのものは他のE233系と大きな差はありません。また路線カラーの帯はドアにも引かれており、そのためかホームで見ているとE231系とはかなり印象が違って見えます。

ロングシート

さて、変わってここでは普通車を見ていきます。写真は編成の大部分(3、6〜8、11〜13号車)を占めるロングシートの様子です。基本的には他のE233系と全く同一であり、3000番台ならではの仕様は、モケット以外にはあまりなさそうです。

座席の様子。モケットはメンテナンスのためなのかは分かりませんが、同線を走るE231系と同一です。座席幅はE231系と比較して10mm広くなっているそうですが、E231系と比べて確かに何となく左右幅に余裕があるように思えますし、たかが10mmとはいえ、それなりに居住性の向上につながっているように思います。

3人がけの様子。連結面の壁部分にもくぼみがついており、一番壁際に座っても、そこまで圧迫感を感じないような配慮がなされています。これはE233系では共通に見られる設備ですね。

各車両には優先席区画が備わります。こちらも他のE233系と特段違いはなさそうです。

その優先席はこんな感じ。優先席部分の壁はうっすら黄色がかったものになっています。

先頭車の一番前よりの座席は、運転席のスペースの関係で4人がけになっています。

セミクロスシート

変わってこちらが1、2、9、10、14、15号車に連結されているセミクロスシートの様子です。E233系では唯一のセミクロスシート車ですが、こちらも先に登場したE231系と特に大きな違いはありません。あえていうなら、握り棒が丸いこと、つり革の色程度の違いでしょうか。

クロスシート部分の様子。片持ち式のデザインはJR東日本ではよく見かけるデザインです。基本的にはE231系のそれとほぼ変わりません。あえて言えば、座席の外側の白い部分の形状がややE231系のそれに比べて丸っこく、かつ下までせり出ているなどで見分けがつかないことはないです(笑)。
クロスシートに共通する話ですが、足元はかなり狭く、混雑時に目の前に体格のいい人が座ると脚がかなりきついです。グループでの利用であればなかなか快適なのですが…。

ドア脇は2人がけです。この区画はなぜかそこそこの人気スポットであり、始発駅で見ていてもなぜかここはわりと早めに埋まる傾向にあるような気がします。

1・10・11号車 車いす対応トイレ

1、10、11号車には車いす対応トイレがあります。また、車いす対応トイレのある車両には、号車番号下に車いすのマークがついているのが特徴です。

1・10・11号車 優先席区画

車いす対応トイレのある車両は、7人がけのロングシートの2人分のみの優先席というやや変則的な仕様になっています。写真はその様子ですが、優先席部分は床の色もしっかり揃えられています。

で、その座席の様子。座席カラーだけでなく、手すりやつり革も優先席仕様になっています。

6号車 優先席区画

6号車には洋式トイレと優先席区画がありますが、この部分だけ優先席が枕木と並行に設置されています。物凄く乱暴な言い方をすると、クロスシートを半分に切ったような感じ(笑)になっているほか、立って乗車するときによっかかるため(と、混雑時にこの座席に座る人の足元スペースをある程度確保するため)のポールがついています。
あえてこの配置にしたのは、通常通りロングシートの配列にすると、トイレに出入りする人と座っている人の視線が合わないように、という配慮なのでしょうか。しかし、あまりに見慣れない構造のためか、なじみ深いJR東日本の車両でありながら、妙な違和感を感じてしまうのは私だけではないはずです。

その座席部分の様子。

その他の車内設備

天井の様子です。

ドア脇には半自動扉時に使う開閉スイッチがあります。冬季の宇都宮線、高崎線のほか、最近は東海道線も含めて、始発駅や長時間の停車時などを中心に、空調効果を高めるために半自動モードでの運用が増えてきています。
なお、自動モード(車掌による一括ドア操作)の場合は、ボタン周りのランプ(緑や赤)は消灯します。

ドアの様子。ドアは他のE233系と同一です。また、ドア上には2段式のLED案内表示機が備わります。E233系で案内表示にLEDを使っているのは、この3000番台が唯一ですね。この車両が登場した時は、すでに時の流れとして、「案内表示はLEDからモニターへ」の過渡期でしたが、その中であえてLEDで登場した理由は気になるところです。
表示内容もE231系と同一ですが、E231系と比較して、英語で行先を表示する時の「For」の文字がやや小さく左寄りに出るなど、本当に微妙な違いがあります(笑)。

項目

  • グリーン車
  • 普通車・その他

撮影日時・場所

撮影日:2014年2月7日、同年3月7日
撮影場所:高崎線 上野駅 車内

モケット

(↑)普通車 座席モケット

(↑)優先席 座席モケット

車両概説

デビュー年:2008年

東海道線、高崎線、宇都宮線などで使用されてきた211系の後継用として登場。

車体や走行設備などは先に登場していた0番台や1000番台に準じているが、比較的長い区間に渡って高速運転を行うため、揺れを抑制するためのヨータンパが全車に取り付けられている。また内装は基本的に他のE233系と同一だが、同区間を走るE231系と仕様を合わせるため、車内案内表示装置はE231系と同じLED表示装置が使われている。

編成は10両編成と5両編成があり、最大15両での運転が可能。4・5号車にはグリーン車が連結されているが、基本的な内装などはE231系と同一。

また、E231系との併結運転にも対応しているが、営業運行での実績はない。

東海道線用の編成は国府津車両センター、高崎線・宇都宮線用のものについては高崎車両センターに配置されており、明確に運用が分けられている。
前者は、東京〜熱海・沼津間、後者は上野〜黒磯・高崎・前橋で使用。行先表示では湘南新宿ラインの表示も可能だが、ごくまれに一部区間で代走する場合を除いて同線では使用されない。

なお、2014年度末に開業する上野東京ラインの開通で、今後運行の範囲がさらに広がると思われる。

荷物棚はこんな感じです。

項目

  • グリーン車
  • 普通車・その他
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