115系「新潟地区」N33・N40編成(青シート)
長年、新潟地区の普通列車で幅を利かせてきた115系ですが、2020年4月現在、3両編成7本の合計21両のみになっています。これらの車両はいずれも長野からの転属車で、2013〜2014年頃に211系に押し出される形で転属。それまで新潟に所属していたより古い(かつ状態の悪い)車両に代わって、“第二の人生”をスタートさせました。転属にあたり新潟でもしばらく使う前提だったことから、ある程度状態の良い車両が選ばれたようで、大半が>>長野で施されたリニューアル車となっています。
しかし、そのリニューアル車に紛れて、なぜか非リニューアル車も2編成移籍してきました。それが今回取り上げるN33・N40編成です。
これらの編成は、(長野時代から)昔懐かしい青モケットの座席を今日まで残しています。日本全国、115系はだいぶ数を減らしつつもまだ残っていますが、大半は内装に何らかのリニューアルが施行済み。ここまで「原型に近い内装」を令和の今日まで残しているという点で、非常に貴重な存在と言えるのではないでしょうか。
さて、写真は柏崎駅での様子。近年、新潟地区の115系は昔の「復刻塗装」が施されており、こちらはかつて70系に塗装されていたいわゆる「初代・新潟色」です。当ページでは、このN40編成で撮影で撮影した写真をご紹介していきましょう。