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HOME > 鉄道・バス車内写真 > JR東日本の在来線 > 701系5000番台 - 「田沢湖線」

701系5000番台 - 「田沢湖線」

数十分おきに東京からの「こまち」が通過する中で、1日数本ながら運行されている田沢湖線の普通列車に使われているのがこの701系1500番台です。新幹線のゲージでも走れる専用の車両(とはいっても車輪が対応しているだけでそれ以外の差は特に無し)のため、田沢湖線内(盛岡〜大曲)限定の運用となっています。写真を見ていただくと分かりますが、線路がビミョ〜に広いのが分かります。
私は田沢湖まで行く途中に初めて乗りましたが、乗ってしまえば何のことはない、ごく普通の701系でした(笑)。ただ、新幹線も通っている線路を走っているため、速くて安定した「走り」を楽しめました。速度のわりには揺れが少なかった…と思います(笑)。

田沢湖線はワンマン運用です。仙台や北東北の701系は多くがLED式の行先表示板に交換されていますが、この5000番台はいまだに幕式が健在です。

普通車

さて車内の様子です。車内はロングシートとセミクロスシートが千鳥配置で並ぶという、非常に珍しい構造をしています。観光客への配慮なのか分かりませんが、ロングシート側のセミクロスシートの向かい側部分に座ると、セミクロス席の人と頻繁に目が合って気まずいですね(笑)。

で、ロングシート部分。701系の座席は、首都圏育ちの私にとっては、JR東海の211系のようなバケットシートながら、袖(座席の一番端の仕切り)は209系のそれという、微妙に違和感を感じる光景です。座席そのものはやや固めで、詰め物もヘタっておらず、座り心地は悪くありません。

クロスシート部分。座り心地はまぁ悪くないのですが、背もたれはあまり高くなく、シートピッチもそれほど広いわけでもなく…、と、全体的な居住性はかなりイマイチなシロモノです。テーブルの類もないあたりから、長距離輸送は意識していないことが見て取れます。
もともとこの5000番台は運用区間が盛岡〜大曲、それも全区間通しの列車がほぼ皆無同然です。それゆえ、どうせ短距離しか走らないのなら、下手にテーブルなどを設置して車内にゴミを残していかれるよりは、何もつけない方がマシ、と考えたのかもしれません。窓枠部分に、ペットボトルなどが置けるような形にはなっていないあたりからも、この意図が読み取れると思います。

優先席の様子。JR東日本の優先席は、基本的にE217系のモケットの色違いが採用されていますが、701系5000番台ではかつての「シルバーシート」のモケットが今でも使われています。

車端部にはトイレと、車いす・ベビーカーの利用者向けのフリースペースのほか、ローカル線でよく見かけるゴミ箱も設置されています。車両と車両の間のドアが両開きなのも701系標準ですね。

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撮影日時・場所

撮影日:2010年8月22日
撮影場所:東北線 仙台駅 車内

車両概説

デビュー年:1997年

701系は、東北地区で運転されていた老朽車両・客車の置換えと、運用効率を高めるために開発された車両だ。車体などは209系に準じており、また足回りもほぼ209系と共通。だが、ローカル線での利用も含め、乗降扉は片側3つとなっていたり、寒冷地での運用が前提のため、半自動ドアであるなど、寒冷地仕様となっている。

座席配置はロングとセミクロスがあり、使用路線に最適なものが採用されている。編成も2〜4両と多彩で、ワンマン運転用の2・3両編成には運賃精算箱や値段表示板など、路線に応じたものとなっている。

番台は、奥羽本線に投入された基本型0番台、0番台の改良型100番台、1994年から東北本線などに投入された1000番台、715系置換の1500番台、田沢湖線用の5000番台などがあり、各線に応じて使い分けている。


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