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HOME > 鉄道・バス車内写真 > 私鉄 > 京成電鉄(新)3000形 - 9次投入車

京成電鉄(新)3000形 - 9次投入車

2003年の登場以降、スローペースながら徐々に数を増やし、気づけば京成線の主力となったのがこの京成(新)3000形です。かつて京成線を席巻し、「名車」として名高い3000形の車両番号を承継したことから「新3000形」とも呼ばれており、当ページでもこの名称を用いることにします。
写真は西馬込駅を発車する新3000形のカット。撮影時は全く気付かなかったのですが(笑)、運よく2015年に運用入りしたばかりの3028編成(9次投入車)を撮ることができました。3000形は、投入された時期によって細かい内装も異なりますが、当ページでは、基本的にこの3028編成の内装を取り扱います。他の内装パターンも、撮影でき次第、順次紹介していきます。

車体側面の様子。一部のドア脇には「KSEI GROUP」のロゴが貼りつけられています。運用入りしてすぐの頃に撮影したためか、まだ車体がピカピカでした。

行先表示はこんな感じ。フルカラーLEDが導入されています。

普通車

さて車内を見ていきます。基本的に8次投入車(2013年投入)と内装は大差ありませんが、この代からLED照明が全面的に導入され、そのためか車内がかなり白っぽく見えるようになりました。

座席の様子。座席は8人がけとなっており、中央部分に握り棒が設けられています。2015年にデビューした車両のわりには、握り棒は直線のものが使われており、最近E233系などでやたらと流行りの「孤を描くスタイル」ではないため、パッと見ではそこまで「新しい車両」感を感じられません。メンテナンスの都合などの関係ということもあるのでしょうか。
座席自体は、どちらかというと京急でよく見られるような、かなり肉厚な座面となっており、実際の掛け心地はそれなりのものです。最も、柔らかいのか固いのかよく分からない、(いい表現を使うならば)絶妙な固さのため(笑)、長距離の利用にはあまり向かない気もします。

運転席の後ろ部分は見ての通り2人がけとなっています。この仕様は京成3700形など、ほかの車両でもよく見かけるスタイルです。
そういえば阪急だかどこかの私鉄で「カップルシート」なるものが話題になりましたが、こちらもそういった意味ではカップル向けの座席…なのかもしれません。先頭の車両ならまだしも、最後尾の車両の場合は常に車掌の方と目が合いやすい、ともすればやや気まずいスポットではありますが…(笑)。

5〜7号車は一般席区画となっており、モケットも一般席と同じものが使われています。足元は開いているので、運良く乗り合わせればかなり快適に利用できます。

優先席区画

各車両車端部には優先席区画が備わります。こちらのモケットは青系となっており、つり革も黄色くなってはいますが、床や壁などは一般席と同じ色になっています。

で、その座席の様子。

フリースペース

両端の先頭車には車いす、ベビーカーなどの利用者向けのフリースペースがあります。

その他の車内設備

天井を見上げます。

つり革の様子。いまどき珍しい丸型のものが使われています。

座席両端の仕切りはこんな感じ。かなり長期に渡って増備されている3000形ですが、こちらのデザインはデビュー当時から大きな変化はないようです。

ドア

ドアの様子。ドア上には7次車(いわゆる3050形)から導入されたLCDモニターによる案内表示装置が設けられています。

そのモニターのアップ。表示の体裁は京成線の標準仕様で、都営線や京急線内を走行中もこの体裁で表示されます。

撮影日時・場所

撮影日:2015年1月28日
撮影場所:都営浅草線 西馬込駅 車内

モケット

(↑) 座席 モケット

(↑) 優先席 モケット

車両概説

デビュー年:2003年

京成線で使用されてきた3200形、3300形、3500形などの置換用として2003年にデビュー。新技術の導入のほか、交通バリアフリー法に適合する仕様として設計されている。

制御装置には当時最近のVVVF-IGBT制御が導入されているほか、京浜急行線への乗り入れを見据えて先頭車は電動車とされている。
2003年の登場以降、長期にわたって増備され続けており、製造された時期により細かい部分の仕様が異なる。特に2010年に開業した成田スカイアクセス線への乗り入れ向けの車両は、同じ3000形ながら大幅に仕様が異なり、3050番台に車両番号が区分されていることから「3050形」とも呼ばれる。

8両編成と6両編成が存在し、編成ごとに運用が分けられている。8両編成は主に京成本線、成田スカイアクセス線、都営浅草線、京浜急行などの乗り入れに使用され、6両編成は京成線内のみでの運用が多い。
なお、この車両は「京成グループ標準車体」と呼ばれており、本系列をベースとした北総7500形などが存在する。

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