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HOME > 鉄道・バス車内写真 > JR九州の在来線 > 811系

811系近郊型電車

九州の北に位置し、日本を代表する都市として名高い福岡や北九州を日々忙しく往復しているのがこの811系です。元々421系などが幅を利かせていた九州地域に1989年から投入され、以後JR九州の快速列車・普通列車を支えています。
写真は深夜の門司港駅に停車する811系。デビューした時が1989年というのもあってか、どちらかというとJR東日本や東海の211系などに近いものを感じる車体であるように思います。
現在は普通・快速など料金不要の列車を中心に導入されていますが、登場直後は「ひのくに」など急行列車にも導入された経歴を持つ車両です。

車体側面の様子。車体はステンレス製ですが、窓の形状など随所に211系の面影を感じてしまうのは関東在住の私だからなのでしょうか。今、JR九州の車体の定番となった「A-train」が定番ですが、811系はそれ以前の登場になります。

行先表示は種別と行先が分かれたものが使われています。この英語表記の書体がやけにおしゃれです。(笑)

普通車

というわけで車内の様子。車内は一部を除き全て転換クロスシートとなっています。また、つり革は登場当初はドア前部分のみにありましたが、後に座席前にも増設されています。青・紫と白をメインにした車内はかなり寒々しい印象です。

座席の様子。シートピッチは910mmで、普通列車にしてはかなりの設備水準です。また、座席モケットはよく見ると、紫のものと青のもの2種類あり、1人ずつ区分されています。
座り心地は固すぎず柔らかすぎずなので座り心地はいいです。ただ、写真前の座席を見ていただくと分かるように、座席と窓の配置は決して合ってはいません。景色を見たい方は念のため、始発駅などでよく確かめてから座ることをお勧めします…が、実際のところは窓のよく見える座席から順に埋まっていきます(笑)。

かわってこちらが優先席の様子。枕部分に「優先席」のカバーがかけられている以外は普通座席となんら変わりはありません。

優先席カバーのアップ。このデザインはJR九州全てで共通です。

小倉寄りの先頭車にはトイレがあります。 

座席の様子。トイレのそばにあるため、臭いがやや気になる区画です(笑)。

811系は元々、急行列車など指定席を連結する列車への導入も見据えて製造されたため、車内には座席種別の表示がいまだに残っています。なお、写真では「自由席」となっていますが、右側の部分に「指定席」の文字が隠れています。

天井の様子。照明にはカバーがかけられています。

その他

入口ドアの様子。このドアも211系の面影をちらちらと感じるような気がします(笑)。

HOME > 鉄道・バス車内写真 > JR九州の在来線 > 811系

撮影日時・場所

撮影日:2011年9月13日
撮影場所:門司港駅 車内

モケット

(↑) モケット1

(↑) モケット2

車両概説

デビュー年:1989年

福岡・北九州で通勤輸送に使用されてきた421系の置換用として1989年に登場。以後、1993年まで増備が続けられた。
車体はステンレス構造。車内は全席転換クロスシートとなっており、快速など長距離運用を見据えた設備となっている。また、臨時で急行列車などに用いることも想定し、車内には座席種別(指定席・自由席)を表示できるプレートがついているのが特徴。

現在は、鹿児島本線や門司港〜荒尾、日豊本線の小倉〜宇佐をメインに、普通列車や快速列車に使用されている。


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