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ウィラーエクスプレス・リラックス <<NEW>>
WILLER GROUPの高速路線バスで主力の座席が「リラックス」ですが、この「リラックス<<NEW>>」は、従来のリラックスより安全性と快適性双方を引き上げた発展型のシートです。2013年12月より運行が開始され、今後順次、既存の「リラックス」を置き換えていくそうです。
入口には「WILLER EXPRESS」のマットが敷かれています。マットまでピンク色になっており、こだわりを感じます。
かつて高速ツアーバス時代は「WILLER EXPRESS」のロゴが出るだけだったLED表示は、路線バス化により行先が表示されるようになりました。なお、セレガやガーラでは標準だと窓の下部分に行先表示がついている例が多いのですが、ウィラーのそれは窓の上部分についています。これはウィラーのこだわりを反映した特注仕様とのことで、他のバス会社では見られない構造です。
前面のLED表示も行先が表示されています。基本的には最終目的地のみが表示されていますが、路線により「新宿・川崎経由 東京ディズニーランド」などと経由地が表示されたり、また便名も表示されたりなど、デザインには数種類あるようです。 リラックス<<NEW>>車内
さて車内の様子です。車内はグレーとピンクがあしらわれた座席がずらっと並ぶ車内になっています。リラックス<<NEW>>は、旧リラックスより(ウィラーのコーポレートカラーでもある)ピンクを抑えた配色になっており、どちらかというと以前よりおとなしい(?)感じの印象を受けます。
さて座席の様子です。基本的な構造は「リラックス」と同一ですが、ひじ掛けの大きさが従来よりかなり大きくなり、一人一人のテリトリーが明確に区分されるようになりました。また、付帯設備はフットレスト、コンセント、網ポケット、コンセント、コートかけ(座席背面)のほか、新たにひじ掛け部分にボトルホルダーが新設されています。また、枕はNEWプレミアムにもある「空気枕」に近い形のものに変更され、首にかかる負担がかなり少なくなっています。
「リラックス」のシンボルでもある「カノピー」はリラックス<<NEW>>にもしっかり受け継がれました。なお、このカノピーは背の高い男性でも快適に使えるよう、旧リラックスよりより大きいものに変更されています。私も旧リラックスを使っていた時はカノピーを使うと、中に無理やり頭をおしこめている感じでしたが、このリラックス<<NEW>>からはカノピーの中でもあまり圧迫感を感じませんでした。
ひじ掛け部分に備わるボトルホルダーのアップ。窓際の人と通路側の人が間違えにくいようなデザインに工夫されています。こういったところもウィラーらしいこだわりを感じますね。
座席のピローのアップ。ピローは上下可動式のほか、飛行機に持ち込むような空気枕のような形状をしているので、頭を支えるというよりかは肩を支えるというような意味合いが強いように感じます。
天井を見上げます。天井はオレンジのファイバーが走るセレガ標準のものが使われています。
その他 休憩中に運転席脇に掲示される出発時刻の掲示。かつては運転手さんの自作のものを掲示していたり、ウィラー直営のバス会社によっていろいろデザインが違ったりしましたが、最近はこれに統一されたようです。
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