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住宅・都市整備公団(北総鉄道)9100形「C-Flyer」
北総線の千葉ニュータウン中央〜印西牧の原間が開業するのに合わせて投入されたのがこの9100形です。「C-Flyer」という愛称があり、見た目は登場から20年近くなる今現在もかなり斬新ですが、足回りの設備は、検査の便宜を図る関係で、京成3700形などとほぼ共通の仕様になっているそうです。
車体側面の様子。「C-Flyer」のロゴが大きく貼られています。ちなみに「C」とはChiba-Newtown(千葉ニュータウン)・Comfortable(快適)・Clean(清潔)・Culture(文化)の頭文字を取ったものだそうです。 普通車
というわけで車内の全景を見ていきます。車内はグレーの化粧板(車内の壁)、仕切り板に、かなりグレー寄りのブルーの床と、「シンプル・イズ・ザ・ベスト」な感じです(笑)。
座席の様子。座席はいわゆるバケット構造をしており、やや柔らかめの座り心地です。ソデ体(座席の両端の仕切り)は、京成3700形で見られるものとほぼ同一のようですが、その上の手すりが京成のそれは1本なのに対し、こちらは2本設けられています。 ロングシート優先席区画 車端部の優先席区画はこんな感じ。デビュー当時はいわゆる「シルバーシート」だったようですが、こちらも京成の車両に合わせた青モケットに近年交換されています。
で、その座席の様子。座面は一人一人の着座位置が明確に区分されており、真ん中がフラットな構造になっているため、着座した感覚はシンプルな見た目とは裏腹に(笑)かなり良いように感じました。 クロスシート優先席区画 (2次投入車)
さて、この9100形「C-Flyer」の(主に車内的な意味で)最大の特徴といっても過言ではないのが、この車端部に4席だけひょっこりと現れるクロスシートでしょう。8両編成のうち、先頭車を除いた中間の6両に設置されており、(泉岳寺を起点に考えると)2〜4号車は印旛日本医大・成田空港側、5〜7号車は品川・西馬込寄りに座席が向いています。
5〜7号車は一般席区画となっており、モケットも一般席と同じものが使われています。足元は開いているので、運良く乗り合わせればかなり快適に利用できます。
一方、2〜4号車のクロスシートは優先席区画として使われています。
優先席部分の表記のアップ。
優先席部分のつり革の様子。9100形のつり革は全て丸型のものが使われています。 フリースペース 車いすやベビーカー向けのフリースペースは両端の先頭車に設けられています。近年、国土交通省によって策定された「ベビーカーマーク」も貼られています。
で、そのフリースペースのアップ。元々貼られていた車いすマークと、後から貼られたベビーカーマーク、下地の色がそれぞれ違っているのですねぇ(笑)。 その他 天井の様子。最近ではあまり見かけなくなった丸型つり革がずらりと並んでいます。
ドアの様子。他の車両と比較して窓の上下幅がかなり広めにとられているほか、四隅が丸型になっているなど、妙に先進的なイメージのドアになっているのが特徴です。 |
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