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HOME > 鉄道・バス車内写真 > 私鉄 > 東京急行電鉄5050系

東京急行電鉄5050系

田園都市線でデビューした5000系の東横線バージョンというような位置づけで登場したのがこの5050系です。この5050系、一見は全て同じように見えますが、細かいところはかなり違いがあり、極めるとかなり奥の深い車両だったりします。また、東急ではよくある話ですが「編成間での車両の融通」があるため、同じ編成内でも号車によって違いがあり、乗っているだけでかなり面白みのある車両だと思うのですがいかがでしょうか。
写真は夜の元町・中華街駅で発車待ちの様子。最近は東京メトロとの相互直通運転により、埼玉にも顔を出すなど、活躍範囲はかなり幅広い車両です。

車体側面の様子。最近は私鉄各社でもよく見かけるタイプですね。一部ドア脇には「TOKYU CORPORATION」のロゴがついてます。

行先表示の様子。フルカラーLEDが使用されています。なお、5050系の中でも極めて初期に製造された車両については、種別表示は字幕式、行先表示は3色LEDというのも存在します。撮影でき次第こちらでも紹介します。

普通車(3〜5・6次車)

さて車内の様子です。車内はベースとなったE231系そのままで、必要なところをちょこちょこ東急仕様に変更した感じです。「首都圏でよく見かける通勤電車の車内」とでもいう感じで、パッと見では“東急らしさ”のようなものがあまり感じられないのは、マニア的にはやや残念な気もします。
写真は5050系の中でも中期(2004〜2007年)に製造された3〜5次車の車内。写真ではやや分かりにくいですが、ドアが無塗装の銀色になっています。

で、こちらが6次車の車内。基本は同じですが、ドアが化粧版仕上げになっている点が異なっています。ドアについては当ページ一番下で詳しく紹介します。

座席の様子です。モケットは東急オリジナルのものですが、その他はJRのE231系などと同じ、これといっていうことのない座席です。E231系のそれは、主に初期に製造された車両を中心に座面が石のように固かったのですが、こちらは製造当初からそれなりに柔らかさのある座席になっています。まぁ、この座席で横浜から池袋まで普通列車で乗りとおした時は、後でかなりの腰痛に悩まされましたが…(笑)。
また、細かいところですがつり革の高さは2種類あり、背の低い人でも握りやすいような配慮がなされています。

車端部は3人がけになっています。

その座席の様子。こぢんまりとしていて妙に落ち着く空間です。長距離を乗る時はこちらの区画を選ぶといいのではないでしょうか。
なおどうでもいい話ですが、この3人がけ席は車体の長さの関係からか、ドアからやや離れた位置に設置されています。写真で見ていただいても、ドア脇と座席まで妙に長い空間があるのがお分かりいただけると思います。

一部車両には見ての通り、優先席とフリースぺースが備わります。優先席部分は黄色い帯(のようなもの)が壁に貼られており、モケットは共通でも優先席区画であることがかなり分かりやすく示されています。

優先席の様子。基本的に普通席の人がけと同じですが、手すりが多めに設置されています。また、この区画のみ手すりが最近E233系などでもよく見かける丸みを帯びたものになっています。

で、こちらがフリースペースの様子。車いすやベビーカー連れの人向けのスペースです。

天井の様子。特に飾り気もなにもなく、シンプルな感じにまとまっています。

各座席の網棚は見ての通り、文字通りの「網棚」です。この5050系が登場した時は、すでに荷物棚は「網」から「パイプ」へ完全に移行したといっても過言ではない感じでしたが、5050系は、荷物棚はずっと網棚が維持されていました。やけに保守的な感じもしますが、この網棚が5050系の見どころと言えば見どころのような気がします。
なお、5050系の中でも>>4000番台は、網棚から通常の「棚」に変更されています。

座席とドア脇の仕切りの様子。こちらはJRでもよく見かけるデザインです。

普通車(7次車)

またまた車内ですが、よく見ると微妙に異なります。こちらは5050系の中でも2010年以降に製造された車両(7次投入車以降)の車内になります。目につくところだけでも、座席の手すりが丸みを帯びたものになっている、座席とドア脇の仕切りの形状などの違いがあります。

で、こちらが座席の様子。座席の形そのものは上で紹介したものと大差はありませんが、内部の詰め物が変更されているためか、あるいは単に新しいからだけなのか、以前の車両と比較してやや沈み込みが増えたような気がします。
なお、それ以外は6次車以前と大差はないようで、つり革も最近流行りの「黒い大きいタイプ」ではなく、従来のグレーのものになっています。

車端部の3人がけの様子。仕切りや手すりの形状が違うだけで妙に雰囲気が違って見えるような気がしますがいかがでしょうか。

優先席区画はこんな感じ。こちらは仕切りの形状が異なるほかは、従来車と大差はないようです。

車内の各所が時代に即してマイナーチェンジされている中で、頑なに生き残り続けているのがこの“網”棚です。車内の見た目そのものは後に登場した>>4000番台とそっくりなのですが、この網棚で5050系の後期車か、あるいは5050系4000番台なのか見分けがつけられますね(笑)。

ドアとLCDモニター

5次投入車までのドアの様子。ドアは無塗装で、金属そのままになっています。ドアの戸当たり部分には黄色のステッカーが貼られていますが、これは後から取り付けられたもののようです。

で、こちらが6次投入車の様子。この代からドアが化粧版仕上げになっています。これだけでもかなり雰囲気が異なって見えるように思います。

で、7次投入車以降の様子。6次投入車と基本は同じですが、ドアと座席の仕切りの形状が変更されているほか、ドア上のLCDモニタも17インチ、横長のワイドサイズになっているなどの変更点があります。

ドア上のLCDモニタの様子。右側で次駅案内や乗換案内、左側で広告などの「TOQビジョン」が放映されています。
なお、写真は6次車以前までのものとなります。7次車以降の横長のLCDモニタの写真については>>5050系4000番台の項で紹介していますのでそちらをご参照ください。

撮影日時・場所

撮影日:2014年8月18日
撮影場所:みなとみらい線 元町・中華街駅 車内

モケット

(↑) 座席モケット

車両概説

デビュー年:2004年

老朽化が進んだ8000系、8500系の置換用として2004年にデビュー。田園都市線用の5000系とは異なり、6ドア車の連結はないが他の使用はほぼ同様。

車体、車内はJR東日本のE231系の構造を基本にしているが、地下鉄への乗り入れを想定して裾降り形状にはなっていない。VVVFインバーダー制御、TIS(車両情報装置)などの最先端技術や、ベビーカー、車椅子の乗客にも乗りやすいように、ホームとの段差をなくすなどの配慮もなされている。

東急東横線の主力車両として活躍。

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