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HOME > 鉄道・バス車内写真 > JR東日本の在来線 > E231系「東海道・宇都宮・高崎・湘南新宿ラインほか」

E231系「東海道・宇都宮・高崎・湘南新宿ラインほか」

2000年に宇都宮線・高崎線でデビューして以来、活躍の範囲を年々拡げ、何だかんだで2007年まで増備が続けられたのがこのE231系近郊型です。現在は東海道線、湘南新宿ライン、宇都宮線、高崎線のほか、一部列車で両毛線の前橋まで顔を出したり、また横須賀線内のみで完結する列車としても充当されたりしています。さらに、かつては御殿場線の山北まで運行されていたほか、定期列車では沼津まで、試運転では浜松まで入線実績があるなど、路線だけでなく会社の枠を超えて幅広い活躍実績があります。今後、いわゆる“上野東京ライン”の開通で、さらに活躍の場が広がるのでしょう。
写真は昼下がりの上野駅に停車するE231系。これから高崎へ出発です。

宇都宮線での運用時の行先表示。上野駅では高崎線との誤乗防止のためか、宇都宮線の行先表示は文字が緑色になっています。

手持ちを探していたら行先的に珍しいのが出てきたので掲載。こちら、金曜の夜に横須賀線から新宿まで運行される湘南新宿ライン運用時の表示です。現在、湘南新宿ラインは基本的に新宿止まりの列車はないため、かなり珍しい表示です。

グリーン車2階

さてグリーン車の様子です。写真は2階席で、青系の座席がずらりと並ぶ光景になっています。

車内を反対側から見るとこんな感じ。座席のモケットが暗めの色のためか、蛍光灯の照明ながら夜はそれなりに暗い雰囲気になります。

座席の様子。「グリーン車」といってもあくまで普通列車なため、実際に座った感じは特急列車の普通席のような感じです。とはいっても付帯設備は背面テーブル、カップホルダー、コートかけがあり、一見シンプルに見える座席ながら意外に設備は充実しています。
このタイプの座席はJR東日本の特急列車の普通席でよく見かけますが、JR東日本でいま流行りの座面スライド機構は省略されています。また、気のせいかリクライニングの戻りが特急の普通席のそれに比べてやや早い感じもしました。このあたりはコストカットだけでなく、折り返し時間をなるべく短くして運用の効率化を図るうえでの要請にも思えます。

カップホルダーの様子。目立ちにくい設備ですが、背面テーブルのように目の前に大きく展開するほどのものではないので使い勝手は非常に良いです。

天井を見上げます。

車内のLED案内表示装置。E231系近郊型の普通車は、2003年までの増備車が1段式のLED、2004年以降が2段式のLEDとなっていますが、このグリーン車は普通車のLEDの段数に関係なく2段式です。

グリーン車1階

変わってこちらが1階席の様子です。2階席とは異なり、こちらは赤系の座席が展開しています。

車内を反対から見るとこんな感じです。

車端部の平屋席はこのような感じ。普通車と接する部分は3列12名のみ、グリーン車同士で接する部分は2列8名のみの小さな空間です。また、この区画にのみ荷棚があります。大荷物の方はこちらを利用すると良いでしょう。

座席の様子。座席は座席下中央にある支柱により支えられているため、E217系のグリーン席のように窓際の人だけ足元が狭くなるということはありません。
一般に普通列車のグリーン車の2階席は、あまり普段はグリーン車に乗らない人が来やすい傾向にあるように思います。実際に何度かこのグリーン車に乗っていても、1階席は何かと静かな傾向にあります。長い時間乗車してまったり過ごしたいという方には1階がおすすめです。

車端部の座席はこんな感じ。テーブルは折り畳み式です。

座席肩部には、きのこのような形の手かけが備わります。もっとも、人が座っている座席の手かけをつかむのはやや気がひける微妙な位置ではあります。

1階席は座席部分が一段上がるハイデッカー構造になっています。足元の注意を促すため、段差部分は黄色くなっています。

1階席の天井の様子。階下席のため、天井にやや圧迫感を感じるのは仕方ないのかもしれません。1階席には付帯設備として読書灯も備わります。

変わってこちらが平屋部分の天井の様子。照明のカバーが大きいためか、やけに明るく見えます。

グリーン車2階(登場直後)

さて、こちらはE231系のグリーン車の登場当初、初期に製造された数編成にのみ設置されていた座席です。パッと見では同じですが、座席肩部の手かけがないかわりに、その場所にレザーのような滑り止めシートがついているものになります。

座席の様子。肩部部分以外は現行の座席と同一です。E231系グリーン車の中でも中期〜後期に製造された車両は最初からキノコ型の手すりを設けていましたが、初期編成はこの座席を設置したまましばらく運用されていました。しかし、仕様を統一するためなのか、近年(2009年ごろ?)キノコ型手すりがついた座席に換装(または肩部分だけ改造したのかは不明)されています。

グリーン車1階(登場直後)

で、こちらがその1階席の様子。キノコ型の手すりがないだけで車内全体のイメージもかなり違って見えます。

座席の様子です。個人的にはこの滑り止めシートでもいいような気がしますが、実際のところ座席の肩部分をいわば「わし掴み」にしながら歩くのはなかなか難しいです。どういった経緯で座席が変更されたのかはわかりませんが、ともあれ、現在この座席はすでに現存していません。

洗面所

デッキ部分には洗面所が備わります。カーテンまでついている本格的なものです。

デッキ

デッキの様子。手すりは全て黄色をしています。また、ドア上には防犯カメラがついていますが、これは車内でのグリーンアテンダントへの暴行事件が多発したことにより、近年新たにつけられたものだそうです。

項目

  • グリーン車
  • 普通車・その他

撮影日時・場所

撮影日:2014年2月7日、同年3月7日
撮影場所:高崎線 上野駅 車内

モケット

(↑)グリーン車2階席モケット

(↑)グリーン車1階席モケット

(↑)グリーン車カーテンモケット

車両概説

デビュー年:2000年

既に取替えの時期を迎えた103・113・115系などを置き換える目的で開発・製造。
E231系には、103系の置換用としての0番台と、113・115系置換用としての1000〜8000番台があり、通勤用・近郊型両方に対応できる性能を持っていることが最大の特徴と言える。それぞれVVVFインバーダーは異なるものの、部品も極力共通化を図っている。

量産にあたり、1999年に試作車の209系950番台(10両)が落成し、総武線にて試運転を開始した。この車両を使用して、使用機器などの検討を重ね、量産車は一部機器の変更を行ったうえで、2000年3月から、まず総武線にて量産車が運転を開始した。

尚、試作車編成は、一部機器の変更を行ったうえで、量産車と性能を揃え、総武線用のE231系900番台としてE231系に編入され、0番台車両と混じって活躍している。

続いて近郊型車両も同年6月より運転を開始し、基本性能、車体構造などは0番台と同様だが、寒冷地でも使用されることから半自動扉など耐寒構造を持ち合わせているのが特徴。

この近郊型車両は、緑とオレンジのいわゆる湘南色帯を巻き、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ラインで活躍しているほか、2004年10月から東海道線東京口でも走り始めている。これに伴い、新たにグリーン車が新造された。

今後、東北縦貫線(通称:上野東京ライン)の開業に伴い、首都圏全域での運用が見込まれている。

階下席へ行く階段の様子。スペースを有効活用するためにらせん階段になっていますが、これは211系の時代から受け継がれている構造です。

項目

  • グリーン車
  • 普通車・その他
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