115系「新潟地区・(長野)リニューアル車」
鉄道ファンの間で「新潟」といえば「国鉄」と言っても過言ではなかったように思う今日この頃です。E127系などが申し訳程度に導入されてはいたものの、2010年代に入っても新潟の鈍行列車といえば115系、という日々が続いていました。しかし、そんな同車も“寄る年派”には敵わなかったようで、2014年に本格的な後継車となるE129系の導入が始まると一気に引退が進行。現在は運用も激減し、すっかり「珍しい車両」になってしまった気がします。
2018年12月現在ではまだ公式発表されていないとはいえ、新潟地区の115系も決して先は長くないのでしょう。高崎や長野の115系亡きあとはこの新潟の地が、JR東日本の115系にとって「最後の活躍場所」となりました。いずれにしても記録や乗車は早めにしておいた方がよさそうです。
写真は深夜の吉田駅にて発車待ちの115系。近年、新潟地区の115系は昔の「復刻塗装」が施されており、写真の編成は弥彦線で専属で使用されていた編成のいわゆる「弥彦色」を身にまとっています。さっそく車内を見ていくことにしましょう。