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HOME > 鉄道・バス車内写真 > 私鉄 > 東急電鉄5050系4000番台「Shibuya Hikarie号」

東急電鉄5050系4000番台「Shibuya Hikarie号」

2012年に渋谷に華々しくオープンした商業施設が「渋谷ヒカリエ」ですが、その開業1周年を記念して東急東横線にデビューしたのが「Shibuya Hikarie号」です。車体のフォルムは5050系4000番台そのままですが、塗装はゴールドをベースに、渋谷のビル群が描かれたおしゃれなデザインとなっています。
写真はみなとみらい駅を発車していく「Shibuya HIkarie」号。一般の人にも親しみやすいデザインのためか、渋谷駅や横浜駅などではよくカメラを向けているお客さんを多く見かける気がします。このページでは、そんな一種「東横線の人気者」である「Shibuya Hikarie」号の車内を見ていくことにしましょう。

車体側面の様子。帯や車両番号は全て金色をしており、通勤電車ながらちょっとした高級感を感じるデザインになっています。

1・3・8・10号車 車内 「クリア」

さて、この「Shibuya Hikarie」号の特徴として、10両編成の中に内装が3パターンあることが挙げられます。これは、渋谷の町の雰囲気や特徴を「クリア」「アクティブ」「シック」の3つのキーワードにまとめ、それぞれに基づいた内装のコーディネートがされているためです。
前置きが長くなりましたが、こちらは1、3、8、10号車の内装である「クリア」の様子。こちらは「渋谷ヒカリエの外観やオフィスゾーンの持つ透明感」を表現したものだそうです。

さて7人がけ席の様子。全ての座席に共通する話ですが、背もたれは通常の通勤型電車と比べてかなり背の高いハイバックシートとなっており、また中央がフラットになっているので実際に腰かけた感覚は、他の車両に比べかなり良いものになっています。

車端部は3人がけになっています。

つり革の様子。デザイン性を狙ったためなのか、昔ながらの丸型のものが使われています。つり革は1個おきに白と紺のものが交互に配置されています。

各ドア上にはLCDモニタが2機設置されており、左側で広告(TOQビジョン)、右側で次駅案内や乗換案内がなされています。LCDモニタは、他の5050系4000番台と同じく17インチのワイド型ディスプレイが使われています。

2・4・6・9号車 車内 「アクティブ」

変わってこちらが2・4・6・9号車の車内です。こちらのテーマは「アクティブ」であり、「渋谷の街が持つエネルギッシュでアクティブなイメージ」を取り入れたものだそうです。
パッと見では先ほどの「クリア」と大差ありませんが、背もたれ部分のモケットやつり革の色が異なっています。

7人がけ席の様子。座席の構造そのものは同一で、モケットや化粧板の色が異なる程度の違いです。

車端部の様子。座席とは関係ありませんが、背の低い人でも握れるよう、通常のものより一段低い位置に設置されているつり革が一定間隔で存在します。

この「アクティブ」の車内ですが、つり革の色にはかなりいろいろな種類があるようです(笑)。夜のガラガラな車内でいろいろなカラーのつり革が揺れているのはどことなく面白いというか、電車の中には珍しいまでのカラフルさであるような気がします。

ドアの様子。化粧板(車内の壁)やドアの色も、先に紹介した「クリア」とは微妙に異なっています。

5・7号車 車内 「シック」

続いてこちらが5・7号車の車内。こちらは「シック」がテーマで、「未知なる宇宙や未来をも連想させる『東急シアターオーブ』の内装をモチーフとした、シックで格調のある落ち着いたイメージ」を取り入れたものだそうです。
内装は見ての通り、濃いグレーがベースとなっており、妙に「重厚」な感じに仕上がっています。一般の通勤型列車ではまず体験できない車内なので、運よく遭遇できた時にはぜひ乗車してみてください(笑)。

で、こちらが座席の様子です。この「シック」タイプの座席のみ、モケットの柄は座面、背もたれともに同じものが使われています。
壁が濃いグレー、座席も濃いブルーなので、車内は昼間でもかなり薄暗く、夜はどことなく「不気味」な雰囲気すら感じます。およそ電車の中らしくない、かなり乱暴な言い方ですが、ちょっとした水族館のような雰囲気であるように感じます。

