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HOME > 鉄道・バス車内写真 > ジョイフルトレイン・波動用車両 > 485系「きらきらうえつ」

485系「きらきらうえつ」 - 座席 / きらきらラウンジ・トイレ・洗面台

乗降用ドア(左)と窓枠部分(右)の様子。「きらきらうえつ」への改造にあたり、車体は完全に新造されました。とはいってもそれから2019年で既に18年、窓枠のゴム製と思われる部分は既に劣化が進んでいるのがお分かりいただけるかと思います。

モケット

(↑)普通席
(↑)ラウンジ席
(↑)カーテン

撮影日時・場所

撮影日:2018年11月30日
撮影場所:「きらきらうえつ」 酒田駅 車内

備考

※ 取材列車がかなり混雑していたため、車内全景の写真を中心にやや撮り方がアレな写真が散見されますがご了承下さい。

2号車 「きらきらラウンジ」

2号車は定員外のラウンジカー「きらきらラウンジ」です。一両全てがラウンジとなっており、奥にある「茶屋」と呼ばれるミニビュッフェで購入したものをこちらで飲食することができます。先述した、単に列車に「乗る」だけでなく「飲食する」という概念を取り入れた先駆けと言える要素はこの「きらきらラウンジ」と言っても過言ではありません(笑)。
全体的に「和風」を感じるデザインになっており、「茶屋」という名前にもマッチした雰囲気になっています。また、通路部分もスロープが多用されており、バリアフリー面にも配慮されているのが覗えますねぇ。

ラウンジには、茶屋で購入したものを飲食する用のスペースとして、4人がけボックス席2区画と5人がけボックス席1区画が配されています。写真がその様子で、4人がけボックスを横から見た様子(左)とその座席のアップ(右)になります。
座席の座り心地は、定員外のフリースペースであることを考えれば大きな不満はないものの、テーブルの大きさが何とも中途半端なのはやや改善の余地がありそうです。本格的な食事が出てくるわけではないものの、例えば駅弁を4人で食べるとなるとかなり手狭になるのは否めません。まぁ、「茶屋」という名前の通り、お茶とお茶請け程度のものを食べるのであればこれでいいのかもしれませんが…。
ちなみにこの区画はフリースペースですが、40分の交代制となっています。日本海側なのでついつい長居したくなりますが、混雑時は譲りあって使いましょう。

一番奥はスペースの関係で5人がけとなっています(左)。一番通路側に座ってしまった人のために、小テーブルも丁寧に備え付けてありますが、ただでさえボックス席側の通路に面しているので、何とも落ち着かない席になりそうな気がします(苦笑)。
写真(右)はボックス席付近にあるごみ箱の様子。虹色のフォントがいかにも手作り感たっぷりでいいですねぇ。

ミニビュッフェ「茶屋」のカウンターを両側からみた様子。よく見ると、車内販売用も★マークがちりばめられた「きらきら」した専用のものが使われており、こだわりを感じます。

きらきらラウンジ エントランス部分「きらきら情報ルーム」

「きらきらラウンジ」の入り口には大型のプロジェクタマッピングが設けられており、沿線の地理案内などが行われる「きらきら情報ルーム」となっています。デビュー当初はこちらに大型のプラズマテレビがあり、その後液晶テレビを経て現在のスタイルに落ち着きました。写真(右)の、見るからポップ体な「きらきらうえつ」の文字は壁に取り付けられたものですが…E653系「いなほ」のヘッドマークといい、JR東日本新潟支社の方はポップ体がお好きなのでしょうか(笑)。

3号車 きらきらルーム

3号車にはかつて喫煙ルームが設けられていましたが、昨今の車内全面禁煙化の流れを受けて、現在は多目的室「きらきらルーム」なる謎のスペースに改修されました。元々灰皿だったと思われるスペースにテーブルを配置し、適当にチラシを並べただけの(笑)なんとも中途半端なスペースに。喫煙室時代はジャンプシートだった思われる座席は、現在は固定されています。

1・4号車 トイレ・洗面台

最後にトイレと洗面台をまとめてご紹介。客室とデッキの仕切を片側に寄せ、洗面台をもう片側に寄せることで、車内へ行く人とトイレ・洗面台を利用する人の動線がうまく分けられているように感じます。洗面台は自動水栓が導入されているほか、温水にもしっかり対応。これが何気に冬場はありがたいのです(笑)。

トイレ内部の様子(左)と男子小用トイレの様子(右)。カラーは白が基調で、洗浄方式は昨今すっかりお馴染みとなった真空式が採用されています。

3号車 車いす対応トイレ

3号車のトイレは車いす対応となっており、内部の幅などが他のそれよりも広めに取られています。こちらは内装に大理石風の模様が取り入れられており、白一色の一般トイレとは雰囲気が異なっているのが特徴です。

その他

デッキの様子(左)と、おまけで製造銘板の様子(右)。足回りは昭和51年、1976年の製造なので、2019年で実に43年目です。「きらきらうえつ」の車体がそこそこきれいなのであまり感じませんが、きらきらうえつが「老朽化」のため引退、という一部報道も、これを見ると致し方ないことなのかなと思いますねぇ。

この項目は2ページ構成です。>>座席編も併せてご覧ください。

概説

デビュー年:2001年(きらきらうえつとしてのデビュー)

羽越本線の沿線観光促進などを狙って2001年にデビュー。キャッチコピーは「乗って楽しい・降りて楽しい」。車両の名前、並びに同車を使用した専用列車の愛称はともに「きらきらうえつ」である。

走行機器などの足回りは485系のものを流用しているが、車体は完全に新製されており、眺望に配慮して全車両ハイデッカー構造を採用。また、各車両にはスロープを設けてバリアフリーにも配慮しているほか、3号車は車いす対応の座席・トイレなどを備えている。

4両編成で、1・3・4号車は座席車、2号車は「きらきらラウンジ」で、ミニビュッフェ「茶屋」とボックス席を備える。ミニビュッフェでは「きらきら弁当」を始めとした駅弁や地酒、お土産の販売が行われており、購入したものは「きらきらラウンジ」内のボックス席で飲食可能。

快速「きらきらうえつ」として、主に週末や繁忙期に新潟〜酒田間を中心に運行されるが、不定期に酒田から先、象潟や秋田まで延長運転される場合がある。このほか「きらきらうえつ」車両を使用した臨時列車として、過去に「きらきら行く年・来る年(新潟〜弥彦)」「分水夜桜(新潟〜分水)」といった新潟エリア、さらに「きらきらヨコハマ(横浜〜小田原)」「きらきらやまなし(新宿〜甲府)」など首都圏にも顔を出した経歴がある。

2010年代後半に入り、現役で活躍する数少ない485系の一つであったが、2019年9月に後継となる「海里」の導入が既に発表されている。本系列の処遇は公式では発表されていない(2019年1月現在)が、一部では「海里」と入れ替わる形での引退が報道されている。

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