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東京急行電鉄5050系4000番台
8両編成で登場した5050系の10両編成版というような位置づけで登場したのがこの5050系4000番台です。車体番号は4000番台となっており、予備知識がないと「東急4000系なんてのがあったのか」と思ってしまいそうですが、あくまで5050系の派生型であることがポイントです。
車体側面の様子。4000番台の車両番号以外は、既存の5050系と特に差はありません。 車内 というわけで車内の様子です。車内は基本的に既存の5050系と変わりはありませんが、手すりが曲線を描いていたり、荷物棚が網ではなく板状になっているなど細かい点の違いが見受けられます。このあたりは、JRで言うところの「E231系ルック」と「E233系ルック」の違いにも共通する点があるような気がします。
座席の様子。デザイン的にはJR東日本のE233系をそのまんま持ってきたような感じです。座席内部にはスプリングがあるようで、掛け心地は思った以上に快適です。最近は東京メトロなどとの相互直通運転により、全区間乗りとおすと2時間を超えるような長丁場の列車もかなりあるだけに、「良い座り心地の座席」は、今後東急の車両の必要不可欠な要素となりそうな気がします(笑)。
車端部は見ての通り3人がけになっています。座席の両端にある仕切りは5050系独自のデザインのものが使われています。 優先席区画 各車両にある優先席区画の様子。こちらはつり革が黄色くなってはいますが、座席モケットは通常の座席と同じものが採用されています。
で、その優先席のアップ。携帯電話の電源を切るよう促す掲示が随所になされています。この際、モケットも優先席専用のものにしてもよかったような気がします(笑)。 フリースペース 一部車両の優先席区画には、車いすやベビーカー連れ利用者向けのフリースペースがあります。
フリースペースのアップ。この区画はつり革の他、手すりも2段に設置されており、車いすの利用者や背の低い人でも安心してつかまれるような仕組みになっています。また、フリースペース部分のつり革は一般席と同じものが使われています。 その他 天井を見上げます。
荷物棚の様子。東急の車両では、2010年に入っても網棚が健在、要するに「文字通り“網”でできた荷物棚」ものが主流でしたが、この5050系4000番台からは通常の棚に変更されています。
各ドア上にはLCDモニタが2機設置されており、左側で広告(TOQビジョン)、右側で次駅案内や乗換案内がなされています。このLCDモニタも、5050系4000番台からは17インチのワイドモニタが使われています。
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