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E233系5000番台「京葉線」
京葉線で使用されてきた201系、205系などの置換用として2010年に京葉線でデビューしたのがこのE233系5000番台です。真っ赤なラインカラーはなかなか似合っていると思います。
行先表示は他のE233系と同じ書式です。路線名は種別(各駅停車、快速)などの上に表示されるようになっています。
普通車 車内の様子です。車内は先に登場していた京浜東北線用の1000番台にほぼ準じた仕様になっており、特に5000番台ならではの仕様は見られません。
座席の様子。座席そのものはE231系で見られるものと同じモケットを使っているため、パッと見での目新しさがあまり感じられないのはやや残念なところです。なお、同一のモケットは東海道線用のE233系3000番台でも採用されています。
一番先頭部分の座席は、車体スペースの関係から4人がけになっています。これは、運転席を幅広く取って、衝突時に潰れる部分を大きくしてお客さんを守る、いわゆる「クラッシャブルゾーン」が拡大されたことによるものです。E233系では標準スタイルですが、初めて導入されたのは1994年登場のE217系までさかのぼることができます。
車端部は3人がけ。壁際にもくぼみがついており、一番壁寄りに座った人でもあまり圧迫感なく利用できるような配慮がなされています。 ハート形のつり手・つり革
さて、このところ京葉線でちょっとした“名物”になりつつあるのがこの「ペアになったハート形のつり革」です。ハート形をした青とピンクのかわいらしいつり革が二つ並んでおり、主にクリスマスやバレンタインなどの時期に、期間限定で取り付けられます。
座席を絡めて一枚。ハート形をしてはいるものの、つり革そのものの寸法は通常のものに揃えられています。
で、ハート形つり革のアップ。けっこう目立つデザインに見えますが、私が観察していた限りでは一般のお客さんはあまりつり革に気付いていなかった様子でした。
真正面から見るとこんな感じ。しっかりハート形をしているのがお分かりいただけるかと思います(笑)。 優先席区画 一部の車端部は見ての通り優先席区画となっています。優先席区画の化粧板(壁)はうっすら黄色がかっており、優先席であることを示していますが、この際もう少し分かりやすいカラーにしても良かったのではないかと思います。
座席の様子。手すりが一般席に比べて多いのを除けば、他の座席とモケット以外の差はありません。
1・10号車 フリースペース(一部6・7号車) 先頭車には車いすやベビーカー、子供連れの方向けのフリースペースがあります。ドア脇にある、車いすのロゴとベビーカーのマークが目印です。
フリースペース部分の様子。車内は特に他のE233系のフリースペースと異なる点は見受けられません。
フリースペースのアップ。
その他の車内設備 天井の様子。白と銀色を中心にまとめられており、シンプルな感じにまとまっています。特に他のE233系と違う点はなさそうです。
荷物棚の様子。他のE233系でもよく見かけるデザインです。
ドア上にはLCDモニターが装備されています。1000番台に準じた17インチのワイドモニターがついていますが、次駅表示の体裁は0番台や1000番台のそれと異なるものが使われています。 |
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