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ウィラーエクスプレス・ビジネスクラス車 ウィラートラベルが2009年7月に送り出した新しい座席が「ビジネスクラス」です。「バスで出張」という新たな概念を前面に押し出しています。そしてそれ以上に新しいのが、このバスは最新の「セレガ・ハイブリッド」であること。長距離バスではウィラートラベルが最初に導入しました。
セレガハイブリッドのエンブレムは入口部分についています。そしてその脇には号車番号の紙が。集合場所では、この号車番号で呼ばれます。
エントランスの様子。電球色の照明と木目調がかもし出す雰囲気は、「ビジネスクラス」の名にふさわしく、高級感あふれるものとなっています。 ビジネスクラス車内
さてビジネスクラスの車内の様子です。暖色系の明るさを抑えた配色を用いているだけでなく、照明の照度も控えめになっており、全体の明るさを抑えることで高級感を醸しだしていると見えます。ホテルのサービスを意識したとのことですが、確かに雰囲気だけをとれば、そこらへんのビジネスホテルの客室と十分比肩するものになっていると思います。 ビジネスクラスComfort座席
まず、こちらが「ビジネスクラスComfort」の座席です。レッグレスト、ピロー、電動リクライニング、コンセント、テーブルなど、「上級クラス」の座席に必要とされそうな付帯設備は一通り揃っています。リクライニングも、レッグレスト、背もたれだけでなく、座席全体の傾斜、背もたれの中折れも可能になっており、都合4種類の調節が可能になっています。
座席背面の様子。各座席にはテレビがついており、地上波デジタル、BS放送を見ることができます。座席にはヘッドホンとハンガーが備え付けられています。このハンガーは「ビジネス」で利用するサラリーマンが、スーツの上着をかけることを想定しているとのことです。 ビジネスクラス座席
こちらが2人がけ「ビジネスクラス」の座席です。2人がけとはいっても、2席の間には大型の仕切りがついており、隣の人を気にする必要はほとんどありません。付帯設備はテレビとカーテンがなく、またフットレストが手動式であることを除けば「Comfort」と変わりありません。
座席の広さがゆえ、通路側の座席は荷棚下の読書灯が届きません。その代わり、このような読書灯が仕切りの部分についています。消灯時間まで使えます。
床は木目調が使用され、高級感をかもし出しています。
天井を見上げます。オレンジ色の照明はセレガ共通ですが、荷棚下の照明は蛍光灯色ではなく、暖かみのある電球色が採用されています。 車内設備 トイレ脇には見ての通り、スーツなどをかけられるクローゼットがあります。夏場はともかく、冬場、スーツの上に着るコートをかけることを想定したのではないかと思います。
車内には加湿器が備え付けられています。女性には嬉しい設備なんでしょうか。 トイレ 車内の最後尾にはトイレがあります。
そして、トイレの洗面所の様子。いい意味でバスのトイレとは思えない清潔かつ明るい雰囲気があります。写真にはありませんが、トイレの便器の中にも大理石らしい模様が描かれており、隅々まで「ラグジュアリー」感を出そうとした努力が垣間見えます。 その他 ビジネスクラスでは、ツアー参加料金にプラス500円で、「快眠4点セット」を販売しています。その内容はスリッパ、耳栓、空気枕、アイマスク。500円の投資も悪くはないかもしれません。
出発時刻の案内表示。これは、この便に乗務されていた運転手さんの手作りだそうです。
運転席の様子。走り始めたばかりということもあり、まだきれいです。 |
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