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115系「中央・篠ノ井・信越線」(内装リニューアル車)
中央東線、篠ノ井線、信越線のいわば「主」として長年君臨し続けたのがこの115系です。さっぱりした水色と緑の塗装をまとって日々活躍しており、何だかんだ2010年代に入ってからも主力級の活躍をしてきました。
車体側面の様子。新しい車両でもすでに製造から30年近くになるものの、メンテナンスがしっかりされているためか波うちやサビも見られず、外装は思いのほかきれいです。もっとも、二段式の窓など車体のいたるところに「古めかしさ」を感じるデザインではありますが…(笑)。
行先表示はこんな感じです。窓の脇にある四角の部分は「雪切室」で、寒冷地や豪雪地帯に対応した115系ならではの仕様です。 普通車
というわけで車内の様子。信州地区の115系はその大半が内装のリニューアルを受けているものの、その工事を受けた時期が多岐に渡るため、細かいところまでいろいろ突っ込んでいけば実に多くのバリエーションがありますが、写真はその中でも「最もメジャー」なタイプの車内です。
ボックス席の様子。座席は台座を残して交換されており、座面も座りやすく成形されたものになっています。また、このアングルからだとやや分かりにくいですが、座席は上部に行くにつれ横幅が狭くなっています。
座席をよりアップで。座面もいわゆる「バケット構造」をしているのがお分かりいただけると思います。
ドア脇は2人がけです。ドア部分には透明の仕切りパネルが新たに設けられています。
この仕切りパネル、かなり目立ちにくいですが実はさりげなく花の絵があしらわれています。かなりきれいな柄ではあるものの、経年のためかこの絵もかなり薄くなってきているのが残念なところです。
車端部の座席はこんな感じ。115系の内装はもともと薄い緑色でしたが、リニューアルに伴い化粧板(車内の壁)も白っぽいものに交換されています。
座席の様子。座席は完全に新しいものになっており、どちらかというと固めの座り心地です。
一部区画は優先席となっています。座席とは関係ありませんが、優先席のつり革は一部分のみ黄色いものになっています。 その他の車内設備 天井の様子。こちらは特に手を加えられていないようで、つり革が三角形のものに交換されている以外は特段目につくところはありません。
網棚のアップ。文字通り「網」棚ですが、あまり見かけないタイプの網であるような気がします。なお、網棚の形状は車両によっていくつか種類があるようです(>>115系「中央・篠ノ井・信越線」(青モケット車)の項も併せてご覧ください)。
フリースペースとトイレ
直江津方の先頭車にはトイレが設けられているほか、内装更新工事に伴い、新たに車いすやベビーカーの方向けのフリースペースが設置されています。
フリースペースのアップ。単に座席を撤去するだけでなく、ヒーターや手すりの増設も行われています。
フリースペース向かい側にあるロングシートは優先席になっています。 ※以後、トイレ内部の写真が含まれます。予めご了承ください。
トイレ内部 トイレ内部の様子。こちらは特にリニューアルされているわけではないようで、昔ながらの銀色の便器が今も現役で頑張っています(笑)。 |
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