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クラブツーリズム「ロイヤルクルーザー四季の華 海」
クラブツーリズムが催行するバスツアーの中でも最も高級とされているのが、この「ロイヤルクルーザー 四季の華」です。このほか「風」号も存在し、内装などが異なっています。
都内の高級ホテルのエントランスに停まる「四季の華」。この塗装なら、ホテルの豪華な入口にもしっかりとマッチしているように思います。
車体側面の様子。Royal Cruiserのロゴや窓枠の塗装が全て金色なのもそうですが、タイヤのホイールまで金色になっておりこだわりが凄いです。
バスのエントランスの様子。こちらもステップは木目調のものが使われています。 車内 さて車内の様子です。車内は本革の座席が2+1で並んでいます。通常の観光バスでは、この車内に11列または12列の座席を配置できるのですが、このロイヤルクルーザーではそれを8列まで減らし、シートピッチを広げています。
2人がけ座席の様子。シートピッチ(前の座席との間隔)は970mmで、通常の観光バスが840mmであることを考えればかなりゆったりしています。見た目はかなりゴージャスですが、座面は革張りで身体が前にズルズルと滑りやすく、実のところの座り心地はそう大したものではありません。
で、こちらが1人がけの様子。フットレスト、レッグレストを全て展開すると、身体全体が座席によって支えられます。
座席の上にはブランケットとスリッパが備わります。このスリッパは茶色なのですが、床の木目調とマッチしてしまい、探すのに少し難儀しました。スリッパそのものは極めて上質なのですが、高齢の方の利用が多い以上、もう少し見つかりやすい色のスリッパにする必要があるように思います。
荷物棚下には補助照明が備わります。
カーテンはロール式。元々座席と窓の割もあっていませんが、カーテンの配置も座席とずれてしまっています。また、カーテンを下げるときは良くても上げる時には、いったん少し下に引っ張ると勝手に上がる方式なのですが、この「少し下に降ろす」のが難しく、どうも使いづらいです。いっそのこと普通のカーテンにしてしまった方がいいような気すらします。
各座席にはオーディオも完備しています。バスそのものは新車ですが、このオーディオの操作パネルは一昔前といった感じがします。こちらも特に暗い時はイヤホンの接続口が見つかりにくく、やや使いにくさを感じました。東海道新幹線のように、座席のひじ掛け部分につけるなどの改良がなされてもいい気がします。
イヤホンとオーディオのチャンネル表。イヤホンは低音、高音ともによく聴こえました。かなり良いものを使っているようです。 サニタリーブース 「四季の華」は全車、トイレを完備しています。
トイレの内部の様子。バスのトイレにしてはかなり広く、ありがちな「体を無理やりトイレの中に押し込める」といったことはせずとも、快適に利用できます。
手洗い台の様子。こちらも非常に清潔です。 車内サービス 「四季の華」を使ったバスツアーでは、一日一回車内での「カフェタイム」が設けられており、車内で淹れたてのコーヒーや緑茶を楽しむことができます。実際に私も利用してみましたが、普通の喫茶店やホテルのラウンジなどで出されるそれと全く遜色ない質でした。また、車内では季節のお茶菓子もサービスされます。
乗車記念品として、「四季の華」のロゴ入りのタオルと、いい匂いのするスプレー(部屋で散布するアレ)が配られます。
「四季の華」の参加者に配られるバッジ。こちらも専用のものが用意されていました。ちなみに持ち帰りも可能です。 運転席 運転席の様子。走り始めて5年が経過していますが、かなりきれいに保たれています。 おまけ おまけ。バスの窓はかなり大きく、景色をゆったりと見ることができます。
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