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京浜急行電鉄 新1000形
2002年にデビューしてから、京浜急行の主力系列として日々活躍しているのがこの新1000形です。元々は2100形に似たデザインでしたが、2007年以降に落成した新1000形は、他の鉄道会社で広く使われているステンレスの車体になりました。10年以上に渡り増備されているだけあり、正直、1次車と10次車では「完全に違う車両」といっても過言ではないほどの違いがあります(笑)。
車体側面の様子。ステンレス車体となったことで、他の鉄道会社の通勤電車とパッと見はあまり変わらないイメージになりました。
行先表示の様子。初期に導入された車両では字幕式のものが使われていた時期もありましたが、現在は全車、このフルカラーLEDへの交換が完了しています。 車内
車内の様子です。ロングシートだけで構成された車内はかなりシンプルです。元々1〜5次車(アルミ車)では、車端部のみ2100形と同じクロスシートが設けられていたのですが、ステンレス車となった6次車以降はオールロングシートに変更されました。
座席の様子。座席は8人がけですが、中央部分にひじ掛けのようなものがついています。座面はかなり厚く、クッション性もあるため掛け心地はかなり快適です。
車端部は5人がけです。
優先席区画の様子。この部分のみつり革と手すりが黄色くなっています。
優先席の様子。掛け心地は普通の座席と変わりません。手すりの黄色い部分はデコボコしており、滑りにくくなっています。また、この部分のつり革は一部低い位置にセットされており、背の低い人でもつかまりやすくなっています。
つり革のアップ。数々の新機軸を導入していながら、つり革だけは昔ながらの丸いタイプというのは、京急の「こだわり」のような部分があるのかもしれません。 その他の車内設備 先頭車には車いすの利用者やベビーカー連れ向けのフリースペースが備わります。よく見ると車いすスペース側と、反対側のドア脇は仕切りの形状が異なっています。この方が視覚的な意味であまり違和感を感じませんが、どういった意図でこうなっているのか興味深いところです。
仕切り部分のアップ。
ドアの様子。足元に点字ブロックがあるほか、ドアのふちの部分は黄色いテープが貼られており、利用者に注意を促しています。また、写真は8次車で撮影したもののため、ドア上の案内表示はLEDとなっていますが、9次車以降はこのところ流行りの、LCDによるディスプレイが2つついたものに変更されています。 運転席 おまけで運転席の様子を。京急の車両は長らくT字型のマスコンハンドルが採用されていますが、この新1000形も例外ではないようです(笑)。 |
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