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HOME > 鉄道・バス車内写真 > 私鉄 > 名古屋鉄道2000系「ミュースカイ」

名古屋鉄道2000系「ミュースカイ」

私鉄の空港特急といえば、最近まで東のスカイライナー、西のラピートという対比がよくなされてきましたが、それに突如として参入してきたのがこの「ミュースカイ」です。白と青のなかなか爽やかな塗装をまとい、日々中部国際空港と名古屋を行き来しています。私は18きっぷで旅行していた時、たまたま名古屋で3時間ほど時間が空いたので乗ってきました。とっても快適で、少し揺れが大きいことを除けばなかなか良かったのですが、洗練されすぎていたせいか、どうも「私鉄らしさ」が車内に感じられなかったような気がします。おそらくそんなことを思ったのは私だけでしょう。
ちなみにこの車両の愛称は「ミュースカイ」といいますが、地元ではそこそこに定着しているみたいです。

車体側面。関東人の私には、「名鉄=赤」という固定観念があったのですが、最近はそうでもないようですね(笑)。

車体側面にはこんな感じのエンブレムも。文字は金色で妙に豪華です。

「特別車」のロゴ。「特別」といってもグリーン車ではありません。要するに指定席車両です(笑)。

行先表示の様子。明るいとかなり見づらい代物です(笑)。

普通車

さてようやく車内の様子です。車体と同じく、車内も基本は白と青で構成されています。照明は間接式ですが、各座席下に蛍光灯照明もあります。実際に、夜間やトンネル走行時には若干暗めの車内になることから、照度を補うためにつけられたものと考えられます。
色調もあるのですが、全体的にすっきりとした車内にまとまっていると思います。

座席の様子。リクライニング角度は若干浅めですが、名古屋から乗れば空港まで30分程度の距離なので不満はありません。付帯設備は背面テーブル、チケットホルダーぐらいです。モケットは固め、肘掛は細め(笑)と、良くも悪くも最近のJR東日本の特急車両みたいな座席であると思います(←)。

車椅子対応座席。1人がけです。車椅子を取り付ける関係上、座席の位置が窓側から若干離れたところにあります。

座席カバーは「ミュースカイ」のロゴが入った専用のものが使われています。

荷棚部分のアップ。棚の下部分に蛍光灯の照明がついています。車内照明は間接式のため、夜やトンネル走行中は車内がかなり暗くなるためから、光量を確保するためと考えられます。青い照明ラインがおしゃれでいい感じですね。
洋服用のフックは、窓と窓の間にあることが多いですが、2000系では窓枠部分についています。最初はびっくりしましたが、使ってみると案外使いやすいです。

チケットホルダーは背面テーブルのすぐ上にあります。ここに切符をいれて寝たフリをしていると、車掌が勝手にチェックしていってくれます(笑)。
チケットホルダーはJR北海道や東海でも見かけますが、このように背面テーブルのすぐ上に「挟み込む」というのはとても珍しいと思います。

車内からデッキ方面を見ます。入口脇には荷物スペースがあります。案内表示はテレビ式ですが、かなりくっきり表示されているので、車両の中央からもよく見えます。
荷物スペースの「仕切り」も丸みを描いた滑らかなデザインで、いわゆる「荷物置き場」という感じがしないのは好印象です。

車内設備

名古屋から中部国際空港までは30分ですが、それでもしっかりとした洗面所が備え付けられています。ブルーを基調とした清潔な印象で、30分の特急にはもったいないぐらい(笑)立派にできていると思います。

トイレの室内。こちらも非常に立派なつくりです。

で、先ほどの荷物置き場をアップで。

2000系は特急車両ですが、その使命はあくまで「空港特急」。そのため、大きい荷物とともに乗り降りする乗客に配慮して、ドアは特急にしては珍しく「両開き」が採用されています。デッキも広々としていて、これなら大荷物の移動でも困らないと思います。

案内表示

案内表示の様子。上段で号車番号、行先、トイレ使用中表示、中段で次駅案内、下段で名鉄からのお知らせやニュースなどが表示されています。

時々前方の景色とスピードも映ったりします。

撮影日時・場所

撮影日:2009年3月30日
撮影場所:名古屋鉄道 名鉄名古屋駅 車内

車両概説

デビュー年:2005年

中部国際空港の開港に伴って開業した空港線で運用することを目的として2005年1月29日にデビュー。愛称は「ミューシュカイ」とされているが、これは名鉄の特急列車の愛称である「μ」と空港を連想させる「スカイ」を組み合わせたものである。

車体は鋼製。塗色には「海の上にある空港に行く特急」というコンセプトのもと、白と青が採用されている。空港特急であるため、ドアを両開きとして幅を広く取るなど、大荷物での利用に配慮している。
空港までの所要時間を短縮する目的で、車体傾斜装置が新たに搭載されている。これは途中経由する常滑線がカーブが非常に多いことによるもの。同区間において車体を2度傾斜させることにより、通常の車両より5〜15km/hほど速い速度で通過することができる。

編成は4両編成で、2つを連結した8両での運行が行われており、名鉄名古屋〜中部国際空間は28分で結ばれている。この他、名鉄岐阜、新可児へも乗り入れている。

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