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817系近郊型電車
2001年に登場して以来、じわじわとその数を増やし、気づけばJR九州では鹿児島から博多までいろいろなところで見られるのがこの817系です。黒と銀色をメインにした車体はなかなかシックですね。車両によっては黒い全面がいい感じに土埃に汚れていたりする個体も存在するのはご愛嬌といったところでしょう。
車体の様子。基本的に帯がまかれるわけでもなく、シンプル・イズ・ザ・ベストといった感じの側面です。
行先表示板はLED史記に。サイズそのものはけっこう大きいのですが、行先表示のフォントがなにぶん細すぎるせいで、遠くからの視認性はイマイチではないかと思います。 普通車 というわけで車内の様子です。この写真は昼間に撮影していますが、ホワイト系の車内とあいまって非常に明るく見えます。JR九州は以前から何かと内装にこだわる会社で、車内の配色にも面白い組み合わせの配色を使うなどしているのですが、この817系はシンプルに白と木目と黒の3色でまとめられています。
座席の様子。要は転換クロスシートですが、その座席に木を使ってしまうというあたりにJR九州の「こだわり」が垣間見えます。また、座面と枕部分には本革が使われています。座り心地は、座面のクッションがやや薄すぎるためお尻がやや痛いのですが、クッションはかなり厚めで頭をもたれているとそれなりに快適です。
ドア脇の座席はこんな感じ。ちなみにこちらは優先席です。特に窓際の人は足元がやや狭くなりますが、こればかりは仕方ありませんね(笑)。
優先席であることは枕カバーに表記してあります。
ドア脇の様子。手前の木の仕切り版のようなものは、跳ね上げ式の座席で、平日の朝9時以降と休日は終日利用できます。
ドア脇の座席を展開してみました。手を放すと勝手に戻るタイプです。
握り棒はこんな感じで緩やかな曲線を描いています。 トイレ・フリースペース 熊本で活躍する817系2両編成の八代寄り先頭には、トイレとフリースペースがあります。こちらもなかなかこざっぱりとしたイメージです。
トイレの内部の様子。 その他の車内設備 運転席後ろは見ての通り、ごみ箱が設置されていますがなかなかおしゃれなデザインです。また、上のつり革は円形の棒に吊り革を丸く配置するという、妙に凝ったデザイン。なかなか見慣れないデザインですが、これはこれでおしゃれな感じがします。
そのアップ。つり革の数確保という、機能性の面もあるのかもしれませんが、それにしても機能性と見た目の美しさがよく両立できているのではないでしょうか。
運転席
おまけで運転席の様子。 |
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