車端部の様子。貫通扉などは通常のものと同じ色になっており、ここだけ妙に浮いています(笑)。もっとも、このドアも一緒にグレーに塗装してあったら車内が暗すぎるということもあるのかもしれませんが…。

で、その3人がけ席はこんな感じです。

5・7号車のつり革は紺色のもので統一されています。

ドアの様子。ドアの色が色ということもあるのでしょうが、隙間部分の黄色がやけに際立って見えます。

ハートマーク

さて、「Shibuya Hikarie」号のちょっとしたアトラクション(?)でもあるのが、この手すりに刻まれたハートマークです。10両編成内の1箇所にのみ、このハートが刻印されており「見つけると幸せになれるかもしれない」とのこと。何号車かはあえてここでは書きませんので、皆さんで探してみてください(笑)。

座席の構造

座面の様子。座面は一人一人のお尻の形に成形されたクッションになっており、人が座る時の脚の位置が考慮された構造です。近くで見ると、かなり複雑な形状をしているのがお分かりいただけるかと思います。

背もたれはこんな感じ。背もたれも中心がフラットになっているためか、他の通勤型電車と比べて一人一人のテリトリーはより明確に分けられているように感じます。

優先席区画(一例)

各車両には優先席が設けられています。座席そのものは同一ですが、つり革が黄色くなっているほか、壁部分にマナー喚起を図る黄色いステッカーが貼られているなどの違いがあります。

5・7号車の優先席はこんな感じ。壁の色調の関係で、やけに「優先席」であることが目立つような気がします(笑)。

座席の様子。優先席区画に使われる座席は、通常の3人がけよりポールが1本多く設けられています。

2・9号車 フリースペース

2・9号車には車いすやベビーカーなどの利用者のためのフリースペースが設けられています。向かい側は優先席となっており、黄色いつり革が設けられています。

フリースペースのアップ。この部分のつり革は一般席のものと同じです。

車内の「Hikarie」ロゴ

座席の両端部分の仕切りには「Hikarie」の広告が載っています。

荷物棚上の広告スペースには「ヒカリエ」の広告がズラッと並んでいます。車内の広告は「渋谷ヒカリエ」とそれに関連する施設のものだけとなっており、こういったところにも「Shibuya Hikarie号のこだわり」が見て取れます。

各車両の貫通扉(車両の前後についているドア)部分にも、「Shibuya Hikarie」のロゴが貼られています。一両に「Hikarie」の文字は果たしていくつあるのでしょうか…(笑)。

その他車内設備

天井の様子。ちなみに写真は1・3・8・10号車で撮影したものになります。

荷物棚の様子。こちらの構造は他の5050系4000番台と同じです。

各ドア上にはLCDモニタが2機設置されており、左側で広告(TOQビジョン)、右側で次駅案内や乗換案内がなされています。

付記

※ 当車両は「東急5050系4000番台」ですが、編集の便宜上、ファイル名を「tokyu4000hikarie」としております。

撮影日時・場所

撮影日:2014年8月18日
撮影場所:みなとみらい線 元町・中華街駅 車内

モケット

(↑) 1・3・8・10号車 座席モケット

(↑) 2・4・6・9号車 座席モケット

(↑) 5・7号車 座席モケット

車両概説

デビュー年:2013年

渋谷の商業施設「渋谷ヒカリエ」の開業1周年を記念して2013年4月26日にデビュー。

5050系4000番台の10番編成だが、外装は「渋谷ヒカリエ」をイメージしたゴールドをメインカラーにしている。また、内装も3種類のデザインが存在。
また、列車内で無線LANインターネットサービスが試験的に提供されている。

2013年4月から運用に投入されており、基本的には他の5050系4000番台に混じって、10両編成の運用に使用されている。従って東急線でのメインの運用は特急や通勤特急、急行のみとなり、各駅停車には使用されない。

東急東横線のほか、直通先となる小手指、川越市、和光市などにも顔を出す。その他、不定期に臨時列車として使用されるほか、各種イベントでも活用されている。

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