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HOME > 鉄道・バス車内写真 > 私鉄 > 東京ディズニーランド「ディズニーリゾートライン」

東京ディズニーランド「ディズニーリゾートライン」 〜 2016年 ハロウィン特別内装

東京ディズニーリゾートの来園者を輸送するモノレールとして、2001年にデビューしたのがこの「ディズニーリゾートライン」です。 「リゾートライナー」という愛称がついており、駅構内の放送でも「まもなくリゾートライナーがまいります」というほどの徹底ぶり。ミッキーマウスの形をした窓など、パッと見では単なるアトラクションのようにも見えますが、鉄道事業法に基づいた、れっきとした「モノレール」なんですね。日々、多くの来園者を乗せて、ディズニーリゾートを循環しています。
写真はリゾートゲートウェイ・ステーションに入線するリゾートライナー。6両編成5本が在籍し、編成ごとにカラーが異なっています。このページでは、「夢の国」とも呼ばれるディズニーリゾートのモノレールの車内を、細部まで詳しく見ていくことにしましょう。

ついでなので青色編成の写真も紹介。こちらは2016年現在、東京ディズニーシーの開業15周年を記念したラッピングが施されています。
ディズニーリゾートライン、鉄道趣味の対象としては正直軽く見ていた、というのが本音ですが、こうやってちゃんと見てみると、意外と面白いのかなと思います(苦笑)。

車体側面の様子。窓は全てミッキーマウスの形をしているのはさすがディズニーのモノレールですねぇ。

車内

というわけで車内の様子です。私が取材した時は2016年10月、ちょうどハロウィンの時期ということもあって、車内はハロウィン一色に染まっています。以後、このページではハロウィン特別仕様の内装を見ていきます。
車内は見ての通り、ドア間はロングシートのような座席が展開しています。ロングシートとはいっても、ちょっとしたサロンのような独特な配列になっており、その点では一種のクロスシートともいえるなど、ロング・クロスのどちらに該当するのかよく分からない配置です(笑)。

比較用に最後尾車両の車内も。進行方向最後尾には、見ての通り写真奥にガイドキャスト(車掌)用の乗務員室が設けられています。

座席の様子。座席は中央部分が出っ張っており、ちょっとしたサロン席のような配置になっています。1サロン(と言っていいのか分かりませんが)に4〜5人は座ることができ、家族やグループでの利用に的を絞った座席になっているのが特徴です。
座席の掛け心地は、ディズニーリゾートラインとしての利用時間が長くてもせいぜい10分程度であることを考えれば特に不満はないものの、ややクッションが柔らかすぎな感があります。もっとも、通常のモノレールのような固い座席というのも、それはそれで「日常」を感じてしまいそうなだけに、これで良いということなのかもしれません(笑)。

出っ張っている部分のアップ。モケットは上にまで回り込んでおり、妙にゴージャスな仕様になっています。また、立ち上がる時の手かけとして、サロン間に手すりが設けられていますが…正直ここにあってもなぁといった感じで、実のところの使い勝手は正直今一つです。

座席下はこんな感じ。暖房装置はここにあるようですが、私が乗車した時はまだそこまで寒くなかったということもあってか稼働はしていませんでした。

車端部区画

続いて車端部区画を見ていきます。こちらはロングシートになっており、特に明確な区分けがあるわけではありませんが3〜4人程度が座れるようになっています。

で、そのロングシートの様子。手すりは最近E233系などでよく見かける曲線のものが採用されていますが、このリゾートライナーがデビューした2001年時代は、まだまだ「手すりは直線」が主流でした。今となってはすっかり見慣れた「曲線の手すり」ですが、当時としてはかなり先進的な設備を取り入れていた、ということでしょうか(笑)。

車端部には小型のショーケースが設けられており、東京ディズニーリゾートの公式ファンクラブ「ファンダフル・ディズニー」の紹介コーナーとして使用されています。定期的に“中身”は入れ替えられているようです。

3号車 フリースペース

※ リゾートライナーには特に号車番号が割り振られていないものの、当サイトでは便宜上3号車としています。

進行方向前寄りから3両目には、車いすやベビーカー利用者向けのフリースペースが設けられており、この部分のみロングシートが2人がけになっています。車いす固定用のベルトも設けられており、本格的な作りになっています。

