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湘南モノレール500形
神奈川県の大船から、湘南江の島までを結んでいるのがこの湘南モノレールです。湘南モノレールは、日本では珍しい懸垂式モノレール(車両を上から釣る方式)で、他には千葉都市モノレールなど数例しかありません。
車体側面の様子。ドアは片側2つです。ステンレス製の車体ではありますが、デザイン的にやや一昔前といった感じの雰囲気です。 普通車 さて車内の様子です。車内は車端部とドア付近を除いて4人がけのボックス席となっています。背もたれがかなり低いので、混雑時に少しでも姿勢をゆるめると後ろの人とぶつかりかねない感じすらします(笑)。
で、そのボックスシートのアップ。座った感じはやわらかいのですが、分かりやすく言うと「座面がそこまで厚くないのをお尻で感じる」座席です(笑)。また、シートピッチがかなり狭く、混雑時には向かい側の人とひざがぶつかりやすくなっているのは少し残念なところです。
ドア脇は見ての通りロングシートになっています。乗り慣れている人はこちらを選ぶ人も多いようで、大船駅などで見ているとこの座席がかなり早々と埋まります(笑)。
車端部のロングシートの様子。こちらも2人がけです。
優先席はこんな感じ。モケットは水色というか青色というか、微妙な明度の色です。また、どういった人が優先席を必要としているかを示した絵柄がプリントされているのが特徴です。
その絵柄のアップ。写真左にある羽根のようなものは何を示しているのでしょう?(笑) その他の車内設備 天井の様子。つり革は今や珍しくなった丸形のものが使われています。
一部のドア脇には跳ね上げ式のジャンプシートが備わります。常に体重をかけておかないと勝手に復帰するタイプです。
車両と車両の間の様子。湘南モノレールでは、一般の利用者は車両間の通り抜けができないようになっています。かなり急なカーブが多く、編成をねじるようにして走ることも多い同路線で、一般人が車両間にとどまるとかなり危険ということもあるようですが、それ以上に万一車両間のホロが破けた時に、そこにいる人が転落する恐れがあるという懸垂式モノレールならではの事情もあるようです。
入口ドアの様子。なぜかドア窓は2段になっています。これは、500形のデビュー前から存在した車両において、混雑によるドア窓の破損があまりにも多かったため、やむなく2段にして強度と安全性を確保したのが本系列にも受け継がれたということだそうです。ラッシュ時はそれだけ混むということなのでしょう。
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