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東京都交通局5300形
一応「都営浅草線の車両」でありながら、活躍範囲が広すぎて予備知識がない状態だとどこの車両なのかよく分からないのがこの都営5300形です。メインの運用区間は都営浅草線の押上〜泉岳寺〜西馬込なのですが、京急では羽田空港〜品川の「エアポート快特」に使用されたりなど、神出鬼没でいろいろなところにひょっこり顔を出しているイメージがあります。
車体側面の様子。白い車体にオレンジと黒の2色帯が巻かれたシンプルなデザインです。
行先表示はLED式です。ちなみにこの車両、ときおり京急の神奈川新町行きにも充当されるのですが、その時の行先表示は「新町」。古き良き京急の略式行先表示の数少ない継承者だったりします。「新町」の表示も撮影でき次第こちらで紹介します。 車内 というわけで車内の様子です。登場当初は背もたれがピンク、座面がグレーという色調でしたが、後に施行された更新工事によって、オレンジ色を基調としたモケットに貼り替えられています。全体的に車内は白が多用されているため、蛍光灯の照明もあいまって車内は常時かなり明るい雰囲気です。
座席の様子。座席は8人がけで、更新工事によって詰め物などが交換されたのか、掛け心地はかなり固めです。座面はいわゆる「バケット構造」をしており、着席しても脚を投げ出しにくいような構造になっています。 優先席 車端部の区画は優先席になっており、この部分のモケットは青いものが使われています。
で、その優先席区画の様子。座席とは何も関係ありませんが、つり革は背の低い人でも握りやすいよう、高さの低いものが装備されているのが特徴です。
車両間を移動する、いわゆる「貫通扉」の様子。なぜか両開きのものが使われています。また、貫通面(ドアの左右)にも窓が設けられているのが特徴です。かつての国鉄型車両ではよく見られた構造でしたが、最近では滅多に採用されていませんねぇ。
優先席部分のつり革は黄色いものが使われています。
優先席部分には非常通報装置が設けられています。数々のリニューアルを経てあまり古さを感じにくい車内とはいえ、こういったところのデザインは妙に“一昔前”を感じるような気がします。
車端部には「優先座席」のプレートが。果たしてどれくらいの人が気づくのかというほどの小さい表示です(笑)。 フリースペース 両端の先頭車には、車いすやベビーカーの利用者向けのフリースペースが備わります。
そのスペースのアップ。 その他の車内設備 天井を見上げます。
つり革の様子。つり革は高さが二段階設定されています。収益向上策の一環か、つり革一つ一つに広告がついているのが特徴です。
荷物棚の様子です。
各窓にはロール式のカーテンが備わりますが、そのカーテンの柄が妙に凝っています。これは「隅田川のさざなみ」をイメージしたものなのだそうですが、それだけにシンプルな車内の中で妙に目立って見えます。こちらは登場時からこの柄だったそうですが、更新工事後もそのまま残されています。 ドア ドアの様子。ドア上にはLED式の案内表示が千鳥配置で設けられています。
LED式の案内表示が設けられていない方のドアはこんな感じ。こちらは単に路線図がはめ込まれているのみとなっています。 |
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