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相模鉄道10000系
数々の新技術が各社の車両に導入されていく中で、2000年代に入ってからも何だかんだで保守的な技術を使い続けてきたのが相模鉄道ですが、その流れを一気に断ち切ったのがこの10000系と言っても過言ではないかもしれません。JR東日本E231系とほぼ同一の構造、技術を採用し、車両の製造も一部JR東日本の車両製作所が担うという、全国的に見てもかなりまれな経緯でデビューしています。
車体側面の様子。このカラーリングは相模鉄道がCI(コーポレートアイデンティティ)を導入して以降のものになり、デビュー当時はグリーンをベースにした異なるデザインでした。
行先表示はこんな感じ。書体はE231系などでよく見られるものと同一です。 車内 さて車内の様子です。車内はパッと見ではJR東日本のE231系そのものであり、モケットの色が赤いのを除けば相鉄オリジナルの仕様はほとんど見られません。
座席の様子。こちらもE231系と同じように見えますが、座面の詰め物が初期のE231系に比べてかなりしっかりしており、長時間座っているとお尻が痛くなりそうなほどの固さはありません。海老名から横浜までの30分前後なら十分すぎるスペックと言えそうです。
車端部は見ての通り3人がけとなっています。 優先席区画・フリースペース 車端部の一部区画は優先席となっています。優先席のモケットは青いものが使われていますが、こちらのデザインの方が何となくE231系のイメージに近いような気がします(笑)。
先頭車には、車いすやベビーカー連れ利用者向けのフリースペースがあります。
で、優先席の座席の様子。 その他 天井はこんな感じです。こちらもE231系との違いは特に見当たりません。
ドアの様子。ドア上には1段式のLED案内表示が備わります。
LED表示装置のアップ。こちらの書体もJRのそれと同じですが、相模鉄道が駅ナンバリングを導入しているため、駅名と合わせて駅番号も表示されるのが特徴です。
座席の手すりなどのデザインも全てE231系に準じています。
車端部には車両番号が記載されたシールが貼られています。ある意味、ここが最も“相鉄らしさ”を感じるスポットかもしれません(笑)。 |
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