2008年で引退した0系新幹線の「日常の風景」に焦点を置いた写真の数々です。
作成日:2008/12/14
Shin-Osaka
引退を前に、登場当時の懐かしい塗装に戻された0系。
青と白の塗色も誇らしげに、新大阪駅にたたずむ。
Shin-Osaka
テールライトの光が、転落防止柵を赤く染める。
Nishi-Akashi
ホームに停まる0系新幹線。
44年間当たり前だったその光景が、記憶の彼方へ消える時は、もうすぐそこ。
Himeji
静かなホームに子どもの歓声が響く。
陽のあたるホームに停まる0系の姿。44年間、何度この光景が繰り返されたのだろう。
Aioi
青空の下。
Aioi
「やさしい目」と比喩する人もいる0系の先頭部。
0系の目は、昭和から平成まで「激動の時代」を見つめ続けた。
Nishi-Akashi
一時代を築いた700系も、原点はこの0系。
Aioi
原点という「功績」と膨大な「実績」を胸に秘め、今の時代を担う後輩を見守る。
Nishi-Akashi
車両のデザインと設備は、常に歴史とともに洗練されていく。
Shin-Shimonoseki
後進の「レールスター」に道を譲る。
0系も、新幹線の礎を築いた真の意味での「レールスター」。
Asa
次世代の「こだま」を担う車両が通過線を駆け抜ける。
Hakata
博多駅では先ほど追い抜いていった「レールスター」が出迎えた。
Hakata
博多に到着後、0系はすぐに幕を変え、博多南線の在来線特急へと姿を変える。
駅名だけの字幕は新幹線とそぐわないが、これも0系の一つの顔であった。
Inside
浜名湖を駆け抜ける、若かりし頃の0系の写真が飾られている。
写真はやや色褪せており、時代を感じさせた。
長い間、本当にお疲れさまでした。ありがとう。そして、さようなら。
0系新幹線、2008年12月14日、完全引退。