鉄道・高速バス 車内・座席写真のサイト |
||
|
小田急電鉄1000形「リニューアル車」
1988年のデビュー以降、小田急線内の主力車として長年君臨し続けてきているのがこの1000形です。登場から何だかんだですでに25年が経過し、今後3000形や4000形に押されて徐々に少数派に回るのかと思いきや、2014年から突如リニューアル工事が開始されました。走行機器はもちろん、内装は新型車両と比較しても全く見劣りのない仕様になっており、この1000形も当面は小田急の主力としてまだまだ居座りそうな雰囲気になってきた気がします(笑)。
車体側面の様子。外装は大きく手を加えられていません。
行先表示はこんな感じ。リニューアルに伴ってフルカラーLEDが導入されました。
普通車
さて車内の様子です。リニューアル工事に伴って車内は完全に更新されており、かつての面影は全くと言っていいほどありません(笑)。車内だけを見れば、2010年以降に登場した新型車両と何ら遜色のない仕上がりになっています。
座席の様子。この座席のカラーは「ロビンスブルー」というそうですが、それは置いておきます(笑)。ドア間の座席は7人がけで更新前から変わっていませんが、従来と比較して1席あたり13mm、横幅が拡大されています。
車端部区画はこんな感じです。従来は妻面(車両と車両が接する部分)にも窓がありましたが、リニューアルに伴って埋められていますねぇ。
車端部座席の様子。こちらは4人がけです。小田急でも>>3000形以降はこの区画は3人がけとなっていますが、1000形ではリニューアル前から4人がけとなっていました。
優先席
続いて優先席区画を見ていきますが、この写真を見て「あれ?」と思った方は正解です(笑)。優先席区画は、化粧板がピンクがかったものになっており、普通席区画と比べて暖かみを感じる空間になっているほか、後述しますが照明のカラーも微妙に異なっており、電球色に近いものになっているのが特徴です。
優先席の様子。手すり、つり革などは黄色いものが採用されています。ちなみに、こちらの座席の色は「ルベキュラーグレー」と言うそうですが、近寄って見ると「グレー」というよりはブルーの方が近い色合いのように見えました。
普通席と優先席の境目部分の照明を撮影してみました。写真左の優先席区画の照明は、普通席のそれと比べて若干電球色っぽくなっているのがお分かりいただけるかと思います(笑)。
優先席のつり革は全て黄色いものが採用されているほか、携帯電話の電源を切る旨のシールも貼られています。
座席部分をアップで。化粧版(車両の壁)と接する部分にモケットを貼るのは、小田急の通勤型電車ではよく見られる仕様です。
フリースペース 両端の先頭車には、車いすやベビーカーの利用者向けのフリースペースが設けられており、ドア脇にもその旨のシールが貼られています。
フリースペース部分のアップ。この区画は、リニューアル工事に伴って初めて設置されました。7人がけのうち、3人分の座席スペースを潰してフリースペースに充てています。
その他の車内設備 天井の様子。リニューアルに伴って、エアコンに平行する形で青いラインが引かれており、おしゃれな雰囲気になっています。このラインは、小田急のプレスリリースによると「風」をイメージしたものだそうです。
荷物棚の様子。
つり革はリニューアルに伴って交換されているものの、形状は丸型のものが採用されています。このつり革も、よーく見てみるとうっすら水色がかっており、座席カラーとのコーディネートがなされています。注意して見なければ分からないレベルですが…(笑)。
通路の様子。床材はベージュがかったものになっていますが、これは「木漏れ日」をイメージしたものだそうで、隅々まで「コマドリのさえずりが聞こえてくる森のような、爽やかなひとときを感じられる自然な空間」のコンセプトが反映されているなと思います(笑)。
座席両端の仕切りはこんな感じ。ドア脇にお客さんが立ってよっかかってきてもほとんど気づかないほどに、縦幅がものすごく大きいです。
ドア ドアの様子。ドアのカラーもベージュに合わせられています。リニューアルに伴って、ドア上にLCDモニタが2画面設置されました。
で、そのLCDモニタの様子。 |
||
|
||
copyright(c)2002- Nukezo, All Right Reserved. |