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オリオンバス プレミアム・プレミアムビジネス車
オリオンバスは、高速ツアーバス業界で急成長を遂げた企業の中でも、比較的早くから参入している高速ツアーバス会社として有名です。当初は観光バス会社のバスをそのまま使っていたため、日や区間によって来るバスの色が違う、ツアーバスの中のツアーバス、いわば「ザ・ツアーバス」のような状態でした。しかし、最近は提携バス会社である杉崎観光を筆頭に、自社ラッピングを施した車両の導入も始まっています。また、折からの高速ツアーバスの新基準を受けて、2012年に初めてオリオンツアー自らのバス会社「オー・ティー・ビー」も設立しました。高速ツアーバスの先駆者として、今後どのような展開を見せていくのか興味深いところです。 車内
さて車内の様子です。ヒュンダイ・ユニバースの純正シートが2+1の配列でズラッと並ぶ車内になっています。左側が「プレミアム」、右側が「プレミアムビジネス」として別枠で販売されており、プレミアムビジネスの方が料金は若干割高です。 プレミアム座席
2人がけの様子。こちらは「プレミアム」として販売されています。座席のデザインはどこかで見たことがあるような気がするのですが、よくよく考えたらウィラーエクスプレスのプレミアムの座席と形状がかなり似ています。ウィラーの場合は大宇、こちらはヒュンダイでメーカーは違いますが、韓国ではこのような形の座席が流行りなのかもしれません。
で、2人がけを別角度から。こちらの写真だと、シートピッチがよく分かると思います。付帯設備はレッグレストとカップホルダーのみで、それ以外はテーブルもフットレストもありません。 プレミアムビジネス座席
代わってこちらが「プレミアムビジネス」の座席。座席的には単純にさっきの座席が1人がけになっただけですが、こちらは通路側にカーテンがついており、プライバシー性が向上しています。カーテンもかなり遮光性の高いものになり、カーテンを閉めるとかなり暗くまた視覚上は一人だけの空間となります。
カーテンの様子。カーテンはマジックテープで固定でき、走行中に開きにくい工夫がされています。 その他 座席のシートカバーには「オリオンバス」のロゴが。
プレミアム・プレミアムビジネスの乗客には、スリッパと「足爽快シート」なるものが無料でサービスされます。その他、網袋にはオリオンバスの時刻表(というよりかは厳密に言えば「催行計画表」)も入っています。
天井の様子。白色の照明が一定間隔で続いています。日本ではあまり見かけない形状をしています。
最後列の座席はスペースの関係か、一段高くなっています。
各座席にはスポット空調と読書灯が備わります。もっとも、私が利用した時には読書灯は電源が切られていたせいか使えませんでした。 運転席 運転席の様子。シフトレバーの位置やハンドルの形状などが日本のそれと異なるのが面白いです。 |
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