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東京メトロ(営団)7000系「有楽町線」「副都心線」
東京メトロの有楽町線と副都心線で使用されているのがこの7000系です。最近は東急東横線との直通運転も始まったことにより、メトロの車両ながら地上区間を走ってばかりなイメージがあります。東急線との直通運転では、メインは新宿三丁目〜元町・中華街をメインに運行されているものの、ときおり西武線の小手指などにもひょっこり顔を出していますね。登場から何だかんだで30年以上が過ぎていますが、各所のリニューアルを経て、今現在も新車と遜色なくバリバリ活躍しています。
車体側面の様子です。よく見かけるステンレスの車体ですが、何となく一昔前の風合いを感じるように思います。
行先表示の様子。こちらはLED化されています。他ではあまり見かけないデザインであるような気がします。 車内 車内の様子です。こちらは2000年代以降に内装のリニューアル工事を受けており、ピンクとブラウンを基調にしたシックかつ上品なデザインに仕上がっています。色調のためか、あるいは床面や化粧板(車内の壁)まで含めてリニューアルされているためか、車内は夜でもかなり明るい雰囲気で、古い車両にありがちな“薄暗さ”のようなものは全く感じません。
座席の様子。クッションは経年のためかかなりヘタリがきていると思われるものも散見されるのはやや残念なところです。元々有楽町線で使用されていたというのもあるのでしょうが、長距離利用にはあまり向かない気がします。
車端部は3人がけです。一部の車両には、車両の連結面のところにも窓が残されています。かつての103系などではよく見かけたものの、最近は本当に見かけなくなりましたねぇ。
各車両には優先席があります。こちらはモケットが青い以外は特に変わりません。つり革は黄色のものに交換されています。 その他車内設備 天井の様子。いまどきすっかり見かけなくなった扇風機も健在です。車内には通常の冷房もあり、冷房だけでもかなり車内は冷えるものの、混雑時にはこの扇風機も稼働しています。乗車した時は注意してみてみると面白いかもしれません…が、回転しているのを見られるのは夏限定ですね(笑)。
一部車両には見ての通り車いすの利用者やベビーカー連れ向けのフリースペースが設けられています。
通路の様子。床面なども含めて完全にリニューアルされており、そのためか一番新しい車両でも20年選手を超えているわりには、車内は思いのほか古くさい感じはしないように思います。座席の両端にある仕切りは、かなり独特な、珍しいデザインをしています。 ドア 7000系、というか1970年代ぐらいにデビューした東京メトロ(当時は営団地下鉄)の車両の特徴として、何といってもこの小さなドア窓が挙げられるのではないでしょうか。実際にドア脇に立っていても、外の景色はあまり望めません。現代の車両から比較してもあまりに小さすぎますが、この妙にアンバランスな感じも、昔登場した車両らしいポイントなのかもしれません。
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