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HOME > 鉄道・バス車内写真 > 私鉄 > 伊豆箱根鉄道5000系「大雄山線」(第2〜4編成)

伊豆箱根鉄道5000系「大雄山線」(第2〜4編成)

小田原と大雄山を結んでいるのが伊豆箱根鉄道大雄山線ですが、この5000系はその大雄山線の輸送を一手に引き受けている車両です。「ロマンスカー」や「踊り子」が頻繁に行き交う小田原駅では、(失礼ながら)やや“地味”な感じは否めませんが、沿線に工業地帯などがあるため、輸送実績は中小私鉄の中ではかなり良い方だそうです。
この5000系は7編成が存在しますが、1984年から1996年まで、実に12年もかけてまったりと増備された関係で、内装だけで3パターン、機器の仕様の違いまで含めると4パターンが存在します。このページでは第2〜4編成の車内を紹介しますが、それ以外の車内も撮影でき次第紹介していきます。
写真は深夜の小田原駅にたたずむ5000系。写真は第3編成です。

車体側面の様子。大雄山線の緑町駅付近に半径100m程度のカーブがある関係で、18m長の車体長が一貫して使用されています。そのためか、車体側面の雰囲気だけを見れば、どことなく京急や都営浅草線、京成線の車両に近いものを感じるような気がします。

普通車

というわけで車内を見ていきます。車内はご覧のとおり「よく見かける通勤電車の車内」ですが、座席両端のひじ掛けのカーブなど、この車両でしか見られない特徴がちらほら見受けられるのは面白いところです。

ロングシートの様子。成形も何もされていない座ブトンと背もたれがデンッと置かれているだけの、とてもシンプルな構造です(笑)。車両の登場は1984年なので、その当時の通勤型電車にしては標準的な座席だったのでしょう。
なお、同じ5000系でも第1編成は座席がバケット構造に換装されています。こちらは撮影でき次第紹介します。

車端部区画はこんな感じ。5人がけのロングシートになっています。

で、その座席の様子。妻面(車両と車両が向かい合うところ)の窓、最近はすっかり絶滅危惧種となってしまいましたねぇ。

優先席区画

大雄山寄り先頭車の一部区画は優先席となっています。車両の片側のみ優先席となっているのは珍しいのではないでしょうか。「優先席」という名前ではあるものの、座席モケットはあの昔懐かしいシルバーのものが健在です。

優先席区画はこんな感じです。つり革は最近の流れに乗って、黄色いものに交換されています。カーテンは普通席区画と共通ですね。

妻面の窓は開閉することができます。非常に目立ちにくいですが…(笑)。

フリースペース

大雄山寄り先頭車の運転席後ろには見ての通り、車いすやベビーカーの利用者向けのフリースペースが設けられています。

で、そのフリースペース部分。元々は座席があった場所ですが、全く違和感のない仕上がりだと思います。

外側には従来からの車いすマークに加え、近年ベビーカーマークが追加で貼り付けられました。その上には伊豆箱根鉄道の社紋が取り付けられています。「伊豆」の「I」をレールの断面になぞらえるセンス、個人的にはなかなかイイと思います(笑)。

車内設備

天井の様子。節電のため、一部の蛍光灯は現在も抜かれています。

網棚の様子。読んで字のごとく「網」棚ですね(笑)。

ドア

ドアの様子

ドアの開閉部には車内のマナー向上を呼び掛ける「川柳」が貼りつけられています。ドアごとに異なるものが貼られているので、乗車した時は全部見てみるのも面白いと思います。

撮影日時・場所

撮影日:2015年10月12日
撮影場所:伊豆箱根鉄道 小田原駅 車内

モケット

(↑) 座席モケット

(↑) 優先席モケット

車両概説

デビュー年:1984年

大雄山線用として1984年にデビュー。先に登場していた駿豆線用の3000系をベースに、車両限界など大雄山線の事情に合わせた仕様となっている。

1984年のデビュー以来、1996年までに7本が製造された。製造時期が12年と長いため、内装だけでも大きく分けて3パターンが存在しており、その他外装や主要機器の仕様も含めると4パターンが存在する。

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