鉄道・高速バス
車内・座席写真のサイト

  • ホーム
    Home
  • 鉄道・バス車内写真
    Train Interior
  • 電車の写真
    Photos
  • 特集・レポート
    Reports
  • ご案内
    Info
  • メール
    Contact
  • リンク
    Links

HOME > 鉄道・バス車内写真 > 私鉄 > 相模鉄道10000系

相模鉄道10000系

数々の新技術が各社の車両に導入されていく中で、2000年代に入ってからも何だかんだで保守的な技術を使い続けてきたのが相模鉄道ですが、その流れを一気に断ち切ったのがこの10000系と言っても過言ではないかもしれません。JR東日本E231系とほぼ同一の構造、技術を採用し、車両の製造も一部JR東日本の車両製作所が担うという、全国的に見てもかなりまれな経緯でデビューしています。
写真は海老名駅で発車待ちの10000系。先頭部分のデザインこそ相鉄オリジナルですが、側面や車内は「JR東日本カラー」がにじみ出るものとなっています。もはや「所属は相鉄、中身はE231系」と言っても大げさではないでしょう。当ページでは、そんな10000系の車内を見てみることにします。

車体側面の様子。このカラーリングは相模鉄道がCI(コーポレートアイデンティティ)を導入して以降のものになり、デビュー当時はグリーンをベースにした異なるデザインでした。

行先表示はこんな感じ。書体はE231系などでよく見られるものと同一です。

車内

さて車内の様子です。車内はパッと見ではJR東日本のE231系そのものであり、モケットの色が赤いのを除けば相鉄オリジナルの仕様はほとんど見られません。

座席の様子。こちらもE231系と同じように見えますが、座面の詰め物が初期のE231系に比べてかなりしっかりしており、長時間座っているとお尻が痛くなりそうなほどの固さはありません。海老名から横浜までの30分前後なら十分すぎるスペックと言えそうです。
また、単なる座席の個体差かもしれませんが、背もたれ部分の盛り上がりがE231系のそれに比べてやや少ない感じがします。見た目はそっくりでも、微妙に異なるのは見ていて興味深いところです。

車端部は見ての通り3人がけとなっています。

優先席区画・フリースペース

車端部の一部区画は優先席となっています。優先席のモケットは青いものが使われていますが、こちらのデザインの方が何となくE231系のイメージに近いような気がします(笑)。

先頭車には、車いすやベビーカー連れ利用者向けのフリースペースがあります。

で、優先席の座席の様子。

その他

天井はこんな感じです。こちらもE231系との違いは特に見当たりません。

ドアの様子。ドア上には1段式のLED案内表示が備わります。

LED表示装置のアップ。こちらの書体もJRのそれと同じですが、相模鉄道が駅ナンバリングを導入しているため、駅名と合わせて駅番号も表示されるのが特徴です。

座席の手すりなどのデザインも全てE231系に準じています。

車端部には車両番号が記載されたシールが貼られています。ある意味、ここが最も“相鉄らしさ”を感じるスポットかもしれません(笑)。

撮影日時・場所

撮影日:2014年11月11日
撮影場所:相模鉄道 本線 海老名駅 車内

モケット

(↑) 座席 モケット

(↑) 優先席 モケット

車両概説

デビュー年:2002年2月24日

老朽化の進んでいた2100系、5000系、旧7000系などの置換を目的として2002年にデビュー。

これまで相鉄は自社で開発した車両を導入していたが、10000系はJR東日本のE231系とほぼ共通の仕様になっているのが特徴。車両は主に東急車両製造で製造されているが、一部をJR東日本の新津車両製作所が担当している。

車体の構造はほぼE231系と同一だが、先頭部分のデザインはE231系と異なる。足回りの設備も、中央・総武緩行線で使用されているE231系に準ずる。
保安装置は、当初は相鉄独自のATSを搭載していたが、JR東日本と相鉄の直通運転の構想に備える形で、後にJR東日本と同一仕様のATSへ交換されている。

8両編成と10両編成が存在し、運用が分けられているが特急から各停まで相鉄本線・いずみ野線に幅広く使用されている。

HOME > 鉄道・バス車内写真 > 私鉄 > 相模鉄道10000系

  • ホーム
    Home
  • 鉄道・バス車内写真
    Train Interior
  • 電車の写真
    Photos
  • 特集・レポート
    Reports
  • ご案内
    Info
  • メール
    Contact
  • リンク
    Links
copyright(c)2002- Nukezo, All Right Reserved.