ロングシートのアップ。通常のロングシートと比べて、手すりの形状が異なっているなどの違いがあります。
ちなみにこの区画、全く目立ちませんが、一応「優先席」となっており、座席の上部分、窓の右部分に小さくその旨の表記があります。ほとんど目立たないだけに、予備知識がなければ何も知らずにそのまま座ってしまいそうですが…(笑)。このリゾートラインに優先席の需要がどの程度あるのかは知りませんが、もう少し分かりやすい表記がなされてもいいような気はしますねぇ。

各駅のホームゲートにも、車いすマークが貼り付けられています。そういえば最近流行りのベビーカーマークは貼られていませんが、今後貼られる予定はあるのか気になるところです。

展望席

最前部車両には、見ての通り8名分の展望席が設けられています。リゾートライナー、昼間はかなりガラガラなことも多いのですが、このスポットはやはり人気のようで、いつ見てもほとんど席が埋まっています。
なお、この区画は緊急時など自動運転が使えない場合の運転台を兼ねており、何らかの理由でATOが故障した場合、天変地異の発生時、乗務員の訓練時などは写真右側が運転士の着席位置になります。この場合、展望席は封鎖され、一般の利用者の立ち入りが規制されます。

展望席の座席。運転席としての使用を考慮しているためか、背もたれはほぼ垂直、足元はかなり狭くなっており、お世辞にも「ゆったりくつろいで景色を見る」類の座席ではありません。

天井・つり革

天井の様子。空調は天井を2本貫くラインデリアから吹き出ており、車内全体にじわっと効いてくる感じです。中吊り広告もなく、天井はシンプルに放送用スピーカーだけということもあって、非常にシンプルな仕上がりです。

つり革の様子。ハロウィン仕様ということもあってミッキーマウスのつり革にも、かわいらしい魔法使いの帽子がかけられているのが特徴です。つり革としては正直握りにくいですが(笑)、そこはツッコんではいけないということなのでしょう。

ドア

乗降用ドアはこんな感じ。ドア上には路線図、案内表示などが備わります。

案内表示のアップ。デビュー当初は他の鉄道でも見かけるLEDパネルでしたが、近年交換されたようで、現在は表示部分に液晶モニタが使われているのが特徴です。表示内容はLED時代と同一ですが、こちらの方が字がより太く表示されるので、遠くからの視認性が上がった気がします。

おまけ

おまけでリゾートゲートウェイ・ステーション構内の様子を。私が取材した時は、車両のみならず駅構内もハロウィン一色でした。

撮影日時・場所

撮影日:2016年10月21日
撮影場所:東京ディズニーランド リゾートゲートウェイ・ステーション付近 車内

座席モケット

(↑) 座席

備考

※撮影にあたってはステーションキャスト(駅員)及びガイドキャスト(乗務員)の承諾を得た上で行っております。ご了承下さい。

※当サイトでは「東京ディズニーランド」という括りで紹介していますが、「ディズニーリゾートライン」は舞浜リゾートラインが経営、運行する路線です。

車両概説

デビュー年:2001年7月27日

JR京葉線舞浜駅から、東京ディズニーランド、ディズニーシー、各ホテルへ向かう利用客を輸送する目的で2001年7月に開業。車両は開業当時に新製されたものを一貫して使用している。
舞浜駅前のリゾートゲートウェイステーション駅から、東京ディズニーランド、同シーの各エントランス、オフィシャルホテルなどの最寄り駅であるベイサイドステーションを経由して舞浜駅前に戻る。列車は一定方向にしか運行されない。

列車は6両編成で、全てATOによる自動運転が行われている。運転士は乗務せず、ドア扱いなどを行う車掌のみが乗務する、いわゆる「逆ワンマン」運転が行われている。

車内はロングシートであるが、サロンのような座席配列や、ミッキーマウスの形をした吊り革、窓形状など、一般の鉄道車両とは一線を画すデザインが特徴。自動放送も行っているほか、走行中はディズニーのBGMが放送されるなど、徹底的に「ディズニー仕様」の車内になっている。最高速度は50km/h。

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