24系25形「トワイライトエクスプレス」 食堂車の食事

目次

ロイヤル・ツイン・シングルツイン
B寝台「Bコンパートメント」
食堂車・ロビーカー
食堂車の食事

24系25形「トワイライトエクスプレス」食堂車

最後に、私が取材時に食べた食堂車のメニュー(一部)をご紹介します。いずれも2014年7月時点でのメニューです。

撮影日時・場所

撮影日:2014年1月

撮影場所:「トワイライトエクスプレス」 車内

備考

当ページは、旧「抜け蔵」で公開していた車内写真ページのリメイク版となります。写真の質についてはご容赦ください。

ティータイムメニュー(一部)

(左/上)メニュー
(右/下)ダークチェリーのクラフティ

札幌発の列車では、出発してしばらくすると「ティータイム」の営業が始まります。主にコーヒーや紅茶、ジュースのほかアルコールなどが注文できるほか、季節のスイーツなどもラインナップされていました。

2014年7月時点でのスイーツは「ダークチェリーのクラフティ」。チェリーの入ったタルトのほか、バニラアイス、ラズベリーソースなどからなっています。

夕食 フランス料理

次に、トワイライトエクスプレスの「名物」と言っても過言ではない「フランス料理フルコース」をご覧いただきます。

(左/上)初期状態
(右/下)オマール海老とセロリのピューレ蕪(カブ)とオレンジのサラダ仕立て ヴァニラの香り

オマール海老のコリコリした食感と、カブとオレンジのさっぱりした味わいのサラダが絶品でした。

(左/上)パン
(右/下)2層のヴィシソワーズ ローズマリー風味

パンは車内で温めているようで、かなりあたたかい状態で出てきました。ヴィシソワーズはその名の通り、さっぱりしたジャガイモのスープという感じです。

(左/上)ラウゲンロール
(右/下)マナガツオのオーブン焼き

パンが続きますが、こちらはドイツの伝統的なパン「ラウゲンロール」です。他方、マナガツオのオーブン焼き。トマトや茄子、パプリカなどの夏野菜が付け合わせで、季節を感じられる一品でした。

黒毛和牛のステーキ 夏野菜のロースト じゃがいもとにんにくのクレープ

メインディッシュ。黒毛和牛のフィレ肉のステーキで、これは車内で焼いているとのこと。列車の中で食べる焼きたてのステーキは格別でした。

(左/上)ローストしたマンゴーのゼリー仕立て ヴェルベーヌのシャーベット
(右/下)食後のコーヒー

レモンのような香りのグリーンカルダモンのゼリーに、マンゴーを添えて。また、その間にあるシャーベットはヴェルベーヌ味。よく分かりませんが(苦笑)、さっぱりとした柑橘系の味でした。

また、食後の飲み物はコーヒーのほか、紅茶(ダージリン)ハーブティー(カモミール、ブレンド)の4種類から選ぶことができます。

朝定食

(左/上)朝定食
(右/下)フルーツ&フロマージュブラン

最後に朝定食。和定食と洋定食があった「北斗星」「カシオペア」とは異なり、トワイライトエクスプレスの朝食は1種類のみ、かつ前日までの要予約となっていました。

目次

ロイヤル・ツイン・シングルツイン
B寝台「Bコンパートメント」
食堂車・ロビーカー
食堂車の食事

概説

デビュー年:1972年(車両)

寝台列車の主力車両。当初B寝台は3段式で登場したが、その後寝台列車の需要減少や設備改善のために、現在は全てが2段式になっている。

車体構造はその前に登場した14系とほぼ同様だが、1972年11月の北陸トンネル火災事故の教訓をきっかけに、防火対策を強化したほか、電源は集中電源式が使用されている。

24系の中には、サシ481、489などから改造されて食堂車となったもの(北斗星などで使用)、また20系の電源車カヤ21から改造され、24系の電源車となったものもあるが、後者は全車廃車済み。

タイトルとURLをコピーしました